カテゴリー別アーカイブ: お出かけ

韓国アート道中・2日目 KIAF見物

ちょっと寝て起きて、狭いホテルのベッドの上にトランクを乗せて机代わりにして、絵の続き。
日本から運んできた荷物のせいで腕が筋肉痛。。。

昼頃、地下鉄に乗って自力でKIAFの会場に行きました。
7年前にソウルに遊びに来たときは地下鉄の駅に英語や日本語の表示がなくて不便だったけど、今回はわかりやすい表示があって、ハングルが読めなくても迷うことはなく、街全体がぐっとフレンドリーな感じがしました。
昼ご飯は、社長さんに近所の食堂に連れて行っていただき、鯖と大根とキムチの鍋物をごちそうになりました。辛かったけど美味しかったです。^^会話ができなくてほぼ無言でしたが。昼間から鍋物食べるんだなあ。。。

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ブースにいても手持ち無沙汰だったので、午後はKIAFの会場をゆっくり見て回りました。
KIAFは全体的に作品のサイズが大きくて、写真ではわかりづらいけど、表面がレリーフみたいにデコボコした絵がたくさん目につきました。女性のヌードや、心の闇を丸出しにしたような病んだ作品は少なくて、画材とか素材とかと戦っている作品が多く、全体に力強く健康的な印象でした。
あと、丸い壷を描いた絵画が多かったのは、陶芸が韓国の誇る伝統芸術だからだそうです。
李奈珍さんによれば、ここ何年も作家の顔ぶれに変化がなく面白みがないということでしたが、そのぶん洗練されていて技術的なレベルがとても高かったです。

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夕方くらいに日本からアートラボトーキョーの森下さん&菅間さんが到着したので合流して、李奈珍さんにギャラリー近くの参鶏湯のお店に連れて行っていただきました。
参鶏湯はレトルトのしか食べたことがなかったので、本物は全くの別物で、優しい味で感動しました。中身の栗とかナツメとか朝鮮人参は、食べないのだそう(栗は甘くて美味しかったけど)。
李奈珍さんおすすめのチョンハというお酒もとても飲みやすかったし、生にんにくにコチュジャンをつけて食べるおつまみも恐る恐る試してみたらはまってしまいました。
参鶏湯の土鍋を斜めに傾けて(行儀の良くない食べ方だそう)お腹いっぱいに食べました。

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韓国アート道中・1日目 KIAF・VIPプレビュー

展示前はいつもそうなんだけど、出かける直前まで徹夜で絵を描いて、残り8枚の仕上げが終わらないまま大慌てで梱包して、大荷物を引きずって成田へ。朝9時発の飛行機に乗り込みました。
あたまがぼーっとしていたので、飛行機恐怖症は半分くらいですんだかも。。。
隣りの席に座っていた50代くらいの中国人のきれいな女性が、ふと気づくと下半身に服を着てなくて、薄い黒ストッキングの下にパンツが丸見えだったんですがあれは幻だったのでしょうか。
機内食は朝だというのにソースカツ丼(と、ごま豆腐とベルギーワッフルとコチュジャン)でした。コチュジャンの使い道がわからなくてごま豆腐にかけてみたけどあまり合わず、、、ソースカツ丼にかけるのが正解だったのかな???

昼頃に仁川空港に着いて、リムジンバスでソウル市内に向かいました。出迎えに来てくださった李奈珍さんがバス代も支払ってくださり、割り勘はしないで次の支払いのときに交替で払うのが韓国式だと教わりました。
これは一期一会式の考え方をする日本人的には戸惑う習慣だけど、このやり方に慣れた人にとっては割り勘ってかなり他人行儀な感じなのかもしれないなあと思いました。

Zeinxenoギャラリーは壁が高く広々として、天窓があって素敵な場所でした。
荷物を下ろして、まずは李奈珍さんの個展を鑑賞しました。作品の半分ほどはKIAFに搬入した後だったので全貌は見られませんでしたが、優しくて温かくて精巧でそれでいて力強くて、魅力的な展示でした。

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それからホテルに寄ってチェックインをすませました。ホテルは地下鉄の乙支路3街駅の近くで、部屋の広さ=バスルーム+ベッド、というとんでもなく狭い部屋だったけど、KIAFの会場のCOEXモールにもギャラリーにも乗り換えなしで行ける便利なところでした。

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そして、急いで地下鉄に乗りCOEXへ。KIAF(Korean International Art Fair)は、バーゼル香港に次いで、アジアでは2番目に大きなアートフェアだそうです。会場はものすごく広くて、各ギャラリーのブースはどこも大きく、作品も大きく、とにかく圧倒されました。
Zeinxenoギャラリーのブースは、絵画や彫刻など様々なジャンルの、比較的小さめな作品がぎっしりと展示されていて、お客さんも途切れず賑わっていました。

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12日はVIPプレビューだったので、終了後にZeinxenoの社長さんと副社長さんと李奈珍さんとVIPパーティに行き、ビュッフェ形式の食事をいただきました。韓国料理じゃなくて、主食はにぎり寿司でした。なにしろ徹夜なのであまり食べられなかったけど、カクテルがおいしかったです。李奈珍さんの通訳のおかげで、みなさんと楽しくお話できました。

海の不思議ないきもの展

きょうは台風一過でとても暑く夏らしい日になったので、ずっと楽しみにしていた、木暮奈津子さんの個展「海の不思議ないきもの」を見に、千葉県立美術館へ。
夏にぴったりの展覧会。広い展示室に、約1700点にのぼるというものすごい数のカラフルなオブジェたちがずらりと並んでいて、ただただ圧倒された。千葉ポートタワーや、観光船乗り場にも一部展示されていて、しかも同じ期間に松屋銀座でも展示されていたりして、いったいどれだけたくさん作品があるのかと。あの量、保管するだけでも相当大変なはず。。。
木暮さんの海のいきものたちは、どれもこれも変わったかたちだけど、不思議とグロテスクさは全くなくて、とぼけた明るさがあって、わたしは大好きなのです。

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千葉めぐり

きょうは、千葉公園に「大賀ハス」を見に行った。
大賀ハスというのは、千葉市内の遺跡で発見された2000年以上も昔の種から育てられた古代ハス。
JR千葉駅のすぐ裏にある千葉公園で、他の種類と交配しないように大事に栽培されていて、ちょうど今の季節が花の見頃。
人の顔くらいありそうな大きな花があちこちにぽこぽこと咲いていた。
梅雨どきだけど、きょうはすっきり晴れていて、ピンクの花がよく映えていた。
葉っぱはビロードみたいでしっとりしていて、風でゆれると水のしずくがキラキラしていた。
写真にはうまく写せなかったけど、葉っぱの背が高いところと低いところが波みたいにうねうねしていて面白かった。

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それから千葉みなとのポートタワーに行った。
子どものころに連れてきてもらったことがあるはずだけど、まったくおぼえていない。
今年でちょうど30周年だそうで、全面ガラス張りの建物はバブルの匂いがぷんぷんする。
上から見下ろすと地面に描かれているのが見えるカニのイラストも、80年代風で懐かしい感じ。
交通の便が悪くて行きづらいし、東京湾を見渡せると言ってもそんなに高いわけでもないし、いろいろ微妙。電波塔とかの機能があるわけでもなく、展望台がある以外なんの意味も無い、ただのタワーなんだそうだ。(当時、千葉県の人口が500万人を突破した記念に建てられたらしいけど)
でもそういうの嫌いじゃない。なんかアートみたいで。

アートフェア

きょうはアートフェア東京(ソウルオープンアートフェアと完全に日程がかぶっている)のプレビューに遊びに行きました。
アートラボトーキョーのブースはとても華やか。わたしは出展者ではないのでお気楽で、他のお客さんや作家さんたちといろいろおしゃべりできてとっても楽しかったのですが、、、やっぱりソウルに行くべきだったのかなー。。。

ソウルではどうやら作品が二つ売れたらしいです。写真を見るとシールがついてるのは「アマゾンソードの葉の下で(水槽の絵)」と「錦冠菊(花火の絵)」。どちらもとても気に入ってる作品なので嬉しい。けど寂しい。
もう二度と会えないのかなあ。ううう。達者で暮らせよ。。。
どこのどなたかわかりませんが、あの子たちをどうぞよろしくお願いします。
(↑↓この写真はぜんぶソウルオープンアートフェアのギャラリーZeinxenoのブースの様子です。)

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水 神秘のかたち展

きょうはサントリー美術館の「水 神秘のかたち」展を観に行った。
前からとても見てみたかった重要文化財の「日月山水図屏風」が出展されてたから、会期終了ギリギリに行けてよかったー!と、わくわくしながら会場を一周したんだけど、、、出口まで行ってもお目当ての絵がない。
最初まで戻ってもう一周してもやっぱり無いので、出展リストをよく読んだら、展示替えで後半は展示されてなかったらしい。
日月山水図屏風は、この展覧会のポスターとかチラシのメインビジュアルになっていて、チラシには展示替えの予定があることは小さく書いてあったけど、どの作品がとは書いてなくて、まさかメインの作品が展示されてないなんて思わなかったよ。。。
もーーーー、ほんっっっとにがっかりした!!!
水を描いた作品をあつめた展示で、「石山寺縁起絵巻」とか、他にも素敵な作品がたくさんあったし、もともと水の表現には興味があったから面白かった(石清水八幡宮のコーナーもあったし)。
だけどだけどさ、、、ほんとがっかりしたよ。。。

初詣

きょうは家の近所の神社に初詣に行ってきた。
ごくごく近所の人しか知らないような小さな神社。
今住んでるところの地名がつく神社なので、一度行ってみたかった。でも、これまでに拝殿と末社の場所は見つけていたんだけど、本殿がどこにあるのかわからなかった。これはちゃんと地図をみて探さなければと思って検索して、今日やっとたどりつくことができた。
おそらくもともとは広い敷地だったのが宅地や畑で分断されてしまっていて、うねうねくねった細い道を通って行かなければいけないので、場所がかなりわかりづらい。
ついてみるとあまり整備されていない、荒れ地みたいなところだった。短い参道の両脇は土地がえぐり取られたみたいになっていて、塀もないし、本殿の建物も本当に小さかった。でもできるかぎりきれいにしようとしている感じはわかったし、パワースポットな雰囲気もあった。境内にもりもり生えていた木は、ちょっと今までに見たことないような立派な巨木ばかりだった。ただし、枝はばっさり切られてしまっていたので、日が射して、からりと明るい境内だった。

小さなお寺や神社って日本中あちこちにあって、ふだんは素通りしてしまう。でもよく調べるとそれぞれちゃんと歴史や由来があって、地域の人が大切にしていたりする。
有名な寺社のように、歴史のメインストリームに登場したりはしないけど、ここにはここの歴史があったのは確かだし、その歴史は中央と完全に切り離されているわけではなく、めぐりめぐってどっかでつながってたりすることもあるから、とても面白い。

加曽利貝塚

きょうは、加曽利貝塚に遊びに行った。
最近やきもののことを勉強したくて本を読んだりしてて、あと家の近所にたくさん貝塚があることを知って調べていて、あの加曽利貝塚が千葉市にあることをはじめて知った。千葉県育ちなのに、知らなかった。
そこの資料館で縄文土器作り名人のかたが展示をしているというので行ってみたら、運よく名人ご本人が丁寧に解説してくださった。
縄文土器のなかでも注ぎ口があるタイプに絞った展示で、精巧に実物を模した作品がたくさん。実際に作った人しかわからない作り方のコツや土器の使い方などおもしろ話をたくさん聞けた。
土器は思ってたより小さくて、手のひらサイズのものもあり、色も赤茶だけでなく黒っぽいのもあったし、形も文様も意外と洗練されていておしゃれだった。
名人は縄文土器が好きすぎて、山を買って粘土を採取して土器を作ってるのだそうだ。
すごすぎる。。。
資料館は地味で古くてぼろぼろだったけど、常設展示の屈葬された骸骨がとてもきれいだった。
貝塚の上にはどんぐりの木がいっぱい生えて森みたいになっていて、素敵なところだった。こんどは晴れの日に行ってみたい。

(仮)の事情

アンファンテリブル公演「(仮)の事情」の千秋楽を見てきました。とても面白かった。
演劇を見たぞ!って感じ。役者さんみなさんすごくカッコ良くかつ可愛かったです。

この公演では、「カルチベート・チケット」という試みがされていて、わたしもそのしくみの説明用のカットを描かせていただいたのですが、正直半信半疑でした。でも結果的には大成功で、たくさんの方が利用されたそうで、少しでもお手伝いできて良かったです。

ここはだれの場所/オスカー・ニーマイヤー

きょうは東京都現代美術館に行ってきたー。
「ここはだれの場所」と「オスカー・ニーマイヤー」、どっちもすごくおもしろかったな〜。
のんびりできたし、なんだかとっても癒された^^
アルフレド&イザベル・アキリザンの作品目当てで行ったのだけど(すごく良かった)、ヨーガンレールのごみを使った作品もとても美しかった。
まえに3331 Arts Chiyodaで見た藤浩志展の作品を思い出した。
会田誠さんが版画彫ってるとこも見物できてお得だった。

会津旅2

2日目は会津若松市内を観光。
ホテルのバスの運転手さんが親切にいろいろ情報を教えてくれた。
まず鶴ヶ城に行った。赤紫色の瓦のおしゃれなお城。
タイミング良くガイドのおばちゃんがいたので、案内してもらったら、とても話がおもしろい方で、大当たりだった。客は最初わたしたちだけだったのに、お城の庭を歩き回るうちにいつのまにかどんどん増えていった。

鶴ヶ城会館で実演販売してたあわまんじゅう(めちゃくちゃ美味しい)を買い、七日町通りを歩きながら、絵ろうそく屋さんや和菓子屋さんをのぞく。
修学旅行のときに長門屋で買った栗まんじゅうがとても美味しかった記憶があるので、もちろん買った(立派な化粧箱に入ってたけど、昔はもっと地味な箱に入ってた気がする)。

それから末廣酒造の蔵見学。時期的にお酒の仕込みはしていなかったけど、機械を見せてもらったり、いろいろ教えてもらったり、迷路みたいな旧家を案内してもらったり。たくさん試飲もできたし、蔵に併設されてたカフェも良かった。こんどは仕込みの見学をしてみたいなー。

会津旅

ゆうべ、今年のサボテンの花が咲いた。
今日から1泊で会津に出かけてしまうので、咲いたところを見られて良かった。

早起きして新幹線に乗り、郡山で磐越西線に乗り換えて会津へ。
会津は中学の修学旅行以来。でもかなり昔だし、当時はバスで回ったから記憶があまりない。
今回は父がコースを決めた(旅行会社のツアーだけど)。けっこういろんな乗り物を乗り継がないといけないのと、乗り物の本数自体が少ないので、父はかなりテンパっていた。

でも乗り継ぎはなんのトラブルもなく、むしろ早く行き過ぎて待ち時間ができちゃったりしつつ、茅葺き屋根の民家が集まる「大内宿」と、川で削られた急な崖「塔のへつり」を回った。

大内宿は、急ごしらえの観光地って感じで、お土産屋さんも素人くさい雰囲気だった。
でも集落の奥にある子安神社が、ちょうど一年に一度のご開張の日だったらしく、地元の奥さんたちが手作りのご飯やゆで卵をふるまってくれて、なんだかとてもいい感じだった。
ここでは丸ごとのネギをかじりながらお蕎麦を食べるのが名物らしい(本当かなあ)。おそるおそる食べてみると、案の定、辛すぎてひとくちでギブアップ。ネギがもったいなかった。一緒に頼んだ栃餅が美味しくて、こっちを推せばいいのにな〜と思った(食べ過ぎた)。電車待ちの間に湯野上温泉駅の足湯につかる。熱くて素晴らしく気持ちよかった。

塔のへつりは、とても良かった。絶壁のあいだに架けられたゆらゆら揺れる橋をわたり、崖が浸食されてできたような感じの細い通路を伝って歩く。手すりがないところもあって、けっこう怖かった。
父は高所恐怖症なので、引き返してどこかで時間をつぶしていた。。。

 

朗読『痴話』

きょうは前川さんの朗読会を聴きに下北沢に行った。共演は神農幸さん、DJ星野さん。
ありし日の六本木キャラメルでの二人芝居みたいでなつかしかった。
前川さんは1年前にご病気されて心配だったけど、顔色も良くなって、たばこもプカプカ吸っていた。
朗読というのは聴く方も勝手が分からなかったけど、だんだん引き込まれた。
内容は阿部定の人生。
前川さんが阿部定にご自分の人生を重ねているのだろうというのは想像できる。
わたし自身は阿部定には1ミリも共感できないし興味もないのにそれでも面白いと思えるんだから不思議なものだ。
ただただ、いろんな人生があるものだなあと。

神社めぐり

自宅に戻りました。
お正月、実家にいたあいだ、家から半径5km内くらいの範囲の、田んぼの中に点在している小さな神社やお寺をお参りして回ってました。
たくさんありすぎて回れたのはほんの一部だけど、偶然見つけたお寺でかっこいい欄間の彫刻を拝んだりできて、楽しかった。
わたしは子どものころからインドア派なので、育った地域のことをほとんど知らなかった。
実家のまわりが、今後、田舎でなくなるという可能性はもう無いだろうし、とにかく不便でしかたないけど、今まで思っていたほど退屈なものでもないのかもしれないな、とは思った。

箱根

昨日から両親と一緒に箱根に来ている。母の誕生日祝いもかねて。

プランはほとんど母が考えて、昨日は天気がよかったので芦ノ湖周辺を見物したり、海賊船に乗ったり、ロープウェーで大湧谷に立ち寄ってゆでたまご食べたりと、ベタな観光コース。でも箱根には何度も来てるけど関所も箱根神社も行ったことがなかった。箱根神社はとくに良かった。

強羅の旅館に一泊して温泉につかり、今日は大雨のなか、ポーラ美術館を見たりしてまったりのんびり過ごした。
母は岡田美術館にも行きたそうだったけど、疲れてしまったので、次回に持ち越し。
お揃いで、寄木細工のお箸を買った。安いものだけど。