今日は宝塚雪組『エリザベート~愛と死の輪舞~』を観劇。
開演前、東京宝塚劇場の前に、参院選の、レズビアン代表とかいう候補者の選挙カーがやってきて、「レズビアン!レズビアン!」と連呼していて笑ってしまった。
ふつう選挙カーって候補者名を連呼するけど、連呼すること自体が気持ちいいんだろうなー。
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わたしは大学に入ってから、通学途中にふらふらと寄り道しては歌舞伎や宝塚を観に行くようになった。
宝塚を最初に観たのが’96年のエリザベートの雪組の初演のときだった。
それから、エリザベートは、ガラコンサート、内野聖陽がトートをやった東宝版、月組の本公演と新人公演と、気がつけばもう6回も観ているが、やっぱり宝塚版が良いと思う。
ストーリーはそんなに好きではないのだけど、作品自体がほんとによく出来てるので、何度観ても面白い。(ちなみに『ベルサイユのばら』は一度も観たことがない。)
今回の水夏希のトートはニタニタしてキモチワルイ…じゃなくてあのそのえーと、キモカッコイイと言っておこう。白羽ゆりのエリザベートは、客観的に見たらわがまま放題なのに本人は心が束縛されてると言い張っていて、ある意味、今まで観た中で一番ロック魂を感じた(笑)。尾崎豊っぽい「この支配からの卒業~」。「愛と死の輪舞」っていうより「愛と死のガチンコ対決!」みたいなヤンキーテイストで、面白かったっス。