お知らせ」カテゴリーアーカイブ

怪異伝説ダレカラキイタ?6 職員室の怪談

怪ダレ6、本日発売です。
相変わらず怖くて、原稿読みながら、後ろを振り返れなくなったりしてました。
今回は、ちょっと切なくて胸キュンなお話が入ってるのが特徴のような気が。
いつもより大きな挿絵が多くて大変でした。

怪異伝説ダレカラキイタ?〈6〉職員室の怪談 (怪異伝説ダレカラキイタ? 6)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2011/11
  • メディア: 単行本

ちょうど一週間後、30日からの個展では、怪ダレシリーズの挿絵の中から気に入ってるものをパネルにして展示します。
いやあ、たくさん描いたねえ。。。

『オルゴォル』の挿絵も同じようにパネル展示します。
連載してたのは2~3年も前になるんだけど、個展をするのも五年ぶりだし、今後展示する機会もなさそうなので。
ずらりと並べてみると、まあはっきりいってヘタクソだし、反省点も多いんだけど、主人公の気持ちの流れだけはちゃんと表現できてたような気がします。
装幀用に制作した主人公ハヤトの像も展示する予定です。

個展のお知らせ

岩清水さやか個展 あの子の世界の果て
渋谷・大盛堂書店 3F イベントスペース
2011.11.30(水)~12.12(月)12:00~20:00(会期中無休、入場無料)

なんと5年ぶりの個展になります。
壁一面を使ったイラストと、オブジェを組み合わせて、インスタレーションを制作します。
店内階段踊り場にて、11月発売の「怪異伝説ダレカラキイタ?6 職員室の怪談」(加藤一著、あかね書房)最新刊フェアも開催。
会期中は会場に仕事場を移して、お絵描きしながらお待ちしています。

今回のテーマは、この地面、この場所からふわりと浮かんで、ジャングル、海、山、無人島、洞窟、空、宇宙、、、不思議なこの世界の果てのどこまでもどこまでも、気ままに、自由に飛んでいきたい、という願いです。
この世界はいつもあらゆる危険やおそろしいことに満ちていて、最後まで生命を全うするのは奇跡的なことです。世界中のどこに逃げたとしても絶対に安全な場 所なんてどこにもありません。歴史的にもずっとそうだったし、たぶんこれからも変わらないんじゃないかなと思います。
結局は、運命に身をまかせ、地面に足を踏みしめて生きていくしかできないけれど、それはほんとにしんどいことなので、せめて絵空事の世界で、ちょっとくら いはこの重力から解放されたい。空を自由に飛びまわりたい。
絵の中に入り込んでみたいけど、なかなかそうもいかないので、とりあえず物理的に絵に包まれてみよう、と思ったのです。 ようするに、自分の欲望のまま、やりたい放題やってみたということです。わたしは幸せ者です。

***

展示期間中、いろんなイベントも計画中!

12/3(土)18:00~21:00 怪ダレナイト・夜の学級会
ゲストに加藤一さんをお招きしてのトークライブです。
怪談先生たち(怪ダレ執筆陣)に、とっておきのこわい授業をしていただきます。つまり、わたしが生徒役ということですね(本気でこわいんですけど。。。)
生徒になりたい方、募集中です!

12/3(土)、6(火)、9(金)ミスしゃっくり出没!
ミスしゃっくり(小心ズ)が絵の世界に入りこんでパフォーマンスを繰り広げます。
小心ズさんは、世界じゅうを旅しながら、演劇祭などでパフォーマンスしています。今回は、わたしの絵を舞台装置に、ショーを披露していただきます!すごい!

12/9(金)19:00~21:00 星舟庭ナイト
わたしも参加するバンド「星舟庭」の即興ライブ。音を使って自由に遊びます。 星舟庭と一緒に新しい曲を作りましょう!

大盛堂書店
〒150-0042 渋谷区宇田川町22-1 TEL 03-5784-4900
渋谷駅徒歩1分(センター街入り口) 営業時間10:30~21:00

***

渋谷のど真ん中の本屋さんで、個展をすることになりました!3階にあるイベントスペースを、きれいにリニューアルしての最初の展示ということで、絨緞よごさないように気をつけなきゃ。。。

でもイラスト専門のギャラリーとは違うし、通りすがりのお客様もいる場所なので、ふつうに額に入れたイラストを飾るんじゃ物足りない!ということで、壁画のような、インスタレーションのようなものを作ってみたいと思います。(ちょうど2年前に描いた、南越谷での店舗内装の壁画の反省を生かしつつ。。。)

なにしろ本屋さんなので、わたしが装幀画などを担当した本も置いていただきます。『怪ダレ』の挿絵や、『オルゴォル』の新聞挿絵&装幀用オブジェも展示します。
今年の1~4月にロサンゼルスでのグループ展に出展したイラストなども展示します。

さらに、いろんなイベントもあります。
気がつけばあと一ヶ月しかなくて、もう目が回りそうですが、が、がんばりますので、よろしかったらぜひぜひ遊びに来てください!!!

むこうがわ行きの切符

新刊のお知らせです。
小浜ユリさん著『むこうがわ行きの切符』の挿絵とカバー絵を描きました。今日あたり、ポプラ社さんから発売になります。

「むこうがわ」という言葉がキーワードになった、ちょっと不思議なお話で、小学校中学年か高学年向きだと思います。わたしはゲラ読みながら泣いてしまいました。
今回は怪談ではありません、という依頼だったのですが、じつはかなり怖い話も入っています。

カバーの絵は、いままでやったことがないパターンのなので(人物と背景が別々の絵になっているところが)けっこう苦労しました。。。

むこうがわ行きの切符 (ノベルズ・エクスプレス)

むこうがわ行きの切符 (ノベルズ・エクスプレス)

    • 作者: 小浜ユリ
    • 出版社/メーカー: ポプラ社
    • 発売日: 2011/09/10
  • メディア: 単行本

ミュージックナイト blanClass+night at「新・港村」

星舟庭は、先週末、箱根にバンド合宿にでかけて、草やら虫やらにまみれながら、曲やら映像やら写真やら、たくさん作ってきました。

で、9/24(土)に、またイベントに参加します。会場の「新・港村」は、現在開催中の横浜トリエンナーレの連携プログラムで、横浜港にある巨大なスペース「新港ピア」内に、村を作ってしまおうという試み。自給自足体勢で、発電も自前でやってるらしいです。
22日に下見に行ったときは、まだ中のブースや展示物はつくりかけで、なにかの工事やら、演劇の練習やらをあちこちでやっているカオスな状態でした。

ミュージックナイトは、6月にライブをさせていただいたブランクラスさんの企画で、音楽がらみでいろんな面白そうなことをやっている4組によるライブ。入り口入ってすぐの「スーパースクール」というブースで(たぶん)やります。あんまり音楽向きの空間ではないけど、どうにかできないものか思案中。
最寄り駅はみなとみらい線・馬車道駅です。

開場19 : 00 開演19 : 30 一般:1,500 円 / 学生:1,300 円

[カウンターポイント] 外島 貴幸  Takayuki Toshima
1980年東京都生まれ。2004年BゼミLearning System修了。笑いを軸に、マンガやテクストなどを用いた探求と実践。1つのテクストが論理構造を保ちながら次々と変換され続ける「Inventionのための23のvariations」を2008年「Hatena Arenicora」(GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE)で発表。2009年からテクストとマンガをつかった作品を制作。2010年落語「あたま山」をもとに制作した「頭山変奏曲」をblanClassで発表。

[クラゲにもらったカケラ] 星舟庭 Hoshi Fune Niwa
メンバー、原田 靖子、岩清水 さやか、大鹿 智子によって2010年に結成。同年、両国アートトレイスギャラリー、桃園会館虫フェス、ホームパーティ、などで演奏。空間に合わせてオーダーメイドのパフォーマンスを提供するアコースティックな音と朗読のユニット。おしゃべりする音の重なりがヒューモアな感覚をくすぐる。星舟庭名曲アルバム、映像ライブ、制作進行中。

[芭蕉ドキュメント(仮)] 安野 太郎 Taro Yasuno/作曲家
1979年東京生まれ、ブラジル人と日本人のハーフ。12歳から音楽に目覚め、15歳からその道を志す。東京音楽大学作曲科卒業、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。ドヤ街生活を経て、横浜に拠点を置き活動中。内外での作品発表歴多数。代表作に人間が世界をどのようにして見ているかに注目した『音楽映画』シリーズ、吹奏楽器の指使いに全く新しい考え方で挑んだビット運指法による一連の作品、等がある。現在、東京藝術大学音楽環境創造科教育研究助手。

[ソフトノイズ] low-tec(開発 好明・高安 利明)
2000年結成。Bゼミの開発好明、栗原元とのトークショーにゲストとして高安利明に音楽を依頼したのをきっかけに、本格的に第一回大地の芸術祭にて活動をスタート。毎年数回の演奏活動を行う。作曲担当の高安とパフォーマンスを中心とした演奏をする開発好明とのユニット「 low-tec」あらため「”_t(k y)t_”」。身近にある素材や音源を使い、音を楽しむ事主軸に様々アプローチからの音楽を制作している。2004年スーパーデラックスにてライブ。2008年府中市美術館、国立新美術館ほか多数で演奏を行う。+night出演は、[ノイズ音響パフォーマンス](2010年5月22日)。

ブランクラスのページ http://blanclass.com/_night/archives/6291
新・港村のサイト http://shinminatomura.com/

星舟庭WS&ライブ 線は奏でる

6/25に、横浜にあるアートスペース「ブランクラス」にて、わたしが参加している不思議バンド、星舟庭のワークショップ&ライブをやります。
身の回りのものをじっと見たり、物音に耳を澄ますことからはじめます。よかったらぜひあそびにきてください。

ワークショップ&ライブ [線は奏でる:Not Well Tempered Line]

個々人のストロークは既にオリジナリティを発現しています。
ダンスをするような気持ちで線を描く、価値判断しない、意識を外に向ける、右脳感覚を刺激する、を目指します。後半は皆で音のゲームをします。

私が、まだ髪の毛をふたつに結んでいるような子供の頃、地球からの強制移動が始まりました。一時的な滞在の予定でしたが、メモリコードの間違いで私と妹は、パパとママと別の便に乗せられ、離ればなれになりました。宇宙船から降りる前には、眼をすっぽりとおおう、オレンジ色のカプセルをはめられ、変わった形の器具をのどの奥深くに移植されました。喋ろうとすると、それに声帯の振動が伝って、信号音となってでてくるのです。赤い惑星には夜がなく、大気の熱のせいですべてが、歪んで見えました。間近の巨大な太陽も、情けないように踊っています。私たちは、オレンジ色の歪んだ町を歩きまわりました。とはいっても

道があるわけではなく、幾重にも次元区分された蜂の巣のような町でした。あるときに私たちは見晴らしのいいドームのてっぺんに座り、覚えたての信号音で両親のことを話しました。すると妹が泣き出しそうにするので、よく、ママが口ずさんでいた『それにもかかわらずわたしたちは恋をする』というアリアを、歌って聞かせました。歌は変換器をとおって、キューキューと、赤い空に響き渡りました。

日程:6月25日(土)
開場:17:00
開演:18:00~19:30 ワークショップ:右脳のための直感クロッキーと音遊び
19:30~20:00 星舟庭(hoshifuneniwa)演奏ライブ(その後、休憩とインタビュー)
一般:1,200円/学生:1,000円(画材込)

★お手持ちの小楽器がございましたら、ご持参ください。

星舟庭 HOSHIFUNENIWA(メンバー:原田 靖子/岩清水さやか/大鹿 智子)
2010年に結成。同年、両国アートトレイスギャラリー、桃園会館虫フェス、ホームパーティ、などで演奏。空間に合わせてオーダーメイドのパフォーマンスを提供するアコースティックな音と朗読のユニット。おしゃべりする音の重なりがヒューモアな感覚をくすぐる。星舟庭名曲アルバム、映像ライブ、制作進行中。

★星舟庭PV

★USTREAMにて+night(イベント+公開インタビュー)生放送されます。

★アクセス
京浜急行[井土ケ谷駅](横浜駅から下り普通で5つ目)改札を出て正面の信号をわたってすぐを左折1つ目の交差点を右折、2つ目の角を左折三井のリパークの後ろの白いblanClassの看板がある細い段々の路地を上がって右の建物の2階

image

Magical Girls

4/1からLAではじまる展示「Magical Girls」の絵、いま描いてます。締め切りすぎてやっとエンジンがかかった(まだ間に合う)。
題材はクリィミーマミに決めた。どうか、魔法が起こりますように。。。
予定通り、初日にLAでライブペイントやります。日本を応援してくれている向こうの友人たちに挨拶してきます。

グループ展『Magical Girls: Art Inspired by Shojo Manga』(ロサンゼルス、Meltdown Comics)
蛯原あきら/今井 杏/ちくわエミル/eimi/フーコ/森 宏/hipBORNtwin/
玉石佳世/Marrontic/Mayumi/Miri/青山奈々(Marie)/Nico/Ogawa Keiko/Ra’yka/岩清水さやか/真珠子/Tammy/高橋由季/内山ユニコ ほか

***

また、19日からロサンゼルス「JapanLA」 で急遽行われるチャリティ展示『”#PrayForJapan” Art Fundraiser Exhibition』に出展します。わたしの作品はすでに終了した別の展示のために向こうに送ったものです。世界中の作家さんが参加を表明されています。売上は赤十字に寄付されます。

いろはCarta展

『いろはCarta展』(外苑前、ギャラリー・ダズル)に出展します。

1月25日(火)~2月6日(日)12:00~19:00(月曜休廊、最終日17:00まで)

青木カナ/あさみいこ/あす/池田八惠子/いけべけんいち。/出雲遊/板橋史子/市川令子/伊藤さちこ/岩清水さやか/イワタニシューコ/上路ナオ子/うつみちはる/大窪洋子/大場綾/片山なのあ/金子正美/かぶらぎみなこ/カワナカユカリ/木波本洋子/クボ桂汰/くぼたたま/上坂じゅりこ/小鹿あきこ/小牧真子/小松容子/佐伯朋子/佐々木一澄/ササキエリ/サトウコウタ/佐藤桂輔/さわたせり/さわだりえ/志佐なおこ/清水智子/JUN OSON/たかぎ*のぶこ/高木はるみ/坪井樹里/tent/友田シトウ/名取あき/根津あやぼ/ハラシマアツコ/真昼/まゆみん/みやかわさとこ/由女

LA展示について

今年はロサンゼルスでいくつか展示に参加します。

あちらのキュレーターのCaroさんが、ブログでわたしのことを紹介してくれました。(いきなり彫刻からというのにはちょっと驚いたけど)
主に12/19のわたしの日記が元ネタになっているようですが、英語のほうが端的でわかりやすいかも。arigato!!
うーん、アメリカにあの子を抱えて連れて行きたいなあ。。。
発泡スチロールだから軽いんだけど、わたしと同じ身長で、かさ張るんだよね~

グループ展「What is Q?」(1/29~ Q POP shop and gallery、ロサンゼルス)
今井 杏/eimi/森 宏/玉石佳世/Marrontic/青山奈々(Marie)/Nico/
Ogawa Keiko/Ra’yka/岩清水さやか/真珠子/Tammy/高橋由季

グループ展「Real Japanese Kawaii」(2/5~3/2 GIANT ROBOT、サンフランシスコ)
eimi/森 宏/玉石佳世/Marrontic/青山奈々(Marie)/Nico/
Ogawa Keiko/Ra’yka/岩清水さやか/真珠子/Tammy/高橋由季

人生相談始めました

えーと、わたしが人生相談を始めたのではなく、カバー絵を描いた本の題名です。
自己啓発書みたいな題名ですが、ミステリーですのでお間違えなく!

昨日が発売日だったみたいです。PHP研究所刊、著者は蒼井上鷹さん。
蒼井さんの小説推理でのデビュー作の挿絵を描いたのがたしか2004年で、わたしもそのころはまだイラストの仕事を始めたばっかりだったので、いま当時の絵を見るとなんというかもう真っ青という感じなのですが。。。

昨年WEB文蔵さんでの連載時に挿絵を担当したのを気に入っていただいたようで、中心の人物(モーさん)の絵はほとんどそのままで、背景を付け足しました。
WEB用の絵は小さいので、目立つように、意識的にシンプル&強い色で描いたら、オレンジと黒のシマシマが面白いということで、装幀にも活かしていただきました。
なんだか難しい色合いだったようで、デザイナーさんがかなり苦労されたそうです。
帯がそのままバーのカウンターになってたりするのも、楽しいですね~。

人生相談始めました

人生相談始めました

  • 作者: 蒼井上鷹
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2010/11/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

カワイイとコワイのあいだ

さてと、明日は11時~14時、渋谷マルイシティでライブペインティングです。

なんでかわかんないけど、絵を描いてるのを見るのが好きな人って多いみたいで、小学生の時とか、よく休み時間に絵を描いてるとまわりに人だかりができた。
だから絵描きの人はだいたいこういう状況には慣れてるんじゃないかなと思うし、わたしも人前で描くこと自体はべつに平気なんだけど、いつもみたいに描いても、地味~な作業なので、見てもそんなに面白くないだろうし、時間もたったの3時間なので、絵を描き込むというよりは、パフォーマンスかな。
できればパフォーマンスとして、ちゃんと面白くやりたいんだけど、パフォーマーとしては素人なので、どうなることやら。
イラストレーターの職分からは離れますけど、まあ、固いこと言わずに。。。
しかしまだなに描くか決めてないや。どうしよう。

でもいま思いだしたけど、そういえば昔、渋谷のスペイン坂あたりで壁に絵を描く人にあこがれてたなー。明日はスペイン坂じゃなくてマルイだし、壁じゃなくて柱だけど。。。

共演の真珠子さん・玉石佳世さん・今井杏さんの描くとこをわたしも見たいんだけど、自分も描きながらだとなかなかちゃんとは見られないかもなあ。。。うーむ
とりあえず明日、お天気が良いといいなあ。

でも渋谷芸術祭ってなんだかけっこう規模の大きいお祭りみたいで、びっくり。

SHIBUYA GIRLS POPオリジナル・ポストカードも、明日から23日まで、渋谷のあちこちで無料配布します。
カード4枚集めると、缶バッジとか、グッズももらえるみたいですよ。太っ腹~
前にお知らせしたのとは配布場所が変更になってますのでご注意!
大盛堂書店、マルイシティ、PARCO内 LCAFE、渋谷エクセルホテル東急内 エスタシオンカフェ、渋谷東急イン内 HUSH HUSH、青山学院アスタジオ、イタリアーノ タロス です。

でもわたしのカードはマルイシティだから、まちがえる心配はないとおもいます。
今回は、わたしの中ではかなりカワイイ寄りの絵を、全力で描きました。
クリスマスカードです。やっぱり時季的に、街でもらったらうれしいかなーと。
ぜひぜひ手に入れて、誰かにメッセージを贈ってください。

先日、他のイラストレーターさんたちともごあいさつしましたが、SHIBUYA GIRLS POPのイラストレーターさんは、絵もすごいけど、なんというかみなさん、バイタリティというか、妙な迫力がある。このなかにまぜていただけるなんてすごく光栄だなあ~と思いました。ほんとに。

そしてそして、『怪ダレ5 悪霊の教科書』本日発売です!
まだアマゾンには画像が出てないし、わたしの名前もなんでか出てないけど、、、今年の夏は、あの猛暑の中、どっぷり怪談漬けになってました。
怪談本も、もう5冊目なんで、いままでの反省点やらなにやら全部活かして、絵の形とかレイアウトまで意見を取り入れていただいたりして、自分でもかなり納得のいく仕上がりになってます。

表紙なんか、魔除けになりそうな怖さです。
大人も子供もみんなで楽しめますので、ぜひ一家に一冊どうぞ!!

怪異伝説ダレカラキイタ?〈5〉悪霊の教科書 (怪異伝説ダレカラキイタ? 5)

怪異伝説ダレカラキイタ?〈5〉悪霊の教科書 (怪異伝説ダレカラキイタ? 5)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2010/11
  • メディア: 単行本

イベントお知らせ

いくつかイベントのお知らせをば。

◎その1
10/30~31に、有楽町・交通会館12階イベントホールで開かれる、「Young Artists Japan」というイベントに参加します。
初参加なので様子がわからないのですが、小規模なGEISAIみたいなものかなと思います。
ときどき仕事に関係なく、好き勝手に大きな絵やオブジェを作りたくなることがあり、個展などを開くのは面倒なので、こういうお祭り的なイベントに出展しています。
今回は「世界とわたしとをつなぐひとすじの蜘蛛の糸」をテーマに、襖くらいの大きさの絵を3つと、小さなオブジェをひとつ、必死こいて制作しています。
入場料500円です。もしなにか銀座に用事があれば、ついでにぜひお立ち寄りください。

◎その2
11/1~1/31まで、渋谷エクセルホテル東急さんのレディースフロアの客室を、17名のイラストレーターの作品で演出する、というイベントにまぜていただきました。
日本の女性のみならず外国からのお客様にも、渋谷のカワイイ文化を発信したいとのこと。
わたしの絵は可愛くはないと思うんですが、そういうのがまぎれてるのもまた渋谷的(?)

レディスフロア『SHIBUYA KAWAII STAY』
期間: 2010年11月1日(月)~ 2011年1月31日(月)
内容: 1泊朝食付き(税金・サービス料込)
対象者: 女性
料金: レディスシングル お一人さま 17,000円より(税金・サービス料・宿泊税込)
レディスツイン(2名利用時) お一人さま 13,000円より(税金・サービス料・宿泊税込)
参加イラストレーター:TAMMY、NICO、玉石佳世、茉莉枝、hipBORNtwin、Ra’yka、蛯原あきら、OGAWA KEIKO、内山ユニコ、今井 杏、miri、高橋由季、岩清水さやか、micca、eimi、さとうれいな、真珠子
連絡先:03-5457-0109(代)
協力:渋谷文化プロジェクト SHIBUYA GIRLS POP

渋谷芸術祭『KAWAII ライブペインティング』
11/20(土)11:00~14:00 渋谷マルイシティ1F店頭にて
土曜日の渋谷のド真ん中で、通りすがりのギャルたちのさらしものになります。それにしても人が絵を描くところを見ていったいなにが面白いんでしょうね???
共演は、真珠子さん・今井杏さん・玉石佳世さんという豪華な顔ぶれです。

また、11/20~23まで、『KAWAII ポストカードコレクション』として、渋谷近辺のお店やカフェで、8名のイラストレーターのポストカードが無料配布されます。スタンプラリーみたいに4枚集めると、なにやらグッズをもらえるそうです。
イラストレーターは、真珠子さん・今井杏さん・茉莉枝さん・玉石佳世さん・eimiさん・Ra’ykaさん・内山ユニコさん、それにわたし。
お店は、大盛堂書店、Lcafe、エスタシオンカフェ、DUBLINERS’CAFE、エクセルシオールカフェ(宮益坂)、ロクシタンカフェ、羽當です。(お買いものしたり飲食したりしなくても、お店に行けばカードもらえるらしいです)
ポストカード、グッズは無くなりしだい終了なので、お早めにどうぞ。

◎その3・おまけ
最近、「星舟庭(ほしふねにわ)」というバンド(?)をはじめました。
メンバーは、イラストレーターの大鹿智子さん、パイプオルガン奏者の原田靖子さん。
楽器はおもちゃのピアノとかどっかの民族楽器とか奇妙な笛とかで、演奏はすべて即興、一般的に知られているバンドで一番似ているのは「ブレーメンの音楽隊」かなあと。。。
それがなぜか『虫フェス』という昆虫食イベントによばれてちょこっと演奏することに(!)

11/6(土)17:30~ 中野桃園会館、入場料1500円です。星舟庭のパフォーマンスは、ときどきすごく面白いこともあるのですが、、、えー、、、
それよりも、昆虫食に興味がある方はこの機会にぜひ!(ってすごくハードル高いですね)
ちなみにわたしはまだ虫は食べたことないんですけどね。。。むー

ライク・ア・ローリング・ストーン!

『オルゴォル』

新聞連載の挿絵を描きはじめたのが一昨年の2月か3月頃だったのですが、長い長い旅路をへて、ついに単行本が発売になりました。

日記にも何度か書きましたが、わたしは装幀の写真に写っている、主人公ハヤトの彫刻(編集さん曰く、朱川さんに似てるらしい)を作りました。

きょう見本を受け取ったのですが、先日PDFで見本を見せていただいたのよりもずっと手触りがあっていい雰囲気に仕上がっていて、すごくうれしかったです。
装幀は絵描きのものではなく、デザイナーさんのものだと思っているので、いつも素材をお渡ししてしまったらあとはすべておまかせなのですが、素敵な出来上がりの本が届くと、やっぱりほんとに感激してしまいます。

この写真は、京都の叡山電鉄さんの車内で、ゲリラ的に撮影されたものです。
もちろん許可は取ってましたが、当日まで本当に撮影できるか不安だったとか。合成とかじゃなく、実際に走っている電車内で撮った気合いがみどころです。

オルゴォル

  • 作者: 朱川湊人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

このごろ忙しくて日記なかなか書けないんですが、とりいそぎ!

星舟庭初ライブ

あす30日18時から、両国アートトレイスギャラリーで、バンド「星舟庭」のライブやります。
イラストレーターの大鹿智子さんと、パイプオルガン奏者の原田靖子さんと、わたしの3人組です。
楽器は、おもちゃのピアノ、ピアニカ、スペインの笛、カリンバ、クラベス、鉄琴、太鼓、マラカス、カズーなど。
曲目は「カッパ」「いるか」「弱法師」ほか。
演奏はすべて即興です。海のように心のひろーい方、遊びにきてください。

『オルゴォル』オブジェと挿絵

去年新聞で挿絵を連載させていただいた、朱川湊人さんの小説『オルゴォル』の、単行本がこの秋(発売日は未定)に講談社さんから出版されます。

それで、その装幀に、主人公の等身大オブジェの写真を使うことになって、5月ころに制作して、撮影がどうこうと大騒ぎしていたのはそれなんですが、まだ秘密なのかなと思ってたら、編集者さんにブログで紹介していいと言われました。

それで、ホームページに、オブジェの制作過程の写真をスライドショーにしたものと、新聞連載時の挿絵のスライドショーをアップしてみました。

挿絵は全部で246回ぶんもあって、最初のころと最後では絵がけっこう違ってるし、連載中は〆切ギリギリで慌てて描いているので、やっぱり手直しする必要があって、一気には公開できないので、今回は第1回から第30回までだけ。
続きはまた追々アップしていきたいと思います。まあ単行本が出るころまでには。
小説読まないで絵だけ見てもねー、って感じもしますが、、、これはこれでけっこう面白いんじゃないかなあ。良かったら見てみてください。

撮影のため京都に行っていた『オルゴォル』の主人公・ハヤトの等身大オブジェは、今月の始めころに自宅に戻ってきたんだけど、京都から講談社への輸送中に事故にあい、なんと、足首のところがポッキリ折れて、手の指のところも潰れた状態になっていた。
まるで古代遺跡から発掘された、ミロのヴィーナスか、サモトラケのニケみたい。
今回、二足で直立する形に作るのが難しくて苦労したところで、足首は糊で貼りあわせたので弱いっちゃ弱かったけど、表面は樹脂でコーティングしてた。
糊付け面が剥がれただけじゃなくてスチロールの組織ごと割れてしまっていたし、使用した発泡スチロールは、ソファの材料に使われるほどのしっかりしたもので、ちょっとやそっとの力がかかっただけではあんな潰れ方をするわけがないので驚いた。
それは、一度作ったものは、いつか壊れる可能性はあるのだけれど。。。

作ってからひと月以上たち、もう過去のものという気分でいたので、電話で話を聞いたときも、実物を見たときも、わたしはわりと冷静で、怒るとか悲しむとかいった感情はおこらなかった。ただやりきれず、空しかった。
でも編集者さんがすごく怒ってくれて、「講談社の戦う部署」の方たちが、わたしの代わりに運送屋と戦ってくれるんだそうな。
講談社の戦いのプロ。。。味方にするにはたいへん心強い。
法律とかわからないのでありがたいけど、同時に個人事業主の無力さも感じた。

オブジェ自体は、足がないので床に転がして置いておくしかなくて、すごくジャマ。なのでなるべく早めに修理しようと思ってます。ちゃんと直立するといいんだけど。
秋に単行本が発売されたら、朱川さんのサイン会とかで、このオブジェも、もしかしたらみなさまとお会いする機会があるかもしれないので、そのときはどうぞよろしくお願いします。