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虫フェス

中野桃園会館で行われた、「虫フェス」に星舟庭がゲスト出演。どうにか無事にライブ完了。
今日の曲目は「虫をとる」「だって」「しらみとのみ(グリム童話より)」「千の虫になって」の4曲でした。
思いがけず、100人超のお客さんからあたたかい手拍子をいただきました。
さすがに虫とか食べちゃう方々は、心が広くて深くて柔軟だなあと思いました。

イベントお知らせ

いくつかイベントのお知らせをば。

◎その1
10/30~31に、有楽町・交通会館12階イベントホールで開かれる、「Young Artists Japan」というイベントに参加します。
初参加なので様子がわからないのですが、小規模なGEISAIみたいなものかなと思います。
ときどき仕事に関係なく、好き勝手に大きな絵やオブジェを作りたくなることがあり、個展などを開くのは面倒なので、こういうお祭り的なイベントに出展しています。
今回は「世界とわたしとをつなぐひとすじの蜘蛛の糸」をテーマに、襖くらいの大きさの絵を3つと、小さなオブジェをひとつ、必死こいて制作しています。
入場料500円です。もしなにか銀座に用事があれば、ついでにぜひお立ち寄りください。

◎その2
11/1~1/31まで、渋谷エクセルホテル東急さんのレディースフロアの客室を、17名のイラストレーターの作品で演出する、というイベントにまぜていただきました。
日本の女性のみならず外国からのお客様にも、渋谷のカワイイ文化を発信したいとのこと。
わたしの絵は可愛くはないと思うんですが、そういうのがまぎれてるのもまた渋谷的(?)

レディスフロア『SHIBUYA KAWAII STAY』
期間: 2010年11月1日(月)~ 2011年1月31日(月)
内容: 1泊朝食付き(税金・サービス料込)
対象者: 女性
料金: レディスシングル お一人さま 17,000円より(税金・サービス料・宿泊税込)
レディスツイン(2名利用時) お一人さま 13,000円より(税金・サービス料・宿泊税込)
参加イラストレーター:TAMMY、NICO、玉石佳世、茉莉枝、hipBORNtwin、Ra’yka、蛯原あきら、OGAWA KEIKO、内山ユニコ、今井 杏、miri、高橋由季、岩清水さやか、micca、eimi、さとうれいな、真珠子
連絡先:03-5457-0109(代)
協力:渋谷文化プロジェクト SHIBUYA GIRLS POP

渋谷芸術祭『KAWAII ライブペインティング』
11/20(土)11:00~14:00 渋谷マルイシティ1F店頭にて
土曜日の渋谷のド真ん中で、通りすがりのギャルたちのさらしものになります。それにしても人が絵を描くところを見ていったいなにが面白いんでしょうね???
共演は、真珠子さん・今井杏さん・玉石佳世さんという豪華な顔ぶれです。

また、11/20~23まで、『KAWAII ポストカードコレクション』として、渋谷近辺のお店やカフェで、8名のイラストレーターのポストカードが無料配布されます。スタンプラリーみたいに4枚集めると、なにやらグッズをもらえるそうです。
イラストレーターは、真珠子さん・今井杏さん・茉莉枝さん・玉石佳世さん・eimiさん・Ra’ykaさん・内山ユニコさん、それにわたし。
お店は、大盛堂書店、Lcafe、エスタシオンカフェ、DUBLINERS’CAFE、エクセルシオールカフェ(宮益坂)、ロクシタンカフェ、羽當です。(お買いものしたり飲食したりしなくても、お店に行けばカードもらえるらしいです)
ポストカード、グッズは無くなりしだい終了なので、お早めにどうぞ。

◎その3・おまけ
最近、「星舟庭(ほしふねにわ)」というバンド(?)をはじめました。
メンバーは、イラストレーターの大鹿智子さん、パイプオルガン奏者の原田靖子さん。
楽器はおもちゃのピアノとかどっかの民族楽器とか奇妙な笛とかで、演奏はすべて即興、一般的に知られているバンドで一番似ているのは「ブレーメンの音楽隊」かなあと。。。
それがなぜか『虫フェス』という昆虫食イベントによばれてちょこっと演奏することに(!)

11/6(土)17:30~ 中野桃園会館、入場料1500円です。星舟庭のパフォーマンスは、ときどきすごく面白いこともあるのですが、、、えー、、、
それよりも、昆虫食に興味がある方はこの機会にぜひ!(ってすごくハードル高いですね)
ちなみにわたしはまだ虫は食べたことないんですけどね。。。むー

ライク・ア・ローリング・ストーン!

星舟庭初ライブ

あす30日18時から、両国アートトレイスギャラリーで、バンド「星舟庭」のライブやります。
イラストレーターの大鹿智子さんと、パイプオルガン奏者の原田靖子さんと、わたしの3人組です。
楽器は、おもちゃのピアノ、ピアニカ、スペインの笛、カリンバ、クラベス、鉄琴、太鼓、マラカス、カズーなど。
曲目は「カッパ」「いるか」「弱法師」ほか。
演奏はすべて即興です。海のように心のひろーい方、遊びにきてください。

バンド練

きょうはバンドの初練習。
両国のアートトレイスギャラリーにて。

。。。いきなりバンドという概念を根底からくつがえし、うっすらアートの匂いが(笑)

同ギャラリーで、明日から大鹿さんの個展「弱法師」がはじまります。
(大鹿さんといえばカラフルな少女のイラストの印象が強いですが、今回はモノクロームの世界。
子供たちの息づかいが聞こえてくるような絵です。30日まで。)

愛のレジスタンス

昨晩はしゃべりすぎて、起きたら夕方だった。

のろのろと西宮ガーデンズ(西日本最大級のショッピングモール)へ、昨日のカラオケでいちばん心にヒットしたアルフィーとレベッカのベスト盤を買いに。
そしたら、アルフィーのジャケットが、なんと池田理代子さまのイラストだった。
幸せの青い鳥はこんなに近くにいたのだね。。。

ここは西宮球場の跡地だそうで、とにかく広くて、なんでも揃っている。
友人Kは考え事をするとき、歩きたくなるタイプなので、よくここに来てはぐるぐるまわっているそうだ。

友人Kはお肉ばっかり食べるので、つきあってると野菜不足になってしまう。夜は中華料理。野菜炒めを何品か頼んだ。

人生で一番意義のあるカラオケ

昨日は、なるはやで友人Kの家に遊びに行く予定だったけど、天気がよかったので掃除とかしてるうちに遅くなって、着いたのは夜だった。
もつ鍋を食べてから、友人K宅でよもやま話。
きょうはまず確定申告の書類を郵送してから、お昼は新梅田食道街でタイ料理。
阪神百貨店の漢方薬局に寄ってから、お芝居を観た。夜は焼肉を食べた。美味しかった。

それからカラオケ3時間。さっき見た芝居の影響で、むしょうに80年代歌謡曲ロックを歌いたい気分になったので。
で、歌ってるうちに、いろいろ得がたい発見があった。
当時のわたしたちは小学生だったので、理屈とか甘酸っぱい気持ちとか抜きで、このあたりの音楽が、ストンと内面にインストールされちゃっているのだ。
90年代みたいに病的な感じではなく、健康的につっぱってる感じ。
友人K曰く「いままでの人生で一番意義のあるカラオケだった。」

西アフリカ<グリオ>の世界:伝統からポップスまで

きょうは、竹村さんに誘っていただいて、JASRAC主催のワールドミュージック講座に行った。
会場は代々木上原にある古賀政男音楽博物館・けやきホール。すぐお隣にJASRAC本部のビルが建ってる。

きょうのテーマは、西アフリカ音楽、そのなかでもとくに、ギニア・マリ・コートジボワールの伝統的な語り部による「マンデ音楽」。
今年は、たくさんのアフリカの国々が植民地支配から独立した、「アフリカの年」1960年から50周年なので、アフリカは要注目だとのこと。

イスラム圏の北アフリカと違い、西アフリカは「無文字社会」だったため、歴史や、大切なことを伝承するために歌や音楽が使われた。マンデ音楽はそのために特化した一族「グリオ」による音楽なのだそうだ。
そんな社会では、音楽というものの重要性や観念自体がまったく違うんだろう。実際に、独立後は、政治的にも文字の代わりに音楽が大きな役割を担ったそうだ。

…と言われても想像できるようでできない。なんかすごいことのような気がする。
講師の鈴木先生(奥様がその語り部の一族の方なのだとか)によるレクチャーが、いかにもマンデ音楽が好きなんだなーというのが伝わってきてとても面白く、断片的に聴かせてもらった音楽も、どれも素敵だった。

それから、西アフリカ伝統の楽器奏者ママドゥ・ドゥンビアによる演奏を聴いた。
「コラ」はひょうたん製の大きな弦楽器で、なんともいえないやさしい音色。王様が疲れたときに演奏された癒しの音楽なのだそうだ。いかにもそんな感じ。
「ンゴニ」は三味線によく似た楽器だった(音色は三味線より太い気がした)。

ママドゥ・ドゥンビア氏はテレビにも出てるとかで、なんだかたくさんしゃべりたいことがありそうだったけど、そんなにいろいろ説明しなくても(国が違っても地球は一つですとかなんとか)、音楽聴かせるだけでも十分に伝わる力があると思ったけどな。

それから竹村さんと、お友達のSiさん、Saさんと夕食にいくことになった。最初に入った、看板に「クスクス」と書いてあったレトロな内装のお店は、クスクスは品切れ、ワインもほとんどない、コーヒーもない、でもマスターの愛想だけは異常に良いという不思議なお店で、みんなお腹がすいていたので、別のお店に入り直した。

こちらはオシャレで、でもお料理は大盛りにしてくれたりして良いお店だった。Saさんはご両親がコートジボワールやモロッコに住んでらしたそうだし、竹村さんもSiさんもモロッコとかケニアとかに旅行されたり、日本での「アフリカフェス」にも行かれたことがあるとか。

わたしは、アフリカって、今まであまり意識したことなかったけど。みなさん面白い話をたくさん聴かせてくださって、とっても面白かった。
なんだか最近知り合う人は語学が堪能な人がやたらと多いなあ。
外国語って、特別なことじゃないのかなあ。

とろみを感じる生き方

ちょっとスキをみて、くるりのライブ「とろみを感じる生き方」に行ってきた。
中野サンプラザの中に入ったのはじめてだ。

あー楽しかった。最後のほう、あたまぼーっとなった。楽しいのはいいことだ。
しかしくるりの曲ってノリは良くても手拍子しづらいのばっかりだからか、客席の盛り上がり方が微妙にもどかしい感じでそれもまた一興。

そういえばわたし浪人生のとき、立命館も受験したんだよなー
あのとき立命館に行ってたら、くるりと同級生だったかもしれないのにぃ~
…だからなんなんだって話だけど(笑)ファン心理ってことにしておいて。。。

魂のゆくえ

魂のゆくえ

    • アーティスト: くるり
    • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
    • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: CD

オルガン・メディテーション

きょうは、原田さんのパイプオルガン・コンサートを聴きに、江戸川橋の、カトリック東京大司教区の中心地・東京カテドラルへ行った。
そしたらコンサートではなく、礼拝だった。

でも、原田さんの演奏を聴くのは3回目だけど、今回が一番素敵だった。演奏と演奏の間に、みんなで読んだ聖書の言葉にもぴったり合っていて、なんだかすっと心に入ってひろがる感じがした。
神父さんは、結婚式でよく見る派手な衣裳ではなく、ふつうのスーツを着てた。

モダンででっかい建物は、外から見た感じからは意外なほど広い。代々木体育館に似てるなあ、と思ったら、丹下健三の作品なのだそうだ。
天井は巨大な十字架をかたどっていて、昼間ならそこから光がさすのだろう。コンクリートの大きな曲面の壁を見上げてると、あたまがぼおっとなった。

教壇上には、大きな赤い椅子(大司教様用?)と、左右に12個の小さい椅子。
おおお、ヒエラルキーだ~。。。ひえー
ほかにも、ピエタ像のレプリカとか、漢文の聖書(?)とか、フランシスコザビエルの胸像とか、踏み絵とかが展示してあったり、駐車場脇には「ルルドの泉」のコピーがあったりと、いろいろ面白かった。

第2回初台現代音楽祭~現代アートとノイズの夕べ~

「第2回初台現代音楽祭~現代アートとノイズの夕べ~」(初台The DOORS)に行った。
銀座芸術研究所の森下泰輔さんと、灰野敬二さんのノイズミュージックのライブと、60年代の伝説のハプニング軍団「ゼロ次元」の復活パフォーマンス。
先日展示でご一緒させていただいた管間圭子さんのインスタレーションなどもあり。

ノイズの演奏は、ものすごい爆音が永久に続きそうな感じがしていたので、終わったときはびっくりした。よくわからないがバイオリズムがはまるといいのかも。

ハプニングのほうは、裸の人たちと、コスプレの人たちのコラボによるパフォーマンスと、総帥・加藤好弘さんによるアジテーション。どアングラ。。。
わたしなどはうかうかと遊びに行ったのだが、知らないうちに、その場に「結集」したことになってしまったようだった。

小劇場演劇とかときどき見るからそんなに違和感は感じなかったけど、パロディでやってるんじゃなく、真剣なところがすごい。
アートとは時代の流れに乗ることなんだとか、「女性崇拝」とか、よくわからない点やつっこみどころはたくさんあるが、やむにやまれずやってるんだったら、とやかく言ってもしょうがない。

いまだに学生運動の時代の空気や、西欧文明や大阪万博に対する怒りや、岡本太郎と太陽の塔に対する愛憎を、新鮮に持ちつづけているのは恐ろしいことだと思った。
何十年経とうが、ひとりの人間の中では、過去が過去にならないこともあるのだ。

60年代にハプニングをやることが、どの程度衝撃的だったか今となっては想像もつかないし、彼らの活動が一般的にどう受けとめられたかは知る由もないけれど、なんでもありの現代でさえ、たしかに裸の人間が並んでいるのはショッキングではある。

ただ、裸のパフォーマンスはどうもエログロ系で似たようなものになりがちな気がする。
それだけああいうのが好きな人が多いのかしれないが、実は裸ってすごく難しいのでは。
若手のダンサーとかでも白塗り系の人っていまだにいるし、いつの時代も、ハダカになってステージで踊りたがる人って、一定の数いるみたいだ。(そういう人って単純に身体に自信があるんだろうなと思うんだけど。実際きれいだし)

そういえば昔、前川さんと二人芝居をした元ハイレグジーザスの山田伊久磨さんが、舞台で裸になってるときは頭の中がすごくクリアになると言っていたなあ。

今日の舞台に乗ってた人全員が大阪万博に反対しているとはとても思えない。
もちろんはっきり意志を持って参加する人もいるのだろうけど、人数が増えていくと、コスプレしたり脱いだりして集まって何かしたい、でも何をしていいかわからない人が、強い怒りやその他の感情を持った人の周りに結集してしまうような気がして怖い。

それにしても、そもそもハプニングというアート的な発想と、政治思想って、本質的には全く別のことだと思うんだけどな。

しかしわたしの絵もときどきガロ系っぽいとか言われるしなあ、こういう場に出くわすってことは、なんか一脈通じるとこあるんだろうか…。

ブレーメン

わたしはくるりがとても好きで、こないだなんかの拍子にふっと、このさき老人になってもずっとくるりを聴いてるという幻が見えた。(サザン好きの人が一生サザンを聴き続けるみたいに。)

で、わたしは気分にあった曲を何百回もリピートして聴く癖があって、このごろは「ブレーメン」って曲ばっかり、繰り返し繰り返しかけている。
いまオルゴォルって小説の挿絵を毎日毎日毎日毎日描いていて、この曲の歌詞にオルゴールが出てくるのでなんとなく。

オルゴォルは12月中旬から苫小牧民報さんにも掲載されるそうです。
苫小牧には学生のころに行ったことがあるなあ。通りすぎただけだけど。
あのときは苫小牧から仙台に向かうフェリーに乗った。旅の音楽隊と相部屋だったっけ。。。

ワルツを踊れ Tanz Walzer

ワルツを踊れ Tanz Walzer

    • アーティスト: くるり
    • 出版社/メーカー: Viictor Entertainment,Inc.(V)(M)
    • 発売日: 2007/06/27
  • メディア: CD

Ob-La-Di, Ob-La-Da

きょうはTさんのバンドのライブに行った。
うーんなんというか、すごい盛り上がりっぷりで、楽しかった。荒木町、いい町なんだなあ。

ヤポンチカ

きょうは前川さんのバンドのライブに行った。あんなに声を張ってる前川さん、はじめて見たかも。

前川さんの小説を韓国語に翻訳するプロジェクトの宋さんにご挨拶。
ゆるゆるのサークル活動みたいなものだそうで、実際に韓国で出版されるかどうかはわからないし、わたしの出番はあったとしてもだいぶ先になりそうだけど、おいしい焼肉屋さんでの会合に混ぜていただけるそうなので楽しみ。