雑用のパワー

わたしはタバコは吸わないが、毎日コーヒーをがぶ飲みするので、ときどき歯医者さんで歯をクリーニングしてもらう。(関係ないけど、去年NYの人たちと一緒に撮った写真ををあとから見て、ニューヨーカーの歯のきれいさにびっくりした)

それで、今日は歯医者さんに行った。
ずっと忙しかったので半年以上も行けなかったのだが、その間に、院内のインテリアの趣味がガラリと変わっていて驚いた。
まず入り口に大げさな電飾があって、待合室の椅子がソファになって、治療室にも、ところせましとステンドグラスのランプシェードが置かれ、ティッシュの箱カバーやら膝掛けの柄がいちいちクドめになっていた。
改装や模様替えというほどではないのだが、こまかく全然違う。
BGMも、軽めの映画音楽からクラシックに変わっていた。

治療のあとにおしぼりが出たりして、けしてイヤな感じではないのだが、なんかいろいろあったんだろうなあー、とついつい思いたくなるような変化だ。
単に雑用を仕切る人が変わっただけかもしれないけど、演出ってこういうことなんだなというか、雑用のパワーってすごいなと思った。