大切なものは大切

ネットの記事で、たくさんの子どもが「お金よりも大切なものがある」と考えている、というアンケート結果を読んだ。

子どもにお金の価値がわかるわけがないと思うんだけど。クイズみたいに教えられたことをそのまま答えただけなんじゃないかな。

しかし、お金よりも大切なものがあるって、本当にそうかなあ。
たとえば、お金で愛や幸福を買うことはできないが、逆に愛や幸福をお金に換えることもできないのだから、そもそも比較すること自体に無理があると思う。

わざわざ「お金よりも大切なものがある」 と教えるということは、お金を一番に考えている人がたくさんいるという前提があるからだ。

でも、昔はそうだったかもしれないけど、今はどうだろう。
むしろ、お金の大切さをきちんと理解できないまま大人になって、痛い目にあうケースが多いんじゃないかなという気がする。