「人生相談は真夜中のバーで」(蒼井上鷹さん著、PHP文芸文庫)発売になっています。
web連載時、単行本でも使っていただいたイラストですが、今回は背景を写真と合成して、大人っぽい感じのカバーに仕上げていただきました。
こんなにいろいろな形で生かしていただくことができて、本当に幸せな絵です。
- 作者: 蒼井上鷹
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/11/11
- メディア: 文庫
「人生相談は真夜中のバーで」(蒼井上鷹さん著、PHP文芸文庫)発売になっています。
web連載時、単行本でも使っていただいたイラストですが、今回は背景を写真と合成して、大人っぽい感じのカバーに仕上げていただきました。
こんなにいろいろな形で生かしていただくことができて、本当に幸せな絵です。
石持浅海さんの新刊「フライ・バイ・ワイヤ」のカバーイラストを描きました。
連載の挿絵も担当させていただいた小説です。
この謎のなんちゃって回路!!!
描くのむちゃくちゃたいへんだったけど、ちょっぴりガーリーで自分でも気に入ってます。
個展の飾り付けなう!明日から渋谷の大盛堂書店さんで!
「オルゴォル」新聞連載時の挿絵と、装幀のために作ったハヤト人形。
渋谷大盛堂書店さんに怪ダレコーナーができましたよっ!本日、第6巻発売!
えーと、わたしが人生相談を始めたのではなく、カバー絵を描いた本の題名です。
自己啓発書みたいな題名ですが、ミステリーですのでお間違えなく!
昨日が発売日だったみたいです。PHP研究所刊、著者は蒼井上鷹さん。
蒼井さんの小説推理でのデビュー作の挿絵を描いたのがたしか2004年で、わたしもそのころはまだイラストの仕事を始めたばっかりだったので、いま当時の絵を見るとなんというかもう真っ青という感じなのですが。。。
昨年WEB文蔵さんでの連載時に挿絵を担当したのを気に入っていただいたようで、中心の人物(モーさん)の絵はほとんどそのままで、背景を付け足しました。
WEB用の絵は小さいので、目立つように、意識的にシンプル&強い色で描いたら、オレンジと黒のシマシマが面白いということで、装幀にも活かしていただきました。
なんだか難しい色合いだったようで、デザイナーさんがかなり苦労されたそうです。
帯がそのままバーのカウンターになってたりするのも、楽しいですね~。
新聞連載の挿絵を描きはじめたのが一昨年の2月か3月頃だったのですが、長い長い旅路をへて、ついに単行本が発売になりました。
日記にも何度か書きましたが、わたしは装幀の写真に写っている、主人公ハヤトの彫刻(編集さん曰く、朱川さんに似てるらしい)を作りました。
きょう見本を受け取ったのですが、先日PDFで見本を見せていただいたのよりもずっと手触りがあっていい雰囲気に仕上がっていて、すごくうれしかったです。
装幀は絵描きのものではなく、デザイナーさんのものだと思っているので、いつも素材をお渡ししてしまったらあとはすべておまかせなのですが、素敵な出来上がりの本が届くと、やっぱりほんとに感激してしまいます。
この写真は、京都の叡山電鉄さんの車内で、ゲリラ的に撮影されたものです。
もちろん許可は取ってましたが、当日まで本当に撮影できるか不安だったとか。合成とかじゃなく、実際に走っている電車内で撮った気合いがみどころです。
このごろ忙しくて日記なかなか書けないんですが、とりいそぎ!
早朝、発泡スチロールのオブジェをむりやり仕上げた。
具体的に何を作ったかというと、秋頃に発売になる、ある小説の登場人物の等身大人形。
いままでのオブジェは完全にわたしの世界だったので、足は彫る必要がなかったんだけど、今回は2足で直立させてうまくバランスをとらなければならなかった。
それでいて単なる模型になってしまってはいけないし、なかなか難しい挑戦だった。
これをカメラマンさんに撮影していただいた写真が装幀に使われるとのこと。
まだくわしいことは書けませんが、その撮影が、本日、京都で行われた模様で。
京都は小説の中には1ミリもでてこないんですが、デザイナーさんが京都の方だそうで。むーー、、、東京で撮影だったら見学に行けたのにいい。ていうか京都でも行くつもりで、自腹切ってでも行きたいですってお願いしたんだけど。
それでもダメだと言われたらあきらめるしかないじゃんね。
なんでよー。なにも邪魔なんかしないのにいいい!
まあ結局二徹してたから京都までいくのは体力的にきつかっただろうけどさ。でも新幹線でだって眠れるじゃんね(←まだ言ってる)
*
撮影に間に合わせるため、編集者さんが朝6時に自宅まであの子を引き取りにやってきた。わたしはギリギリまで描いていて、後ろから同時にドライヤーで乾かしてもらい(汗)なんとかあきらめをつけて(つまり仕上げて)、プチプチで簀巻きにして、、、
そしてあの子はタクシーに乗せられて、ドナドナされて行きました。
そのまま新幹線で京都まで行って、10時から撮影に入るということで。
あの子が著者さんに似てると言われたのは意外だった。…パパ似? 複雑だわ(笑)。
まあ、あの方に似てるのならば、相当見た目のインパクトがあるってことだ。よし。
でもその後ひとり取り残されたわたしは寂しくて悲しくて悔しくて呆然としてしまった。
*
今回のオブジェは、最初の〆切の日から4日くらい待ってもらって、じっくり作った。彫りや着彩だけじゃなく、地塗りとかヤスリがけなどもけっこう丁寧にやった。
完璧ということはありえないので、時間があればまだいくらでも描き続けられるんだけど、それでもやっぱり制作に時間をかけると、クオリティが上がるものなんだなあと思った。
意味を伝えるだけで良いのだったら、もっと早い段階のものでも完成してたと言える。至近距離からの撮影ではなく、オブジェが風景に溶け込んだ写真を使うようだから、本当は、お仕事としてはここまでクオリティにこだわる必要はなかった気もする。
でもあの子が運び出されて行ったあとで、部屋に戻って鍾乳洞のオブジェをみたら、すごく雑で荒けずりでいいかげんで適当で、なんだかゴミみたいに見えてしまった。
あれは一個一個の形より全体を見せるのが目的ではあったけど、、、意味と雰囲気を伝えるだけのものになってしまっていたなあ、と今更ながら反省した。
*
それから睡眠をとって、夜中近くに息をふきかえし、食糧の買い出しに出た。
毎日徹夜してたから外が暗いのが新鮮で、ああ夜って暗いんだと妙に感動してしまった。
ミステリーズ!連載中の挿絵、単行本の装幀イラストも描かせていただいてた、石持浅海さんの連作ミステリ「温かな手」の、文庫版の見本が届きました。
単行本よりシンプルなイラストです。
やっぱりミステリは文庫でね、こうポケットとかに入れて持ち歩いて、空き時間におもむろに取り出して読むというのが、いかにもサマになるなあと。
ポプラ社さんのPR誌「asta*」で挿絵を隔月連載させていただくことになった。
文蔵さんの連載が来月発売分で最終回なので、ちょうど良いタイミング。
きょうは打ち合わせ。雪が止んで、晴れてよかった。
またまた怪談ですよ(笑)。児童書じゃないけど。
でも読んだ感じでは、怪談というよりは、幻想的で不思議な美しいお話。
美しすぎてつかみどころがないというか、どう手をつけたらいいかわからない。
作者の五十嵐貴久さんは、今回新しい引き出しを開けようとしているそうだけど、これは、、、わたしも新しい扉を開けるかも(うまく描ければの話)。
本日から、WEB文蔵(PHP研究所さんのHPのコンテンツです)上で、蒼井上鷹さんの小説「人生相談始めました」の連載が始まり、そのタイトル画像を描かせていただきました。
とあるショットバーのマスターが主人公の、渋いんだけど、どことなくユーモラスなミステリです。
小説は毎月更新ですが、絵はずっと同じです。
WEB用の絵で、しかもかなり縮小して表示されたりもするので、いつもより線を太めにして、色も強くして、シンプルな構図を意識しました。
*
ところで最近のわたしの悩みごとは、下絵を描いたあとに、鉛筆の線を消しゴムで消すのが面倒くさくて、それがイヤなあまりに、作業が止まってしまったりすることです。
やはり、電動消しゴムを買うべきでしょうか。
でも消しゴムのカスを掃除するのもうんざり。すごい量なんだもん。。。
装幀イラストを描かせていただいた「マローディープ 愚者たちの楽園」(森福都さん著/講談社ノベルス)の見本を受け取った。
ここ数日郵便受けを開けてなかったので、いつ届いたのかわからないけど。
今回はちょっと難しい色を使ってしまったようで、(夜の情景なんだけど、空と海の部分なんかシアン100%なのだ)色みのバランスがとりにくくて、印刷所でもなかなかいい色が出ないし、わたし自身も迷いまくってしまい(これはほんとによくない)、ギリギリまで何度もやり直しさせてもらった。
いつも色はなりゆきまかせで、こんなにいじったことはないんだけど。
出来上がりは、まあこんなかな…って感じ。思ってたより良かった。初校にくらべたらずっと改善されてるので、いじったかいはあった。
小説は、モルディブのリゾートが舞台の、コミカルなミステリです。
わたしは、このお仕事するまでこういうリゾートにはまったく関心がなく、ああそうか、こういう遊びもあるんだなとはじめて認識した次第です。
なので、ガイドブックとかパンフレットとか熟読しても、他のリゾート地との違いがなかなか理解できなくてけっこう困りました。
取材に行けたら行きたいです。もう遅いか。
きょうは、高校時代からの友人、Rちゃん&Nちゃんと池袋でランチ。
Nちゃんと会うのはもう何年かぶりだし、Nちゃんのベイビーとは初対面。パパも高校のときの同級生なので、なんだか感慨深いものがあった。
ベイビーは、色白で、Nちゃんにそっくりで、おとなしくて、絵本が大好き。いま二歳だから、大きくなるまでにわたしの絵本が間に合うといいなー。
Nちゃんは、歯医者さんの仕事も続けながら、姑とうまくやったり、しっかり公園デビューしたりしてるそうで、えらいもんだ~。
*
Rちゃんは、某・時計メーカーの広報室に勤めているのだが、今、わたしが日経ビジネスアソシエさんで挿絵をさせていただいてる、桂望実さんの小説「ハタラクオトメ」は、時計メーカーが舞台になっている。
これから時計の工場のシーンの挿絵を描かなければいけないし、もしかして見学とかさせてもらえないかなあ~、と思って聞いてみたら、見学は誰でもできるけど、工場は盛岡にあるのだそうで、残念ながら自腹で行くのは無理そうなのであきらめた。
が、去年、桂さんと編集者さん方が、まさにその工場を取材されたらしく、そのときにご案内をしたのが、なんとRちゃんだったそうなのだ。
よ、世の中せまいなあ。。。まさか同じ仕事にかかわる日が来るとは…!
「オルゴォル」の連載が、青森県八戸市の「デーリー東北新聞」さんで、7/30から新たに始まったそうです。
たしか、母方の祖父が青森県人会に入っていたはずなので、うれしいです。青森のみなさま、どうぞよろしく。。。
またまた、山本幸久さんの新刊をいただいてしまいました!
すごい題名。。。ダジャレ好きだけど。。。
山本さんの挿絵をさせていただいてる「文蔵」さんでの連載、「ジンリキシャングリラ」も面白いですのでお薦めですよ!
今朝、郵便受けを開けてびっくり。
装幀イラストを描かせていただいた、水原秀策さんの小説、「裁くのは僕たちだ」(東京創元社ミステリ・フロンティア)の見本が入ってた。いつ届いたんだろう?…昨日か一昨日か。
裁判員もので、どんでん返しの連続、ハラハラドキドキのミステリです。
あまりにも旬なテーマなので、裁判員というのを前面に出すかどうかとか、編集者さんとさんざん悩みまくったあげく、こんなふうになりました。
オーソドックスなようで、意外とないパターンの表紙になったかも。色は地味なんだけど、顔がたくさんだから、描くのたいへんだったなあ…。
装幀のイラストを描かせていただいた単行本、加藤実秋さんの小説「チャンネルファンタズモ」の見本が届きました。
今回描いたのはいくつかのパーツ的なカットばかりで、ちょっと泥臭い絵だったので(自分で描いておいてアレですけど)、いったいどうなるのか、楽しみなような怖いような気持ちでいたのですが、デザイナーさんのおかげで、素敵な仕上がりになっていました。
*
「問題小説」さんで、連載中から挿絵を描かせていただいてて、その絵を加藤さんが気に入ってくださったとのことで、当時の挿絵3点+描きおろしの挿絵1点も収録されています。
オカルト風味のミステリーで、コミカルなキャラクターが重要な小説なので、挿絵を描くのも苦労しましたが、ほんとにありがたいことです。。。