月別アーカイブ: 2020年11月

名和晃平展/吉田稔美展

3ヶ月ぶりに東京に出た。
コロナがまた急拡大する中、おそるおそる行ったのだけど、街の感じは思ってたよりふつうで拍子抜け。地下鉄の乗り換えを2回も間違えたのには自分でも驚いたけど、、、やっぱり都会は華やかで、気分が上がる。

まず表参道のGYRE GALLERYの名和晃平展「Oracle」へ。いろんなテクノロジーを駆使した作品。平面作品も良かったけど、でもやっぱりトレードマークの透明球体PixCellの彫刻の強度は凄すぎた。適当に写真撮ってもなんとなく絵になってしまうほどの強さ。

そしてギャラリーハウスマヤで開催中の吉田稔美さんの個展『ピープショー のぞきからくり展』へ。ピープショーは絵がレイヤー状に重ねられていて、小さなのぞき穴から見ると立体的に見えるおもちゃ。手のひらサイズの小さな作品だけでなく、中に人間が入れる大きな作品も展示されていた。
専門書を出版されたほどの、吉田さんのピープショーへの愛と、研究の深さに感嘆。ご自分の作品だけではなく、ピープショー関連の資料がたくさん用意されていて、先人たちのアナログ3Dへの情熱と工夫の積み重ねの歴史を垣間見ることができた。
たわいない遊びのようでいて、生半可な気持ちで手出しすることはできないなと思わされる。

魔法の手 ロッカクアヤコ作品展/千葉みなと散歩

千葉県立美術館で開催中のロッカクアヤコ展を見にいく。
建物の構造上、千葉県ゆかりの画家やバルビゾン派の重厚な西洋美術コレクションの展示室を通りぬけないと目当ての展示にたどりつけない。別にいいんだけどあまりにもジャンルが違いすぎて戸惑う。

ロッカクアヤコさんの展示はとてもパワフルで素晴らしかった。小さい作品しか見たことがなかったので、今回たくさん見られて良かった。これだけの数を、ほぼ全部今年になってから描いているのか。。。でも勢いで描いているように見えて、ていねいで完成度が高い。
最近の自分は守りに入ってるなあと身につまされた。

その展示を抜けると、また全くジャンルが変わって、今度は千葉県高等学校総合文化祭の作品展だった。高校美術部の生徒の作品が高校ごとに展示されていた。
贔屓目なしに、自分の母校の美術部が一番青春らしいパワーがあって、しかも良くまとまっていたので驚いた。
千葉県じゅうの美術が得意な高校生が集まってるわけだから、何人か有望そうな人もいた。でもどうしても全体に学校臭くて古い感じがある。もっと今の若者にしか描けない時代を映した作品を見たかったけど、高校生だとむしろまだ若すぎるのかな?

美術館は千葉市の港湾地区にあって、すぐ裏手は大きな倉庫やコンテナが立ち並ぶハードな場所だ。海が見たくなって歩いていったが、フェンスに囲まれていてなかなか近寄れなかった。広くてまっすぐな道が延々と続いていて遠近感が狂う。とぼとぼと歩いていると、なんだか旅人になったような気分になった。
公園の近くまで来てようやく海を見ることができた。けっこうな数の釣り人たちが気持ちよさそうに釣り糸を投げていた。

ポートタワーの公園の人工浜で、焼きそばパンとコーヒー牛乳で一服。
夏に来た時はアオコだらけだったけど、今は匂いもなくきれいで穏やかな海だった。

幸せな日

妹一家のお祝い事に、カメラ係として同席。
みんなで一緒にお参りに行き、その後お寿司をご馳走になった。
天気も良く、とても気持ち良かった。
ゲームをしたり、野球ごっこをしたり、
手土産のアイスクリームも喜んでくれたし、完璧な1日だった。
わたしも幸せな気持ちになった。

スマホケース新作

ひさしぶりにグッズを作りました。手帳型スマホケースです。
今までのはちょっと主張が強くて持つ人を選ぶ感じでしたが、もっとシンプルなものがあってもいいかなと、今回はわりと控えめな柄にしてみました。
「タテジマ」「レンガ」「石畳」「こんぺいとう」「麦チョコ」の5柄×各2色で計10種です。
いつものキャラクターは無しですが、わたしが絵を描くときに実はいちばん気を使っている「線のゆらぎ」を前面に出したものが中心になってます。
下記リンクのWEBショップで、iPhone用、Android用各種取り揃えています。

Sayaka’s FANCY SHOP
minne SHOP
Creema SHOP
BASE SHOP