きょうは、大学時代に入ってた美術サークル「パレットクラブ」(同名のイラスト学校があるが、それとはまったく別の、伝統あるサークルで、どのくらい伝統があるかというと、最初の顧問があの福沢先生だったとかいう話)の同期たちと表参道のしゃれたお蕎麦屋さんでランチ。
わたしは1年だけでやめてしまったので、みんなと会うのはじつに12年ぶりくらい。
他の人たちも卒業以来ほとんど会ってなかったらしく、当然よく覚えていないし、共通の話題もない。かといって思い出話をするでもなく、あたりさわりのない話をして、大人9名+子供2名でダラダラと、けっこう楽しく過ごした。
でも、そうだった、もともとこんなようなサークルだったのだ。みんなヒマなくせに、ほとんど絵なんか描かなかったし、なんか議論したりとかそんなことももちろんなく、ただ集まってぼーっとしていた。絵ってひとりで描くものだからなのか、まとまりというものがまったくなかった。
それでもなぜか妙にキラキラした印象が残ってるけど…。
その後、同期のうち3人が絵描きになり、他にも、今でも絵を描いてる人も多いようだ。
今、こうして集まれるというのは、だいぶ大人になったんだなあという感じがする。
こういう未来は想像もしてなかったなあ。