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絵を描くのってしんどい。。。

このところ、2年前に描いた絵、12枚ほどの描き直し作業をしている。
最初に描いたときも、正直言って完成してるとは思えなかったのだが、あれ以上どうしていいかわからなくて、そのままになっていた。
いまみるとすごく雑で、これまだ下塗りじゃん、って感じ。
新しい絵を描くのもいいけど、描きたい世界そのものは2年前と変わってないし、骨格はそのまま残していいと思う。それでいかに完成度をあげるか。

キャンバスに描いた絵だから、上から何度重ねても大丈夫なのは良かった。
紙に描くほうが気軽だし、絵の具のなじみ具合とかも好みなのだけど、あんまりいじると汚くなってしまう。キャンバスに描く利点はこんなとこにあったのか。

展示のためとか、締め切りがあって描くわけじゃないので、(わたしは締め切りがないと描かないと思っていたけど!)手順も決めずに、ぱっと思いついた色を納得がいくまで何度も何度も重ねていく。

わたしが絵の具で描いたのは4年前の個展のときがほぼ初めてで、あのときはヘタなりに試行錯誤して、一枚一枚違う絵の具の使い方をしようとしてた。

その翌年くらいに、ある人に、人物を大きく描いてみたらとアドバイスされた。それも面白いし、やってみるだけやってみようと思った。
でも、あの目がでっかい人物は、大きく描くとすごくバランスがへんになるのだ。
絵自体はシンプルだから、持たせなきゃいけない空間も大きくなる。それは太い筆で描いたら解決するかなと思って試したり、たぶんアドバイスしてくれた人は背景は少なくするべきと思っていたのだろうけど、じつはわたしが描きたいのは人物より背景なので、人物を大きくするにつれて、どんどん背景も大きくなっていった。
結果的に絵自体が大きくなっていって、こないだはあんな壁画まで描いてしまった。

でもそうしてるうちに、塗り方や色に注意を払うことがしだいにおろそかになり、そこに頭を使わなくなって、手順が決まってきて、雑になってしまった。
ただでさえ、絵が大きいと小さい絵では気にならないアラが目についてしまうのに。
こないだ壁画をやったときに、そのことを痛感したのだった。
壁画じゃなくても、5枚組とか7枚組とかの連作を描いたときも、全体の世界観は悪くなかったけど、一枚一枚の絵を見せることができてなかった。
よくお客様に世界観があるね、と言ってもらってたのは、褒めてもらってたんじゃなくて、それ以外はダメだねって意味だったのだなあ。。。

絵の具をざっと薄塗りしただけでセンスよく仕上げられる人もいる。そういうの粋でカッコいいな~と思うけど、わたしのやりかたは違う。
下塗りの段階で終わりにしてもいいかも?と思うことも、塗り重ねる前の写真と比べたら、前のほうが良かったんじゃない?ってこともある。
イラストの仕事では、不完全な状態のほうが良さを出せることだってある。
でもしつこく何度も何度も塗り重ねないと、納得がいかないのだからしょうがない。塗り重ねた結果のほうが良かったと思えるような描き方をさぐっていかないと。

そうやって描いてると先が見えないのでけっこうしんどい。絵を描くのって大変。
使っている絵の具の特性もあって、わたしが絵の具で描いた絵は色合いが淡くて、妙におとなしくて、PCで描いた絵のような弾力がもうひとつ欠けている気がする。
PCで描いた絵のほうが仕事にもなってるし、やっぱり印象も強いのだと思う。

そこを埋めていくことはできるだろうか?
うーん、、、単純に画材を変えたほうがいいのかな。。。

つぎに描く絵

絵を描きながら、つぎに描く絵のことを考えてたりする。いつもこんな調子。
集中力がない。でも夢がふくらんでくのをとめられない。。。
だって描くより考える方が楽しいんだもん。

今回考えたことと、思わぬ展開

きょうは、予定の時間から1時間も遅れてギャラリーに到着。
もしその間においでの方がいらっしゃったら、ほんとに申し訳ありません。。。

それでギャラリーにいた時間は短かったのだけど、デザイナーSさんや、いつもきてくださるお客様にもお会いできたし、アートコレクターの方とお話しして、どういう絵なら買いたいかとか、買った絵の保存についてとか、いろいろ教えていただくこともできた。他の出品者の方にも、わたしの絵について貴重な意見をいただいた。
自分だとなかなか気づけないこともあるので、ありがたいことです。
ちゃんと絵になっていると言っていただけたのはうれしかった。

2枚描いて縦に並べて展示した上のほう、草原の絵が、圧倒的に好評のようだ。
まあそうかも。こっちの絵のイメージはテーマを聞いて自然に思いついたけど、もう一つのほうはギリギリまで考えて考えて無理矢理ひねりだしたものだから。

下の絵のほうがちょっと不自然さがあるのと(ある意味イラスト的ともいえる)、はじめてやったことなので、色バランス等、しっくり馴染んでない部分がある。(ただ人物の顔色が暗めなのを直すだけでもかなり印象を変えられると思う)
自分としてはあの2枚はやっぱりセットで気に入ってるんだけどなあ。

でも、イラストってとても素晴らしいものなので、こうしてタブロー的な作品を描く時にも、その要素をうまく残せたらと思う。
イラストは注文を受けて描く絵だから、自由に描けないと言われることがある。
それはたしかにそういう部分もあるのだけれど、人間として生まれてきた以上、言葉から完全に自由にはなることは難しいし、たとえばタイトルを「無題」としたとしても、無題という言葉自体が、見る人にある印象をあたえてしまう。

言葉からなるべく離れよう離れようとして描いていく方向性もあるだろうけど、「言葉」と対峙するための方法として積極的に「絵」を使うのがイラストだと思う。

そう考えると、イラストってすごく哲学的だし、イラストがアートより下だと言う考え方は俗物的だと思う。
わたしが描いたイラストが変だったとしたら、それはわたしが悪いのであって、イラストレーションのせいではない。

で、そのあと、肩書きいろいろのTさんが来てくださって、こんど上海で展示をやらないかというお話をいただいた。
話を聞けば聞くほどうさんくさいんだけど、それも中国っぽくて、大変面白そう。
ただ日程が、11月のアートコンプレックスセンターでの展示と完全にかぶってた。どっちもむやみにスケールがでかい話な上に、詳細がよくわからないので、はてさて、困ったな。。。
両方やりたいんだけど、なんかいい方法はないだろうか???

終わり良ければすべて良し

夜のあいだに降り積もった雪に、いつもなら大喜びするとこなのだけど、きょうは、「ガールズポップアトリウム」の搬出日。(1/31をもちまして大盛況のうちに閉店しました。ありがとうございました!)なのでちょっと心配した。
でも荷物がアパートに着く夕方までには融けるだろう(アパートの階段を運びあげるのが最大の難関なので、すべると危ない)

昨日は、あのオブジェが再び自宅に戻ってくるということで、場所を確保するため、古い書類や雑誌、洋服などを思い切って捨てることにして、徹夜で部屋を片付けた。
そして、ちょうどラッシュの時間帯に、南越谷へ、オブジェの解体に出かけた。雪の朝のラッシュの電車に乗るなんて最悪。。。
もうラッシュの電車に乗る作法も忘れてしまってるし、ふんばるのが大変だった。

お店につくと、デパート全体が閉店のため、がらんとした異様な雰囲気で、ガールズポップアトリウムも、すでに棚はバラされ品物も箱詰めされていた。
広々としたお店の真ん中に立って、ひとりで、全体をぐるっと見回してみたら、あれれ、この壁画、なんだか思ったより良かったんじゃないの?という気がした。
描いてた間は、どうしても細部が気になって、なんか納得いかなかったんだけど。
こうして見ると、これはこれで面白かったのかも、とけっこう満足してしまった。
あんなにくよくよぐじぐじと考えてたのは一体なんだったんだ(笑)

で、もういちど、ひととおり写真を撮ってから、オブジェの分解作業。
これが思ったより大変で、かなり手間取った。
前に信濃町で展示したときは、軽く接着しただけだったので簡単にバラせたけど、今回は子供も来るし、2ヶ月以上持たせる必要があったので、頑丈にくっつけたのだ。
決められた搬出時間に間に合わせるため、最後は体重をかけて無理矢理はがした。
それでも硬いスチロール製なので変な所が割れたりはしなかった。少し表面の塗装は剥がれたけど、どうせ手直ししたいとも思ってたし、仕方がない。

壁画は、壁に直接描いてしまったので、そのまま、取り壊しを待つことになる。
最後に「ナムナム」と言って壁画に手をあわせ、拝んでから店を出た。

今回は赤帽さんではなく、他の荷物もあわせて2トン車で運ぶので、車に積み込んだ時点でいったん解散して、わたしは秘密の寄り道。

埼玉県立近代美術館で、小村雪岱展を見たの。これはどうしても見ないといけないの。〆切もあるのだけど、きょうしか来られないんだもの。ごめんなさいごめんなさいっっ。

で、15時すぎに帰宅して、無事、オブジェを部屋に運び込んだ。わたしは部屋の中で受け取って並べただけだけど。
前よりもうまく収まったので、そんなにお部屋がせまくなった感じもしない。
これでやっと落ちついた。あのお店は、、、幻だったんじゃなかろうか?
一息ついてから、〆切の仕事に取りかかったのだった。

次回展示は、グループ展『拡がるLOVE ∞』。
Gallery 銀座一丁目にて、来週11日から16日までです。こちらもどうぞよろしくおねがいしまーす!

寒中見舞い

やっとこさ、年賀状、というか寒中見舞いを出せました。きょうはそれほど寒くなかったけど。

渋谷駅前の大盛堂書店さんと、南越谷のガールズポップがタイアップして、店頭で無料配布するポストカードに絵を使っていただけることになったので、ついでにそれを年賀状にも流用することにしたのだったけど、去年の暮れからラフが3回くらいボツになって、画材も変えて、焦って仕上げた絵もボツになり、描き直してやっとOKがでたのが7日頃だったかな。
それで入稿したら世間は連休で、さらに印刷屋さんのミスで刷り直しになったり、てんやわんやの果てに、手元にハガキが届いたのがこの土日。いやあ大変でした。

でも、ボツにしてくれたデザイナーさん(ガールズポップの店長)には感謝してます。
あんな焦ってわけわかんなくなって描いた中途半端な絵が世に出なくて良かった。
最終的な絵がすごく気に入っているというわけでもないんだけど、及第点ではあるし、ただ好きなものを描くのではなく、お客さんに一歩あゆみよれたような気はする。
…イラストレーターってそういうお仕事なんだよなあ(←なにをいまさら。。。)焦ってしまったのも、お客さんを意識しようとしたせいなんだけど。
店長さんが「ポップ」とか「ファニー」とか表現する感覚がなかなかつかめなくて、ボツになった絵は、無理にいつもと違うものを描こうとしたせいで、描いてる人物に心が寄り添わず、描いててもなんだか気恥ずかしかった。
これじゃあだめだよね。ぜひともやるべき無理と、絶対やっちゃいけない無理がある。
でも描いてるときって、自分でそういうことよくわからなくなっちゃうんだよね。

ポストカードの絵のタイトルは「あの子のフリー・スケーティング」。やっぱりあの子を描きましょうよ、と説得されて描いたので、タイトルにも「あの子」って言葉を入れたかった。

あの子の絵は壁画とかでたくさん描いたから、正直言うといいかげんに飽きてきてた。でもあの子を描くと、なぜか不思議としっくりくる。あの子≠わたしなのに。
イラストイラストと意識しすぎると、こぎれいに小さくまとまってしまいそうだし、加減が難しいところだけど、しっくりくる感覚だけはなくしてはいけないと思った。
いつもはじっとしてるあの子が微妙に動いているのが鑑賞ポイントです。

ポストカードは大盛堂書店さんとガールズポップアトリウムで無料配布してます。
岩清水さやか祭りだそうです(なんだそりゃ)。まあとにかくばんばん持ってっちゃってください!
あと、本屋さんなので、3冊ほど、わたしの好きな本を推薦させていただきました。
いちおう渋谷あたりにいる女の子たちがターゲットということで、そんな感じで。(自分の装幀した本ではあまりその層に合うものがなかったのが残念ですが。)

それにあわせて、トップページのイラストもさしかえました。
ついでに、おまけフリー素材のページの、「スタバのタンブラーの中に入れるための紙」の種類を増やしてみました。
まさか使ってくれてる人がいるとは思ってなかったんだけど、いるらしいので。
サイズも三種類ずつ用意しました。もしよろしければ使ってみてください。

半月ぶりの南越谷

きょうは、半年ぶりにあかね書房のEさんにお会いした。
南越谷のお店においでいただきました。ありがとうございます。
またこの秋に「怪ダレ」の続きを出させていただくことが決まったので、とくに打ち合わせというわけでもないけれど、そのお話とか、いろいろ雑談。
それで、わたしは暗闇に人が溶け込んでる絵を描くのが好きなのを思い出した。

わたしは年があけてから一度もお店には顔をだしていなかったし、年末に壁画を仕上げた日は逃げるように帰ってきてしまっていて、店内の写真もまだちゃんと撮ってなかったのでちょうど良かった。
で、半月ぶりに壁画をみたのだったが、うーん、うーーーん、なんだかなあ。
ほんとは筆も用意して行ったのだけど、悩んだあげく、描き足すのはやめた。

ペットロスみたいなもんなのかなとも思うけど、再び落ち込んでしまい、絵って難しいですね、またゼロから出直します、とかなんとかぐだぐだいって、店長さんにからんでるみたいになってしまったのだった。
なぐさめてもらったけど、、、うーん、なさけないなあ。

でもやっぱり、今回の内装は、あのオブジェありきのものだった。全体をひとつの洞窟みたいな空間にすることにはある程度成功したかと思う。
オブジェの隙間を通してむこうの壁を覗く感じとかはなかなか面白くできたが、結局、オブジェがなければ成立しなかったし、壁画はおまけみたいなものだった。

でも、大きな絵を、近づいても、離れても、しかもいろんな角度から、きちんときれいにみせることの難しさ、自分のヘタクソさかげんを思い知ったし、まだ言葉にならないことも含めて、たくさん勉強させていただいた。
しかし、あの絵がどんなふうに受けとめられたのか、あれで方向は間違っていなかったのか、正直まったくわからないでいる。
しょせん壁の絵にしかすぎないから、わたしが意識しすぎてるだけなのだろうけど。

お店自体は、おかげさまで大成功だったようだ。ほとんどは店長さんの力だと思うけど、あの絵が少しでも役に立ってたらいいなあ。
まあ、やることはやったから、そのうちに別の形で答えは見えてくるだろう。

いまは、ひと仕事終わったときに必ず襲ってくる、例のあの気分。
ああこのつぎはいったいなにをどうしたらいいのだろう???

ものすごい無力感

大きな絵を描き終えるときはいつもそうなのだけど、ものすごい無力感におそわれる。
寒いし眠いし疲れたし絵は上手く描けないし才能ないし、

悲しい!悲しいよおお!

と、昨晩は、越谷からの帰りの電車の中で叫びだしたいような気持ちであった。
よっぽど今日も続きを描きに行こうかと思ったけど、これ以上やってももう無駄だし、正直いいかげんうんざりしてきたし、もう少し冷静な気持ちになってから、もう一度見に行って、まだ直したいと思ったら、少し修正はするかもしれません。
でもいまのわたしにできるのはここまでです。どうもすみませんでした。

GIRLS POP ATRIUMブログ

きょうは南越谷で壁塗り。もうなにがなんだか。
お店のブログでいろいろ紹介していただいてます。
帰るときになって、きょうでお店がオープンしてちょうど1ヶ月ということに気づいた。

うっそ。。。速過ぎ。。。

作業は、あと少し。年内には仕上げたいと思います。

夢の50%

わたしは自分のお城を作りたい、なんて前にも日記に書いたけど、いつか、どこかのスペースを借りて、彫刻をつくる所からはじめて、すべて公開制作という形で、実行するつもりでいた。

今回の壁画は、お店だから全部自分の思い通りにできるわけではないし、ペインティングだけだから、わたしが考えていたのとは違う。でも、仕事の枠の中で、けっこう近いことができたかもしれない。
ようするにぐるっと包み込むことをしたかったのだから、完成度はとりあえず置いておくとして、少しだけ夢が叶った。

だいたい今回の依頼は、お店の内装をどうにかしてほしいというだけで、こんなでっかい壁画を描いてと頼まれたわけではなかった。
わたしが勝手に描いちゃったので、お店の方もびっくりのようだった。

ずっとやりたいやりたいと言っていた新聞小説の挿絵もやれてしまったし、(もちろんできるならまた何度でもやってみたいけども)やりたいと思ったことは、あんがい実現するものなのなのだろうか?

「信じれば夢はかなう」なんて安いミュージカルみたいなことをいう気はないが、信じる信じないではなくて、夢は、まず持たないことには絶対に叶わない。
じつは、夢をみつけること自体がすごくたいへんなことなので、夢をみつけた時点で、半分くらい叶ったようなものなんじゃないかと思う。
信じられない夢なんて、最初から持ってないのと同じだと思うし、できると思ってないと、そもそも行動することができない。

あとは、夢はなるべく具体的に持ったほうがいい気がする。
夢に近づくためにどう行動したらいいかなんて手探りするしかないし、いくら信じていたところで、100%叶うとはかぎらないけれど、夢が具体的なものだったら、だいたいそのうち何%くらい叶ったかわかって、今までやってきたことが正しかったかどうか確認できるし、次はもっと頑張ろうって気持ちにもなれるから。

小さな夢ならオール・オア・ナッシングでもいいけど、大きな夢はパーセンテージで考えていいんじゃなかろうか(笑)。

スゲー!カワイイ!コワイ!

きょうも南越谷で作業。これでようやく、ひととおり線を描き終わって、やっと、まあこれなら見てもらってもしょうがないな、というとこまではできた。
まだ全然荒っぽいので作業は続けますが、パッと見はもうそんなに変わらないと思う。
なのでそろそろちゃんと告知もしなければ。。。

しかし、背景を虹色にしたら、妙にメルヘンチックな感じになってしまったなあ。
子どもっぽいのは不本意なんだけど、オブジェが不気味だからちょうどいい気もする。
ハイティーン向けというわりに、かなり小さい子どものお客さんも多いし、年配の女性も立ち止まっていく、不思議に広い客層なので、まあいいのかな。。。
店長Kさん(本業はデザイナー)が、お客さんに、この壁画の子に似てると言われて、「男なのに…」とショックを受けてて面白かった。髪型が似てるといえば似てた。

作業中、通りすがりの女子高生がまず発する言葉は、だいたい、「スゲー!」「カワイイ!」「コワイ!」のどれか。
意訳すると、うれしい!たのしい!大好き!みたいな感じですかね(違うか)。

わたしだったらたぶん「コワイ!」って言うだろうなあ。。。

安室奈美恵の歌にうなされる

南越谷OPAのガールズ・ポップ・アトリウムは先週の金曜にオープンしました。

木曜までに、床にシート貼らないとできないような絵の具が飛び散る作業は終わらせた。
でもさすがに仕上げることはできなかった。5日間でやれるのはこれが限界。
だってカウパレードの牛だって丸8日かかってるんだもん。今回は牛よりはシンプルな絵だけどなにしろサイズが比べ物にならないし。

お店の方にも、オープン後もライブペインティングしてくださいと言われていたので、無理に急いで完成させずに、続きは比較的お客さんの多い土日に通ってやることにした。
やっぱり埼玉なので、平日昼間から遊んでる女の子はいないのだ(東京が異常)。
で、金曜は自宅でパソコン仕事。疲労で腕がふるえて〆切に間に合わないかと焦った。

昨日の昼間は疲れて動けなくなってたけど、あきさんのお料理で回復したので、きょうは一日南越谷で作業したのだった。

ちなみに、平日にお店に来るのはギャルママがほとんどだった。なんで同じフロアにギャル服と子供服が並んでるのか不思議だったのだが、謎がとけた。
ぜったいに銀座のギャラリーとかには来ない層だ。新たなる挑戦。。。

それにしても、作業中、ずっと隣のギャル服の店で同じ曲ばっかりくり返しかかってて、曲名がわからないので「ギャル曲」と名付けてたんだけど、もうあんまりくり返すんで、行き帰りの電車や、自宅での作業中にまで脳内で自動再生されるし、本当に辟易してた。

他力本願的な歌詞でイライラするので、でも正しいこと歌うばかりが音楽じゃないよね、なんて自分に言い聞かせたりしながら耐えて作業してたのだったが、検索したら安室奈美恵の歌だった。そうかー、ギャルママつながりか!

しかし、こういう仕事って、やっぱりもうイラストレーションの枠は超えてる気がする。
アートというのもちょっと違うんだけど。。。

部屋に帰ると、あのオブジェを運び出したのでとても広々としてる。
逆に、オブジェを運びいれたときはお店の中が自分の部屋みたいな気がしたけど、まわりの壁画ができていくにつれて、自分ち感は薄れていった(笑)。

今はなんだかよくわからない不思議☆空間。
でも商品がならんでるから、ちゃんとお店らしくはみえると思う。

壁画を描いてます

埼玉県は越谷市にあるOPAというファッションビルの3Fに、今週20日の金曜日から来年1月末まで、期間限定のショップがオープンします。
(最寄り駅はJR武蔵野線の南越谷駅または東武伊勢崎線の新越谷駅。遠い…)
いろんなイラストレーターさんのグッズとか置くのだそうです。

で、いま、そこの店内の壁に絵を描いてます(壁は全部で幅18mくらい)。
今日やっと下描きを始めたというのに、あと4日しかないよ。。。?
6月にやった鍾乳洞のオブジェの展示がきっかけで声をかけていただきました。
あの鍾乳洞のオブジェも、もう一度展示します。

本当は、形を手直ししたかったんだけど、ほとんどそのままです。なにしろ急に決まった話なので。。。色は冬バージョンに変えるつもりですが。
壁画はいつものあの子と、丸がいっぱい飛んでる、いつものパターンです。
こんな大きな絵は初めてだし、急にふだんと違ったことやって失敗してもアレだし。でも今回は丸は丸でもちょっとフルーティな感じにしたいなと思ってます。

つい立てとか無しで描いてるので、通りすがりの人たちが立ち止まって見ていく。ちょっとしたライブペインティング状態。。。
今日は日曜だったし、同じフロアに子供服売り場があるので子どもが多くて、自分もお絵描きしたいとだだこねてぎゃあぎゃあ泣いちゃったりして。
ただ丸をいっぱい描いてるだけなのにそんなに見てて面白いとも思えないんだけど。
人はなぜ、絵を描くのを見るのが好きなのだろう?たぶん、出来上がった絵を見るよりも、描いてる途中を見るほうが好きだよね。
小学生のころ休み時間に落書きしてるとまわりに人だかりができてたのを思い出した。

お店のコンセプトはハイティーンの女の子向けのショップということらしいですが、同じビルにアニメイトとかヴィレッジヴァンガードとかダイソーとかも入ってるし、誰でも気軽にお立ち寄りいただけますので、お近くの方はぜひ。

しかしそれにしても、わたしは今までギャル向けのお仕事だけはしたことがなくて、これでようやく最後のピースが埋まりました。
今後は「ゆりかごから墓場まで」をキャッチフレーズにできます。
まあ絵そのものはギャル向けだろうがなんだろうが変わらないけどね。明日はまた赤帽さんにお願いしてオブジェの搬入だ~ わー

以下、告知の文章のコピペです。また「ガーリー」って言葉がでてきたよ。。。

「GIRLS POP ATRIUM|ガールズ・ポップ・アトリウム」
~女の子のためのオリジナル & セレクト・グッズ・ショップ~

ファッションや雑誌などで活躍しているガーリーな人気イラストレーター達のオリジナル・グッズや、かわいらしいアクセサリーやぬいぐるみをクリエイトする手作り作家たちの作品を揃えたコラボレーション・ショップが、南越谷OPAにオープン!
限定品、一点もの、ここでしか手に入らないものがいっぱい。ぜひアナタのお気に入りアイテムを見つけてください!

来店者特典:オリジナル缶バッジ ※ 11月30日まで。無くなり次第配布終了となります。

日時:2009年11月20日(金)~
営業時間 10:00am ~ 8:00pm
場所 南越谷OPA 3F
主催 ディレクションズ
協賛 ワイキキ・レコード、大盛堂書店

■ 参加イラストレーター(敬称略)
茉莉枝、hipBORNtwin、Ra’yka、蛯原あきら、OGAWA KEIKO、玉石佳世、内山ユニコ、NICO、ひらのゆきこ、今井 杏、miri、マロンチック、mayumi、TAMMY、森 宏、高橋由季、小林 晃、岩清水さやか
※ 全イラストレーターさん共通で、限定トートバッグの制作・ 販売が決定しました!

■ 参加グッズ作家(敬称略)
Spilla、ART & CRAFT KOTORI、atelier Bacchus、 ScarolicK、JuJu、ひつじのこや、チェルシィ、capria、LaLa、トリゴエユイ、ku*momo
※ 順次、参加者が増える予定です。

■ 店内壁イラスト+オブジェ:岩清水さやか
エントランス壁・イラスト : Ra’yka、等身大ギャル : 森 宏

■ 楽しいイベントも企画中です!

LOVE WINTER TOKYO 2009

他のいくつかのギャラリーと連携してほぼ同時に開催している、「LOVE WINTER TOKYO 2009」というイベントの一環で、メインは、他のギャラリーの出展者も集まっての交流会でした。

『LOVE WINTER TOKYO 2009』
(原宿、デザインフェスタギャラリー)。 テーマ「大好き!」
2月14日(日)11:00~17:00(無料)17:30~ 22:00(レセプションのみ参加¥300、レセプション&交流会参加¥3,800)

もともと、おととし制作した立体を再出展するつもりで、新作はできれば出したいけど…、なんて言っていた。
2月になったら少し時間ができるかなあと思っていたけど、いろいろとやらなきゃいけないことがあったり、体調をくずしたりもしていて、結局、新作にはとりかかれないまま、当日になってしまった。

でも、挿絵の仕事が明け方までかかってしまったので、出かけるまで2時間眠るよりも、この時間になんか描いて出そうと思って、こないだ買って地塗りだけしてあった小さいキャンバス五枚に、アクリルガッシュで、超シンプルなイラストを描いた。
一本の線+人物のみのミニマムな絵。意外に成立しているかも、と自分では思った。

それを背中にしょって、わたしと同じ身長の立体を腕に抱えて、原宿の竹下通りを突っ切り(お店が開店する前の時間でよかった)会場のデザインフェスタギャラリーに無事搬入。ちょっと遅刻したけど。イベントはまったりした雰囲気で、他の出展者とだらだらとおしゃべり。

交流会では、80人もの作家とギャラリー関係者があつまって、お好み焼きをつつきながら、挨拶したり、名刺を交換したり。
こんないろんな人がいるとこに混ぜてもらえるのはありがたいと思う。
と同時に、この中に埋もれずに飛び出していかねばいかんなあとも思う。

牛の反響

イラストの仕事をしていて、この絵はどうだこうだと批評されることはほぼない。
仕事相手だと、気に入らなくても何も言われずに、ただ次の仕事がこないだけだし、展示を見た人にここが良くないからこうしろとか言われることもない。
それは、絵を言葉にするのが難しいからだと思っていた。小難しいことを考えずただ好きか嫌いかですむのがイラストのいいところでもある。

ところが、例のカウパレード、あちこちのブログであれこれ書かれている。
批判めいたことを書かれたりするのはほんとに初めて(褒めてくれた人もいたが)。
「アート」を批判するのは、わかってないと思われるのが怖くてできないけど、カウパレードだったらちょっとゆるいから誰でも突っ込みを入れやすいし、それに何か言うことに意義がありそうに思えるような、規模の大きなイベントだった。

でもその批判というのは、ようするに、その人の持っている理想のイメージにわたしの絵が合わないということだった。
うーん、それは、わたしにはどうにもできないことだ。。。

自分なりの理想を持っている人にとっては、このズレがさぞかし不快なのだろうし、その不快さはわたしにもよ~くわかる。
そういう人こそ、自分の作品の創作に向かうべきだと思うな。
その人とわたしは別の人間で、どうにもできない部分こそがわたしらしさで、もちろん欠点もあるのだが、それも含めていまそこにある作品がすべてなのだ。

まあ、わたしらしさを消したほうが普遍的な作品といえるかもしれないけど、、、どうにもならんものはどうにもならん。
開き直ってるわけではなくて、欠点をつぶすよりいいところを伸ばしたいので、せっかく指摘してくれるのであれば、欠点より長所を教えてもらえると助かるのだけど、とか言ったらずうずうしいかなあ。

カウの写真アップしました

カウパレードのわたしの牛の写真、ホームページにアップしました。
あきさんに撮影していただきました。ありがとうございます!(縮小加工はわたしがやったので変だったらすみません)

ペニンシュラホテルの前はゆったりした空気が流れてていい場所だったなあ。(しかしこの台座の黄色と黒のダンダラ模様はどうにかならなかったものか。。。)
あと一週間で終わっちゃうと思うと、ちょっとさみしいな。
オークションもどうぞよろしくお願いします!