ルテアトル銀座で、舞台「斎藤幸子」を観た。招待券をもらったので。
偶然、先月観た「EVIL DEAD THE MUSICAL」と同じ河原雅彦の演出だけど、鈴木聡のウェルメイドな脚本のおかげか、座組のせいか、今回のほうが良かった。
ハイレグジーザス時代の印象が強いからか、な~んか違和感あるけどね。。。
劇場が大きすぎたので、シアタートップスでの初演はもっと面白かったのかも。
ストーリーの舞台は月島で、二幕の頭にもんじゃ焼きの焼き方講座があった。バブル時代くらいの少し古い話みたいな雰囲気だったけど、現代の設定なのかな?
でも、すべての登場人物が最終的に落ちつくとこに落ちつくイイ話で、こぎれいにまとまってたので、金八先生とかが好きな人にはおすすめ。
主演の斉藤由貴の女子高生役は、いくら元アイドルだからって、ちょっとね。。。
演劇だからor女優だから、年齢も超えられるっていうのは、幻想だと思う。男性がお姫さまやったりするのが前提の、歌舞伎とかとは違うし。
たとえうまく化けてたとしても、いちいちその化けっぷりに感心してたりすると、その芝居の本筋がよくわからなくなっちゃうし。商業演劇って、そういうの多いよなー。
それにしても、折り込みのチラシがものすごい分量だった。不景気だと芝居の上演数は増えるものなのだろうか。
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終演後は、月島に移動。「斎藤幸子」のポスターがあちこちに貼られていたが、もんじゃストリートの表通りはすごくきれいで、劇中の月島とは全然違った。
裏路地をうろうろして、適当にもんじゃ焼き屋さんに入った。美味しかったけど、エアコンが全く効いてなくて、全身がもんじゃ臭くなった。