きょうは、千葉公園に「大賀ハス」を見に行った。
大賀ハスというのは、千葉市内の遺跡で発見された2000年以上も昔の種から育てられた古代ハス。
JR千葉駅のすぐ裏にある千葉公園で、他の種類と交配しないように大事に栽培されていて、ちょうど今の季節が花の見頃。
人の顔くらいありそうな大きな花があちこちにぽこぽこと咲いていた。
梅雨どきだけど、きょうはすっきり晴れていて、ピンクの花がよく映えていた。
葉っぱはビロードみたいでしっとりしていて、風でゆれると水のしずくがキラキラしていた。
写真にはうまく写せなかったけど、葉っぱの背が高いところと低いところが波みたいにうねうねしていて面白かった。
それから千葉みなとのポートタワーに行った。
子どものころに連れてきてもらったことがあるはずだけど、まったくおぼえていない。
今年でちょうど30周年だそうで、全面ガラス張りの建物はバブルの匂いがぷんぷんする。
上から見下ろすと地面に描かれているのが見えるカニのイラストも、80年代風で懐かしい感じ。
交通の便が悪くて行きづらいし、東京湾を見渡せると言ってもそんなに高いわけでもないし、いろいろ微妙。電波塔とかの機能があるわけでもなく、展望台がある以外なんの意味も無い、ただのタワーなんだそうだ。(当時、千葉県の人口が500万人を突破した記念に建てられたらしいけど)
でもそういうの嫌いじゃない。なんかアートみたいで。