雑記帳」カテゴリーアーカイブ

ケンチャナヨ

しばらく更新が滞ってましたが、元気です。
今週は、時間をみつけては、韓国語の勉強をしてた。ジムのクロストレーナーで有酸素運動をしながらドリルを解いたりとか。
ハングルは合理的な文字なので、数時間で覚えられる人もいるそうだが、わたしはちょっと時間がかかった(まだ文字を覚えただけ)。

なんでいきなり韓国語の勉強をはじめたかというと、例の韓国プロジェクトのサイトでコミックエッセイを描くことになり、コミックエッセイらしく、文字も手書きにすることにしたのだけど、その翻訳版の文字もわたしが書き入れると前川さんが決めたから。

プロジェクトの人々はバイリンガルが多いので、不便もないし、とくに韓国語を覚えるつもりはなかったのだが。。。
プロジェクトでは、翻訳してもらった文を書き写すだけではあるけど、ゴッホが描き写した日本語みたいにへんてこなことになったら困るので、とりあえず表記のルールくらいは頭に入れておかなきゃいけない。

でもやってみるとこれが面白い。確かに文字の仕組みがよくできているし、表音文字だから、意味が分からなくても、超ゆっくりなら音読もできる。
で、辛ラーメンとか韓国海苔のパッケージの文字をぶつぶつ読んでみたりして、模様にしか見えなかった文字が、音を伴って見えてくるのってすごく楽しい。

でも、小学校から親しんできたローマ字なみに身に馴染ませるのは大変そうだ。
日本語では意識していない発音が多いし、読み方の例外的な決まりも多いので、本気で覚えるなら、とにかく耳で、何回もくり返し聞かないと。。。
こんなことなら春の韓国旅行の前に覚えればよかったような気もするが、(ソウルでは、英語や漢字の標識がほとんど見られなかった)
読めない文字に囲まれてる状況もあれはあれで面白かったんだよね。。。

観客的なるもの

昨日の晩、一ヶ月ぶりに友人Kに電話した。
友人Kは去年の暮れから先月までずっと休みがなかったのだが、ひと月前からロングバケーションに入り、最近は、毎日、「今さら観てないとは言いにくい映画」を観まくっているそうだ。(それも友人Kにとっては仕事みたいなものだと思うが。)
で、トニー・レオンにどっぷりはまってしまったらしく、彼の魅力について一晩中語り明かされてしまった。わたしはあんまり映画を観ないので、トニー・レオンというと、なんか眉毛ぼさぼさの人?くらいの印象しかなかったのだが。。。

面白かったのは、キムタクを代表とする日本の俳優との比較について。
キムタクがどの役をやってもキムタクにしか見えないのは、彼が常に相手役よりも、その場にいない観客の目を意識しているからだという。
トニー・レオンには、その自意識が元々ないのか、うまく隠しているのか、よくわからないけど、でもちゃんとカッコいいのだそうだ。
古い日本映画の役者にもそういう過剰な自意識は感じられないという。

わたしは、観客の目を意識するのはプロの役者の資質なのかな、と思っていたが、第三者から見てカッコいいオレ、という自意識が常に離れないというのは、目の前にいる相手の役者に対してまっすぐに向き合えていないということでもある。
これは役者に限らず、現代の日本のクリエイター全般に言える病的な傾向だと思う。

世の中いろんな考え方がありすぎて、どれが正しいのかわからなくなってしまって、実体のつかめない「観客的なるもの」にふりまわされ、考えすぎたあげく、作品をいじりすぎてしまっているように思う。
何かをまっすぐ表現することに、どこか照れや屈折があって、腰が引けてしまって、ついつい、観客に対して、これはわざとこんなふうに表現してみたんですよ、とか、これはこんなふうに見たら面白いでしょ、というエクスキューズを入れてしまう。
で、実際そういうものが支持を集めていたりもするのだが、、、。

自意識も、ひとつの美意識だとはいえるのだけど、自意識と自分とは別のものだし、他人を意識しているようでしていない、そういう自閉的な表現には、もういいかげん飽きたと思いませんか。もっと、シンプルに、ストレートに、骨太に、表現してなにが悪いのか。
まず目の前にいる人に、何かを伝えるところからはじめなければいけないと思う。

健全な午後

昼過ぎに目を覚ましたら、アベちゃんからメールが来ていた。
ベイビーを連れて、うちから徒歩一分の公園に来てるという。

アベちゃんの実家はうちのご近所で、信号を一つも渡らずに来られるのだ。あわてて身支度して日焼け止めを塗ってその公園に行ってみると、噴水で遊んでいる親子連れが何組かいて、そのなかにアベちゃんたちもいた。
おおお、この噴水で行水しちゃうのか。。。まあ、この暑さだもんなー。(はじめから水着を着て遊びに来てる子もいた。)

一緒になってひとしきり遊んだあと、うちに寄ってひと休みしてから、駅前に出て、ファミレスでランチしながら、近況などぽつぽつおしゃべり。
バンダナを何枚か取り出し、ベイビーの前掛けにしたり食器の下に敷いたり、超手際よくご飯を食べさせる様子を眺めて感心しきり。
なんだか非常に健全な午後を過ごした感じがする。。。

豆腐の角

今週、何回か大きな地震があった。
どれも、わたしが例のでかい立体のすき間に寝転がって、眠っていたり、だらだらしていた(のだめカンタービレを読み返したりとか)ときに起きた。
最初にぐらっときて、大きな揺れがくるまえに気づいたけど、動くに動けず、ゆらゆらゆれる立体を呆然とながめているうちに揺れはおさまった。

。。。倒れなかった。。。

立体は、搬入・搬出の都合で、9個のブロックにわけて作ってあって、展示中は、両面テープとガムテとパテでがっちり固めてたのだが、部屋に持ってかえってきてからは、ただ積み重ねてあるだけ。重なってる面積も大きいし、ふつうならまず倒れたりしないけど、、、

うーん、、、地震はこわいかも。

材料は発泡スチロールだから軽いとはいえ、とにかく大きいし、通常よりも発泡倍率が低い(つまり硬い)ものを使っているので重たいし、角にぶつかったりしたら、へたするとヤバいかも。
万が一倒れても、わたしのほうには落ちてこないと思われる角度に動かした。
大地震では重たいテレビでさえぶっ飛んだりするらしいから、気休めだけど。
でも、接着剤でくっつけちゃうと部屋から出せなくなっちゃうしなあ…。

豆腐の角にあたまぶつけて死ね、なんて言い方があるけど、それがものすごく大きい豆腐だったり、重たい豆腐だったりしたら、角にぶつかったせいじゃないにしても、ほんとに死ぬかもしれないし、日ごろから地震対策はしないといけないなあー、と痛感したのであった。
(緊急避難袋は常備してるんだけどね)

友達ランチ

きょうは、高校時代からの友人、Rちゃん&Nちゃんと池袋でランチ。
Nちゃんと会うのはもう何年かぶりだし、Nちゃんのベイビーとは初対面。パパも高校のときの同級生なので、なんだか感慨深いものがあった。
ベイビーは、色白で、Nちゃんにそっくりで、おとなしくて、絵本が大好き。いま二歳だから、大きくなるまでにわたしの絵本が間に合うといいなー。
Nちゃんは、歯医者さんの仕事も続けながら、姑とうまくやったり、しっかり公園デビューしたりしてるそうで、えらいもんだ~。

Rちゃんは、某・時計メーカーの広報室に勤めているのだが、今、わたしが日経ビジネスアソシエさんで挿絵をさせていただいてる、桂望実さんの小説「ハタラクオトメ」は、時計メーカーが舞台になっている。

これから時計の工場のシーンの挿絵を描かなければいけないし、もしかして見学とかさせてもらえないかなあ~、と思って聞いてみたら、見学は誰でもできるけど、工場は盛岡にあるのだそうで、残念ながら自腹で行くのは無理そうなのであきらめた。

が、去年、桂さんと編集者さん方が、まさにその工場を取材されたらしく、そのときにご案内をしたのが、なんとRちゃんだったそうなのだ。
よ、世の中せまいなあ。。。まさか同じ仕事にかかわる日が来るとは…!

ついったーはじめました

ついったーはじめました。
なんでかっていうと、昨日、日経ビジネスアソシエの見本誌が届いて、その記事で勝間和代さんが薦めてたので(笑)
ビジネスパーソンみたいでしょ?

今回は見逃してやる…

きょうは英会話教室で、beetleというのはカブトムシのことだけじゃなく、カナブンとかてんとう虫とか蛍とかのこともbeetleと呼ぶ、ってのを学習して、家に帰ったら玄関の扉のすぐ横の窓枠の、ちょうど目の高さのとこに、それはそれはでっかいゴキブリが、常夜灯に照らされて、黒々と光っていた。

生きてるゴキブリってなんであんなに大きく見えるのだろう。。。
ドア開けたら室内に入っちゃいそうで、10分間くらいにらみあってしまった。
うう、こいつもa beetleだなあ、とか思いつつ。
どうにか奴の隙をついて帰宅できたけど、ほんとイヤな気分。。。

いま住んでるのは古いアパートだが、ホウ酸団子を山ほど仕掛けてるせいか、奇跡的に、これまで室内でゴキブリをみつけたことはない。
もし室内ででくわしたら速攻で成敗するんだけどね!

暑い一日

昨日の晩、用事があったので実家に帰った。
今日はハングルプロジェクトの会合だったので、夕方には東京に戻った。

ちょうど、この週末は地元の七夕祭りだった。
子どもの頃は、商店街いっぱいの七夕飾りを見るのを毎年楽しみにしていた。
駅の周辺には露店がたくさん出て、けっこうにぎわってるようだった。
でも以前に比べたら、お祭りやってるエリアがずいぶん狭くなってる気がする。

今日はあまりのカンカン照りだったので、ちらっとひやかしただけだったが、飾りのスポンサーに介護施設の名前が入ってたりして、なんだかなあと思った。
そういうことには昔は気がつかなかったってだけかもしれないけど。

最近は「よさこい」とかもやってるらしく、サイトによれば、昼間っから千葉じゅうのヤンキーが集結してるようだったので、それはちょっと見てみたかったが、この暑さじゃとても無理。
食欲もわかず、バナナチョコもりんご飴も買わずに電車に乗った。

ハングルプロジェクトは、お酒が入る前に、喫茶店でみっちり打ち合わせ。
これで現行メンバー11人全員とようやく顔を合わせることができた。前川さんは芝居の稽古中で、そっちのことで頭がいっぱいのようだったけど。
すでに、それぞれの役割の人が少しずつ作業をすすめていることもあり、いままで漠然と話してたことが、やっと現実的にまとまってきた感じ。
プロジェクトサイトの立ち上げも、デザインなど、具体的につめる段階に来た。

去年の夏に前川さんに声をかけてもらってからまる一年、最初の計画からは二転三転したが、思ってたよりきちんとしたサイトになりそう。
わたしは、スタッフ通信的な、コミックエッセイを寄稿することになってます。
マンガ描くのは初めてで、どんなもんかわかんないけど。。。

マックスコーヒー

誰かにマックスコーヒーをさんざんにけなされ、「でもほら、あの黄色い缶が可愛いでしょ???」と言って必死でくいさがる、…という夢を見た。

マックスコーヒーかあ。昔はよく飲んでたけど。。。甘いんだよね。
最近は近所の自販機でも見かけるようになったが、元々は千葉、茨城、栃木あたりの地域限定商品だったなんて知らなかった。千葉で売られてるものってだいたい東京と同じだから。

夢分析したら、やっぱりマックスコーヒーは千葉の象徴なのだろうか?
そんなに千葉に思い入れはないつもりなのになあ。

考えなきゃ…

7月なので、トップページの画像変えました。
一見夏っぽいけど冬に撮った写真なので、背景の木の葉っぱが落ちてたり、空の青色は手彩色。雨降りの日だったから人形が濡れているし。

書類を整理していたら、10年くらい前の自分の写真が出てきた。
まあたしかに今よりずいぶん若いのだが、いくら若くてもしょせんわたしはわたしなので、見違えるほど美しいということもなく、なんとなくがっかりなのだった。

それにどことなく不安そうな顔つきをしているし。
そうだったな~、あのころには戻りたくないなあ。

しかし、最近は展示なんかで会った作家さんと、同じ年くらいかな?と思ってお話してたら実は7~8歳とか年下だったりして、20代の人も意外と老けてるなあ~とか思ったりもする。
わたしがイラスト始めたのだってもう7年前になるのだし、その年齢なら、ある程度しっかりしていて当然なのだが、それにしても。
わたしのほうが、ちゃんと進歩できてないってことだろうか。。。でも逆もあるしなあ。すごく年上なのが判明してびっくりすることが。

いつも展示するときは、展示が始まったとたん猛烈な後悔におそわれて、恥ずかしくて恥ずかしくて逃げ出したくなるのだけど、今回はあまりにもくたびれすぎてそんなふうではなかった。
でも反省点はいつもよりたくさんあるはずなので、のんきにしてる場合じゃない。

考えなきゃ、いろんなこと。。。

中華三昧ざんまい

忙しくなってくると毎日毎日「中華三昧」ばっかり食べてたりして、このままでは、わたし中華三昧になっちゃうんじゃなかろうか…?古典落語の「そば清」みたいに。

あれは体が溶ける葉っぱをなめたら消化できなかった蕎麦だけが残った、って話だから、まあちょっと違うんだけど、むかし子ども向けの落語の本で見た「そば清」の挿絵の、蕎麦が羽織を着て座ってるイメージが強烈で。。。

賑やかしですが。。。

ハングルプロジェクトについて、いま活発にやりとりされてて、すごくわくわくする、、、みんなあたまいいなあ!
もうしばらくしたらネット上でなんかはじまることでしょう。

わたしは翻訳の戦力には全くならないけど、イラストを使って、みんなの息抜きになるようなコンテンツを作りたい。文字ばっかりだと息が詰まると思うし。。。
いままで描いて来た絵よりも、少しラフなタッチでできればいいなあ。
ラフって意外と難しいんだ、わたしはつい神経症的に描き込んでしまうから。

いまはみんなタダ働きだけど、ちゃんと出版できるクオリティのものにしたい。
まあ、楽しみにしててください!

赤いちゃんちゃんこ

先月に父、今月に母が還暦を迎えたので、きょうはお祝いランチ。
両親と妹夫婦と5人、恵比寿のウェスティンホテル内の「龍天門」で。

食事の前に、ホテル内にあるクラシカルな写真館で、記念写真を撮った。
先に5人で撮り、それから両親だけのショットを撮るときは、周りで写真家気取りで「いい笑顔だね~」とかなんとか囃したてた(邪魔?)。

その場でパソコン画面で撮影したもののプレビューを見せてもらい、右がいい、いや左かな~、と、ワイワイと選ばせてもらった。
緊張でほっぺたが痙攣したりしてたのだが、なかなかいい雰囲気に写っていた。
2枚だけのつもりだったけど、結局3枚プリントしてもらうことにした。

両親はあまり物欲がない人たちなので、プレゼントする側としても困っていて、妹が写真撮影するのを思いついたのだが、非常に良いアイデアだった。
1年前の妹夫婦の結婚式のときは、両親の写真を撮るどころじゃなかったし。
所要時間は30分弱。出来上がりは1ヶ月後になるそうだが、楽しみだ。

妹夫婦からは、ハンチング帽と、スカーフをプレゼント。
わたしは、赤いちゃんちゃんこを2着、持って行った。
あり合わせの赤いフリース生地(原価1000円くらい)で適当に作ったのだが、フリースだと端の始末が雑でも大丈夫だし、直線縫いだから簡単だった。
脇のマチ部分の布がちょっと足りなかったけど、まあそこは勘弁してもらって、寝るときとか、肩が冷えないように着るといいんじゃないでしょうか。

両親がちゃんちゃんこを着て、レストランの人に頼んで写真を撮ってもらった。(そういうつもりではなかったので少々恥ずかしかったけど)
そしたら食事のあと、二人に、マンゴープリンをサービスしてくれた。
お料理も美味しかったし、いいお祝いになって良かった。

ずっと雨が続いてたのに、今日だけポカッといいお天気だったのも嬉しかった。
もうすぐ祖母が米寿なので、金色のちゃんちゃんこを作ってと頼まれた。
金色というと。。。やっぱ総スパン?

ポイント還元

きょう、いつものようにスーパーで買いものして精算したら、レジのお姉さんに、突然「おめでとうございます!」と言われた。
いつのまにか、ポイントが1万円ぶんたまったのだそうだ。

それでレシートをサービスカウンターに持って行くと、すぐに封筒に入った現金1万円と引き換えてくれた。
そのときに、確認のためなのか、封筒からちらりとお札を引き出してみせてくれたのが妙に生々しい感じだった。現金というのはなかなかインパクトがあるものだなあ。

しかし、おめでとうございますっていわれても。。。
こういうのを臨時収入と言っていいのだろうか。
かえって今までこのお店でいくら使い込んだんだ…とか考えてしまうなあ。

そしてそれがわたしの血となり肉となり脂肪となっているかと思うと。。。