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2008.2.LOVE展、在廊予定

2008.2.LOVE展の在廊予定ですが、いまのところ、15日(金)の午後1時くらい~夕方くらいまで在廊する予定です。ほかの日にもできれば顔を出したいのですが、未定です。

ギャラリーは、昭和4年建造の、レトロで素敵なビルの1階に入ってます。
展示もいいんですけど、建物見るだけでもおもしろいです。むかしは劇場として使われてたらしく、なんとなくその名残があります。
東京メトロ有楽町線・新富町駅から、首都高を渡ってすぐのところです。
ではではどうぞよろしくお願いします。

2008.2.LOVE展

次回の展示のお知らせです。

『2008.2.LOVE展』(銀座、STAGE 1)。
銀座 STAGE 1  東京都中央区銀座1-28-15鈴木ビル1F 03-3562-5181
2月11日(月)~23日(土)12:00~19:00(17(日)休廊、最終日17:00まで)
文井秋/石井ルイ/岩清水さやか/大久保美江/岡村透子/桜井貴/綱島ヒロユキ/藤倉春日/松田眞住/荒木陽子

会期中にバレンタインデーがあるので、テーマは『愛』だそうです。
シンプルかつストレートなテーマですが…、うーん、愛かあ…困ったな~
そういえばいままで仕事以外で『愛』の絵なんて描いたことない。
時間がないし、新作描いてる場合じゃないのだが、なんか描かなきゃ。
わたしは展示するたびにすごくテンパってしまうけど、何度も同じ絵を出品してる方や、ストックを展示してる方もいて、なんだか余裕があって、大人だなーって思う。いつもわたしが一番バタバタしている気がして情けない。
できるものならもっと余裕をかましたいものだけど、わたしは、ストックを持つということ自体、できないんだよな~。

『マッチ展』、搬入

お知らせするのをすっかり忘れてましたが、今日は、「オリジナル燐寸ラベル&マッチ箱アート展 vol.7」の搬入でした。
100人のイラストレーターが思い思いにマッチラベルをデザインする、お祭りみたいな展示です。わたしは今回が初参加になります。

搬入するとき、他の方の作品を見せていただきましたが、すごく面白かった!なにしろ数が多いので、壮観です。
わたしは、いつもの展示のときよりは、すこし肩の力を抜いて描いてみました。ちまちまっと、家内制手工業で、夜なべして生産しました。
正攻法のつもりだったけど、そうでもなかったかなー。

期間が長めですが、即売なので、早めに行かないと売り切れもあるかも。
明後日が初日です。よろしければぜひ足をお運びください。

『オリジナル燐寸ラベル&マッチ箱アート展 vol.7』 表参道 オーパ・ギャラリー
1月11日(金)~28日(月)11:00~19:00(1/17・24(木)休廊、最終日17:00まで)

マッチを考えデザインする、燐寸を彩る100人の小世界。
出展作家/青木美詠子、青山タルト、赤池佳江子、aki、浅羽容子、浅見ハナ、あずみ虫、阿部千香子、Amusium.e、綾幸子、新井美惠子、安藤忠、飯塚亜矢子、イグチトシオ、池田哲夫、伊藤絵里子、伊藤ちづる、伊藤正道、井上コトリ、今井有美、岩清水さやか、うえだしげこ、浦山亜由美、大石和美、大須賀理恵、大竹雄介、大塚直樹、岡田寿、岡田千晶、岡野祥子、おさないまこと、オバタクミ、海谷泰水、加藤休ミ、加藤豊、亀澤裕也、河合美波、カワシマミワコ、川原桂子、川原真由美、神田ゆみこ、木村晴美、くまがいのぞみ、熊本奈津子、久村香織、酒井賢司、坂谷はるか、櫻井乃梨子、ささこともみ、里多里、サトウコウタ、佐藤紀子、三溝美知子、スガミカ、すぎやましょうこ、瀬藤優、曽根愛、高広夏子、竹松勇二、竹本侑樹、田中かおり、田中ひろみ、タムラフキコ、丹下京子、どいはやお、富田和之、droppunch、ナイスケイコ、9square、中井絵津子、中本繁、成瀬修、野見山響子、長谷川あきこ、林・恵子、HITO、HIROMBERRY、古谷充子、先斗ポン太、松本典子、まつやまさとこ、みうらし~まる、三浦由美子、みずうちさとみ、水野真帆、武藤良子、村松葉子、目羅健嗣、茂木沙苗、森脇知子、保光敏将、矢作信雄、山口マオ、山田心平、吉實恵、吉田稔美、芳野、ラジカル鈴木、良知タカユキ.、ワタナベモトム

ホームページ、リニューアルしました

ホームページのデザインを2年半ぶりに見直しました。
いつのまにかページがけっこう増えてたので、思ったよりたいへんでした。
ほんとは明日の元日にリニューアルオープンといきたいところでしたが、今晩から3日くらいまで帰省するので…(大晦日の外房線はすいてて寒いです)。

全体のつくりや内容はほとんど変わってないですが、リンクをわかりやすくしたのと、文字はなるべく画像を使わずテキスト表示にしてみました。携帯で見てる人のためにはそのほうがいいかなーなんて。
それに、なんでだか外国からもアクセスがあるので、とりあえずテキストにしとけば、よくわかんないけどグーグルとかが誰でも読めるようにしてくれるかなと(他力本願)。
あと、トップページの絵を気が向いた時に差し替えられるようにしてみました。気が向かなかったらずっとこのままですけどね。

で、記念に、へんてこな壁紙のフリー素材を、なんとなんと14種類もアップしました。こういう繰り返し模様を描くのって大好き。
なんというか、ウザ可愛いです。デスクトップに、おひとつ、いかがですか?

年賀状は、今年も遅れます。
ホームページと年賀状とどっちを優先するべきだったのでしょうか。
やっぱ年賀状かなあ~、っていうか両方だよね。ハイどうもすみません。
ではでは、みなさまの2008年が素敵な年でありますように!

明日、ボディ・ペインティングやります

今日は夕方からギャラリーに顔を出して、立ち話してるうちに、明日、ボディ・ペインティングをやることになりました。
…えーと、念のため、わたしはペイントされる人ではなくてする人です。

今回ご一緒に展示させていただいた綱島ヒロユキさんの、おともだちの、「くまさん」のおなかをキャンバスにして、おえかきします。

みんなもよかったら、みにきてね~
なんだか今週は予想外のことが次々と起こるなあー。うーん、なに描こうかな~。

『’07』展、在廊日について

『’07』展の在廊日をお知らせします。
初日19日は(途中食事に出たりしますが)ずっとギャラリーにいます。
それと、いまのところ、21日の午後にいる予定です。
22日はちょっと用事があるので行けません。
他の日は未定ですが、あともう一回くらいは行きたいです。行くとしたら夕方3~4時以降になると思います。
どうぞよろしくおねがいいたします。

しかしなんかへんな絵だ…。
仕事部屋と寝室の間のふすまをはずして、床にパネルを並べて描いてるので、立ったり座ったりするたび、あたまがクラクラ。それに太ももが筋肉痛。

今日は前川さんのライブ&忘年会だったのに行けず。楽しみにしてたのにな。

温かな手

さっき、カバーイラストを描かせていただいた、石持浅海さんの『温かな手』の見本が届きました。
カバーの表裏、中表紙、中トビラと、たっぷりイラスト使っていただいてます。
恋愛のようで恋愛じゃない微妙~な関係のカップルを二組描きました。
ミステリーズ!連載中から挿絵をさせていただいてたのですが、温かいといえば温かいような、冷たいといえば冷たいような不思議な小説です。
よろしければお手に取ってみてください。

温かな手

    • 作者: 石持浅海
    • 出版社/メーカー: 東京創元社
    • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本

『’07展』DMハガキの誤植について

さっきギャラリーから連絡があったのですが、『’07展』のDMハガキに誤植があったそうです。
よく確かめないないまま、すでに全部郵送してしまったので、手元に一枚もなくなってしまって確認できないのですが、日程が一週間ずれてるそうです。

こういうのって意外とよくあるんだけど…どうしよう、と思いながら自分でブログに書いた展示情報を見直したら曜日がまちがってた。ダメだこりゃ(修正済みです)。

同封した、わたしのイラストの裏面に印刷してある日程が正解です。
うちのプリンタで印刷したからちょっと読みづらいんですけど、そちらをごらんいただくか、またはHPをご参照ください。すいません。(メアドがわかってる方には来月になったらメールします…)

『’07』ミレージャギャラリー(銀座)
12月19日(水)~24日(月)11:00~19:00(初日12:00から、最終日17:30まで)

※12/7追記
後で確認したら、ハガキに大きく書いてある日程はあってました。下の小さな「在廊日表」がまちがってるみたいです。これならたぶんそんなに大きな問題にはならないんじゃないかな…
それとハガキお送りできなかった方、ごめんなさい!ほんとは、送らないなら誰にも送らない、送るんだったらもっと盛大にバーッと送りたいんですが、予算とかいろいろ大人の事情です。あーあ…

グループ展の在廊日について

今月27日からの『ようこそ先輩』展では、29日の木曜日に、一日中ギャラリーにいる当番になりました。ご都合がよろしければ、ぜひ遊びにいらしてください。
それと、まだわかりませんが初日にもいるかもしれません。
もし変更がありましたら、またこのブログでお知らせします。(この展示では、カレンダー、ポストカード等の販売はありません。)

来月の『’07』展のほうの在廊日は未定です。
でも初日(19日)の朝が搬入だからその日はたぶん会場にいると思いますが、きっとまた徹夜明けで、ぼーっとうつろな目になってたりするかも…。
カレンダー、ポストカード等は販売させていただくつもりです。
準備が間に合えばですけど。

ではではどうぞよろしくお願いいたします!

グループ展いくつか

すでにHPでもお知らせしてますが、11・12月のグループ展について、だいたい考えがまとまってきました。なんだかバラエティに富んでます。在廊日は未定ですが、もしお近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

***

『暦絵』オーパ・ギャラリー(表参道)

11月9日(金)~14日(水)11:00~19:00(最終日17:00まで)
井上コトリ/岩清水さやか/おうみかずひろ/柏瀬乃里子/ガムリアンズ/きたざわけんじ/佐々木一澄/サトウコウタ/スガミカ/すぎやましょうこ/祖田雅弘/竹松勇二/どいはやお/ナイスケイコ/内藤亜弥/HITO/藤田ヒロコ/丸山ゆき/溝渕美穂/茂木沙苗/山口マオ

各作家オリジナルの2008年版カレンダーの販売と、その原画の展示です。
昔の「りぼん」のふろくみたいな乙女ちっくなのにしたい!と思ったんですが、さっき下描きしてみたら、なんかちがう…。派手というか、ほとんどサイケ。
わたしりぼんよりジャンプとか読むタイプだったからなあ、という問題でもないか。
まあ、こういうのもたまにはいいかな。

***

『ようこそ先輩』ギャラリー・ダズル(外苑前)
11月27日(火)~12月2日(日)12:00~19:00(最終日17:00まで)
小泉輝代子/上杉忠弘/西島尚美/荒井良二/岩清水さやか/大鹿知子/くぼたたま/井筒啓之/岩井里菜/奥原しんこ/西山亜紀/ユムラタラ

若手イラストレーターが、リスペクトする先輩を指名(!)して、一緒に展示させていただくという、普通逆じゃないの?…というスゴイ企画。
わたしは大鹿知子さんにお願いしました。まったく面識ないんですけど。
それで、大鹿さんから、「雪の山」というテーマをいただきました。絵の具でしっとりと描こうと思います。ちゃんと描けるといいなあ。

***

『’07』ミレージャギャラリー(銀座)
12月19日(水)~24日(月)11:00~19:00(初日12:00から、最終日17:30まで)
岩清水さやか/くまたにたかし/白石佳子/高見亮/綱島ヒロユキ/中岡奈津美/野田英明

’07年の総まとめ。ひとりあたり5mくらいのスペースを使えるそうなので、その広さを生かした大きな風景画を描きたいなあと思っています。
あとそれとは別に、もし間に合えばですが、立体に挑戦してみようかなあと。やったことないから材料から考えないといけないけど…。

***

と、こんな感じです。ではではどうぞよろしくお願いいたします。

毒身

明日、星野智幸さんの『毒身』(講談社文庫)発売です。
装幀イラスト、毒々しくて、ツヤツヤして、なかなかいい感じに仕上がりました。
題名もすごいけど、帯のコピーが強烈。独り身の毒は蜜の味って…なはははは!!

4年前、わたしがまだイラストレーターを始めたばかりだった頃に、銀座にあったギャラリーで、星野さんの小説の装丁画を描くというコンペがあり、すきな小説の絵を応募してよかったので、いくつか読んでみて、当時ちょうど描きたかったイメージに近かったので、この小説を選びました。

それで星野さんに、文庫化される時は表紙に使いたいと言っていただいていたのですが、もう4年も経っていたので、正直あてにしてませんでした(笑)。でも、こういう形で本になって良かったです。種は蒔いとくものだなあと。

はじめ描いた時は、適当なサイズだったのですが、今回、文庫用に修正しました。
今とは画風が多少変わっているのですが、4年前の絵を生かす形に出来たと思います。
題名に隠れてますが、この絵のポイントは、真ん中でたわわに実っている蜜のようなマンゴーです。

毒身 (講談社文庫)

毒身 (講談社文庫)

    • 作者: 星野智幸
    • 出版社/メーカー: 講談社
    • 発売日: 2007/07/14
  • メディア: 文庫

暮らしの哲学

池田晶子さんの最後の最新刊「暮らしの哲学」の見本が今届いた。
まださっとめくってみただけだけれど、とてもすてきな本になってます。
終わりと、始まりがリンクしているような…。
明日発売のようです。ぜひ手に取ってみてください。

暮らしの哲学

    • 作者: 池田晶子
    • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
    • 発売日: 2007/06/29
  • メディア: 単行本

ブルーハーツ

今日からライブドアの携帯サイトで待ち受け画像が無料で配信されます(毎週更新)。
前川麻子さんのケータイ小説「ブルーハーツ」の挿絵になってます。前川さんの小説はいろいろ読んでるけど、これはほんとに面白いです!なんかもう、ハートがきゅんとなっちゃうよ。

小説を読まないと画像も見られないようになっているみたいです。連動企画ブログ「ブルーハーツ」とあわせてぜひ読んでみてください。

わたしの5年もののJフォン(ボーダフォンではない)は、待ち受けの設定すらできないほど古く、さっき試しに見てみたら、表示はできたけど、トリミングされてすんごい小さい画像になってた。いいかげんに買い替えねば。

第1話はエプロン姿の人物を描きました。男のエプロン姿はカッコイイです。
ついでにブルーハーツの曲をひさしぶりに聴いてみました。流行ってたころはとくに好きではなかったけど、なつかしかったです。

気合い入れ

ホームページでもお知らせしてますが、6/19~24に、原宿のソーン・ツリーギャラリーでのグループ展に参加します。(ちなみに6/19はわたしの誕生日…。)
大人数のグループ展だから、ひとりあたりの作品は少ないのだが、オリジナルTシャツ販売もあるので、その準備も考えると早めに制作しなければ。

クリ8プレゼンツ DAZZLE+thorn tree gallery 合同企画展 『ジャングル』
6月19日(火)~24日(日)12:00~19:00(最終日は18:00まで)
ギャラリー・ダズル/ソーン・ツリーギャラリー

【ギャラリー・ダズル】
川窪美里/征矢朧/松竹司/佐川康子/妃呂麿/3rdeye/西島尚美/高橋彩/しんたに道子/JUN OSON/沼田月光/小塚類子/伊藤ちづる/matsu/椎木綾子/すがのぶひこ/内田文武

【ソーン・ツリー ギャラリー】
くぼたたま/山本恵美/橋本ポンセ/佐々木一澄/瀬知エリカ/岡村透子/カイズユカ/水野夏/木暮奈津子/山崎美帆/しまみらい/岩清水さやか/おおさわゆき/タナベユミコ/深川行敏

去年の個展ではアクリル・ペインティングの作品ばかりだったので、今回は、PCを使って、でもいつもみたいなA4におさまるちっちゃい絵じゃなくて、比較的大きなものを描いてみようという目論みなのだが、はたしてうまくいくのかねえ。
サイズが大きいとデータが重くなるし、プリントや展示法をどうするかも問題。プリントにもけっこうコストがかかるのだけど、原画じゃないからいちおう販売もします。

描きたい絵はすでに頭の中にあるので、あとは気合い!

目の人々

岩清水さやか個展「目の人々」
2006年11月27日(月)~12月2日(土)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
南青山・ピンポイントギャラリー 最寄り駅は地下鉄・表参道駅です。

「目の人」とは、ある友人が、わたしの絵にでてくる人物につけた、よび名です。
友人は、「目の人」には名前があるの?とわたしに聞きました。
わたしは、そんなことは考えたこともなかったので、名前はないし、全部が同じ人かどうかもわからないし、男か女か、子供か大人かもわからない、見る人が好きなようによべばいいと言いました。それで、彼らは「目の人」になったのでした。
単数形か複数形か迷いましたが、今回は、「目の人々」というタイトルにしました。

5年前の冬、チョイスで入選した絵に描いた人物は、みんな、まだ目をつむっていました。
そして、その目がぱっちり開くまで、じつに、2年以上かかりました。

目の人は、いつも、何かをじろじろと見ています。
小説の挿絵として描いた人々も、それぞれの人格がありますが、やはり目の人です。
わたしは、絵を描きながら、いつもいつも、目の人々と見つめあっているわけですが、彼らは、自分であるようなないような、なんともいえない不思議な存在です。
また、ときどき、わたしとは、イコール「目」なんじゃないかと思うこともあります。
そういうときは、目があるだけで、楽しく生きていけそうな気がします。