年別アーカイブ: 2020年

スーパー

昨年末に大鹿さんから食器を譲りうけたときに、一緒にもらってきたカートが、スーパーにまとめ買いに行くときに大活躍してる。
とにかくいっぱい入る。ネギもゴボウもはみ出さない。 12個入りのトイレットペーパーをすっぽり入れてもたっぷり余裕がある。
おばあちゃんぽいデザインで最初は躊躇したけど、旅行用のカートより軽くて、タイヤが大きいから重い物を入れてもスムーズに動く。手を離しても倒れないし、上からどんどん品物を入れられる。反対側の手が空く。
さすがおばあちゃん向けに作られているだけのことはある。

買い物はできれば行きたくない。でもネットスーパーも予約がいっぱいでなかなか注文できないので自分で行くしかない。最近は10日に1回くらい、比較的すいてる夜に行くことにしている。夜は値引きがあるのはいいが、パンとかは売り切れてることもある。
昨日、都知事がスーパーに行くのは3日に1回なんて御触れを出した。
冗談みたいだけど現実。こんなことまで規制しなきゃいけないなんて、家にこもるの苦手な人が多いんだなあ。

千葉県は感染者数が全国で4番目に多い。意外と都会だったんだなと驚いている。埼玉より多いのが納得いかない。
実家の方は今の所少ないのが救い。地震や台風のときは便利な場所のほうがいいと思ったけど、今回は田舎のほうがいいのかも。

マスク作り

朝、昨日の大雨の後始末でベランダの片付けをしながらビオトープをのぞくと、メダカが二匹、抱卵していた。春が来るのが早かったわりにこのごろは寒いし、数日おきにしか餌やりしていなかったのでびっくり。おとといの水換えのせいか大雨のせいかわからないけど、少し水質が変わって刺激になったのかな?

まだ手持ちのマスクはたくさんあるけどいつかは無くなるので、今のうちにとチクチク手縫いでマスクを作った。縫うところが少ないので手縫いで十分。
ずっと引き出しの奥に眠ってたガーゼマスクも使ってみたが、使い捨てマスクに比べると小さくてアゴがはみ出るし、重くてずり落ちてくる(肌触りはいいんだけど)。
手作りするなら自分にあったサイズがいいし、なるべく覆える面積が広い方がいいだろうと大きめに作ったら、アゴの部分がたるんでしまったのでゴムを縫い付けてフィットさせた。

工夫した点
・鼻の部分のワイヤーは、園芸用のものを使ってみたらいい感じ。
・耳にかけるゴムは、ユニクロのルームパンツの紐(邪魔だからいつも抜いてしまう)を使った。
・ティッシュペーパーを二枚重ねるとN95マスクの70%以上のフィルタ効果があるという記事を参考に、布の間に二つ折りティッシュを挟めるようにした。

ありあわせのあまり可愛くない布で適当に作ったから不恰好だけど、使うのは散歩かスーパーに行く時だけだからべつにいいのだ。

水換え

強風で、洗濯物があおられてビオトープに落ちてしまった。
あわてて水の中をのぞくと、魚たちはふつうに泳いでいたが、体が小さいので微量の洗剤でも死んでしまうかもしれない。
そこで久しぶりに水換えをした。ついでに、もりもり繁茂していたウオーターマッシュルームを3分の1くらいまで減らした。小さいレジ袋1杯分くらい捨てたが、これが食べられる植物だったらいいのになと思った。セリとかクレソンとか植えてみようかな?食糧危機に備えて。まあ、鍋2回ぶんくらいにしかならないけど。
ベランダで芋とか植えたら育つかなあ。

不要不急であること

絵や音楽や舞台やすべての芸術は、不要不急であるからこそ素晴らしい。
芸術が人間にとって必要だということは、いまさら声高に主張しなくても、みんな知っている。どんなことがあっても、人間が存在する限り消えたりしないということは、歴史が証明している。だから、危機的状況のときに後回しにされたからといって、焦らなくていいと思う。

芸術に関わる人間は、実務は不得意な場合が多い。でも役にたちたい気持ちはあるから、芸術でどんな貢献ができるかという方向に考えがちだ。それでうまく人々の心を癒す役割を果たせる人もいるけれど、そんなことができる作風の人ばかりではない。結局何も貢献できず、勝手に落ち込んだりもするのだが、人には向き不向きがあるのでしょうがない。無理したところでどうせすぐにばれる。

わたしのような役立たずは、まず自分が役立たずであることを認め、いまは慌てず騒がず、ただ生き延びることに専念して、できるだけ実務家の足をひっぱらないように努めるのが最善だと思う。

桜もち食べたら元気出た

わたしが桜もちを食べたことを喜んでくれている人たちがいる^^

外出自粛

千葉県民は、今度の週末は東京に行ったらダメだそうだ。言われなくても行かないけど。
「翔んで埼玉」の映画みたいになってきた。

最初はさっさと感染して免疫つけたほうがいいんじゃないかとか思っていたが、感染率、重症化率は若い年代でも高齢者と変わらないらしい。
若いほうが致死率は低いけど、重症になったら後遺症が残るらしいし、そんなわけのわからない病気にはなりたくない。怖い。

しかし、311のときにも思ったけど、物流って人間にとってほんとに大事な仕事なんだなあ。都市封鎖した国では、経済活動がほぼ止まっても、食料品店や薬局などは営業を続けている(母は薬局で働いているので、心配)。
東京に住んでる知人たちは、トイレットペーパーが買えないと言っている。
うちの近所のイオンには大量に積み上げてあったが、定価だから買い占めは起きない。でもドラッグストアでは品切れだった。買い占める人は安い店で買うのだ。東京にはイオン的なお店ってあまりないからなあ。。。
それにしても、世界中どこでも、まず買い占めるのはトイレットペーパーなんだな。

延期

オリンピックは、国の代表が集まって男女に分かれて競うというコンセプトがそもそも20世紀的な発想で(万博は19世紀的)、とっくに時代に合わなくなっている。
23世紀くらいの歴史の教科書には、オリンピックは20世紀の文化です、と書かれるんだろうと思う。

いまのやり方だと、貧しい国に生まれた人は才能があってもなかなか同じ土俵で戦えないし、強豪が集まった国の選手は、国内選考に漏れたら参加できない。だからトップの選手の中には国籍を変える人がけっこういる。4年に1度というのも不公平だ。
22世紀くらいになったら、もっと平等に、本当の世界一を決めることができるようになるだろうか。わたしはそのほうが面白いし、見られるものなら見てみたいと思うんだけど。。。

しかし、まさかこんなことになるとは。

春休み2

土器づくり同好会も、ずっと活動中止になっている。
メンバーは60〜70代が中心だし、加曽利貝塚博物館も休館中だし、仕方ない。
4月の作品展には出展しようと思っていたのだが、焼くことすらできない。

また妹宅に遊びに行った。
ウノ(手加減しやすくて良い)やファミコンのゲームをしたり、工作したり。
ドクターマリオの腕前を褒められた。笑
手土産は、子供達の好きないちごクレープやタピオカカルピス。
あと、わらびもちと、辛いカレー。妹はいつも子供向けのカレーを食べてるから。
自分用にタピオカミルクティを買って久しぶりに飲んでみたけど、美味しいとは思えず。
むかし流行った、小さい粒のタピオカ入りのココナッツミルクは好きだったのだが。

帰り道、なんだか由緒正しげな桜並木があったので、満開の中、散策。
うちの近所より、少し咲くのが早いようだ。
日暮れ間近だったせいか、ほとんど人通りがなく、静かで良い風情だった。

最近ハマっているトーストの食べ方

・お皿にオリーブオイルをたっぷり入れ、柚子胡椒を適量(塩辛いので多すぎないように)混ぜておく。フォークを使うと混ぜやすい。
・食パンを香ばしくトーストする(冷凍してから焼くとサクサクになる)。
・パンをちぎってオリーブオイルに浸しながら食べる。

よくイタリアンレストランでパンにオリーブオイルをつけて食べるが、食パンは塩気が少ないので、柚子胡椒を混ぜるとちょうど良い。
なんかオシャレっぽい感じがするけど、実際はあまり見た目が良くない笑

春休み

よい天気だったので、妹の家に遊びに行った。
長〜い春休み中の子供達も元気。むしろふだんよりリラックスしている感じ。
子供なりに、学校ではいろいろ気を使ったりしてるのだろう。
時間割を作って、勉強も楽しそうにやっている。
妹も落ち着いていて、よくやっているなあと思う。
自転車で近くの公園に行き、ドッジボールなどして遊ぶ。めっちゃ走った。
病気がうつるから遊具を触ったらダメとか、ちゃんと親の教えを覚えている良い子たちだ。
それからマーブリング講座。なかなかよい作品ができた。
手土産に買っていったビアードパパのシュークリーム、子供たちにも好評だった。
久しぶりに食べたけどやっぱり美味しいな。ずいぶん値上がりした気がするが。

巣ごもり

ひまつぶし用に、マトリョーシカのぬりえを作りました。
ダウンロード&プリントアウトして適当にお楽しみください。

***

コロナウイルス騒ぎで、世間では買いだめパニックなど起きているらしい。
家でじっとしていることが苦手な人たちにとってはさぞかしストレスがたまってるんだろう(昔「ライ麦畑でつかまえて」を読んでいてイライラして、主人公が家でじっとしてれば何も悪いことは起こらないのに…、と友人に言ったら、じっとしていられないのが問題なんでしょ、と言われたのを思い出した)。

わたしはひとりで部屋にこもっているのがなによりも好きなので、1〜2週間くらい外に出ないなんてことは珍しくもないし、それくらいの備蓄はいつでもしている(ただ、運動不足はよくないので、強制的に買い物に出るように、ここ数年は備蓄を減らしていた。しかし先月中旬くらいに北京とかで外出禁止になっていると聞いて、買いおきを増やした)。
なのでいつも通りに過ごしているが、なんとなく気持ちがざわざわする。
ふつうに生きてるだけなのに、ときどきこんな信じられないようなことが起こるものなんだなあ。

それにしても、不謹慎だけど、コロナの感染経路情報を追うのは面白い。
ほんの数週間の間に一人の人物がこんなにあちこち飛び回ってるものなのか〜とか、キャパ100人程度のライブハウスに、全国あちこちから、しかもいろんな社会的立場の人が集まっているものなんだな〜とか。。。
たまたま船に乗り合わせた人だったり、仕事の同僚だったり、家族だったり、ジムですれ違っただけの人だったり、夜のお店で出会った人だったり、マッサージ師と客だったり、人と人とのつながりって、こんなにいろんなパターンがあって、複雑に連鎖してるのか。
報道では感染者の年齢と性別と職業くらいしかわからないけど、当然ながらそれぞれに人格と行動原理があって、他人が都合の良いように制御することなどできない。
この感じだと、もう知り合いの知り合いくらいまで感染してる気がする。

越冬メダカ

暖冬ってのもあるんだろうけど、ずいぶんあったかくなって、ビオトープのメダカたちが活動的になってきた。防寒のため枯れた水草は放置していたが、真っ黒になっていたホテイアオイを取り除くと、その下に11匹くらいいるのを確認できた。冬入り前には水草が多すぎて何匹いるのかわからなかったけど、たぶん全員越冬に成功したんじゃないかなあ。心配だった小さい子たちも、ちゃんと生きてた。4ヶ月ぶりくらいにエサをあげるとパクパク食べてくれた。
ウォーターマッシュルームも、根っこがモシャモシャ絡んで大変なことになっているが、まだ寒い日もあるので段階的に減らしていくつもり。

屋内水槽のメダカも水面近くで元気に泳ぐようになった。こちらも11匹。エサやりしていなかったのに、なんか少し大きくなったように見える。サボテンも毎年室内で冬越ししているあいだに一回り大きくなるような気がするんだけど、メダカもそうなんだろうか。

22匹もいるなら今年は繁殖しなくていいかなあ。でも白いのばっかりだから、他の色のメダカも飼ってみたい。交配すると綺麗じゃなくなるらしいので混泳はさせないようにしようと思っていたけど、繁殖させるつもりじゃなけば一緒に飼えるかもなー。

気晴らし

突然いろんな予定が中止や延期になった。
それでボケっとしていたら、夕方、RちゃんからLINEでご飯のお誘い。今日か明日行こうというので、なにかあったの?と聞くと、単につまらないから、という理由だった。
わたしはすっかりお家モードになっていて、外出するのが面倒だったので、家にきてもらうことにした(外食はおっかないような気もするし)。掃除して待っていると、会社帰りにビールとお寿司とアップルパイを買って来てくれた。
Rちゃんの勤め先は大企業だけど、いまのところテレワークとかじゃなく、時差通勤で対応してるんだそう。久しぶりに会えておしゃべりできて良い気晴らしになった。

メスキータ展

佐倉市立美術館で開催中のメスキータ展(東京ステーションギャラリーからの巡回)を見に行った。
京成佐倉駅前はかなり地味だけど、昔は城下町だったらしく、少し歩くと風情ありげなお店やオシャレっぽいパン屋さんなどが点在していた。

メスキータはオランダのユダヤ系アーティストで、美術学校でエッシャーを指導し、最期はアウシュヴィッツで亡くなった。
白黒の木版画が素晴らしかった。特に線のリズムによる立体感や陰影などの表現は、こんなやりかたもあるのかと思った。同じ作品を試し刷りしてはまた彫るのを繰り返す、別の版がたくさん展示されていたのも面白かった。
チラシのビジュアルのインパクトが強すぎて、なにかのプロパガンダかと思ってしまうがそんなことはなく、この作品もただの自画像で、会場で見ればそれほどきつくなかった。