歌舞伎座にサヨナラ(2)

きょうも、歌舞伎座で行列。第二部の、三人吉三巴白波と藤娘が観たくて。

でもきょうは暖かくてお花見日和だからか、昨日よりは列も短かめだった。
行列のなかには外国人観光客がけっこうたくさんいて、なにもわざわざ今月並ばんでも、、、とは思ったけど。
三階席の一番後ろの列に、ツアーの外国人がずらっと並んでたのが、藤娘の前の休憩でみんな出てっちゃって、空いた席がもったいなかった。
三人吉三は豪華キャストだったし、見た目も綺麗だけど、動きは少ないし、あの名ゼリフとか、外人にわかるわけないよなー。藤娘のほうが踊りだからわかりやすそうなのに。。。しかたないけど。ああでもこんな面白いのがわかんないなんて可哀想なことだ。

わたしは坂田藤十郎さんの藤娘をみるのは初めて(山城屋って屋号はまだ慣れないなあ)。
あの大輪の花のような方の藤娘ってどんな感じなんだろうと思ってた。なんかもっとエロい感じなのかなと思ったらそうでもなく、健康的で明るい印象で、酔っぱらうところとか、とってもキュートだった。背景がクリーム色だったのもあって、太陽みたいな黄色のオーラがみえた。
それは藤の精のイメージとはちょっと違うような気もするけど、黄色と藤色の組み合わせはすてきだなあと思った。