7年ひとむかし

部屋を整理していたら7年前に買ったトラベラーズチェックが3万円分出てきた。
富士銀行って書いてあるけどこれまだ使えるのかなあ。

エネルギー

ピンポイントギャラリーに、三枝三七子さんの個展を見に行った。
いいお話をいろいろお聞きすることができた。
絵本を作る人のエネルギーってすごい。わたしもがんばる。

BGM2

展示の時にかけていた音楽は、友人Kに選んでもらったのだけど、何の曲かとよく聞かれたので書いておきます。

  1. 「トロイメライ」川畠成道 盲目のバイオリニスト、力強くて良かった。
  2. 「野生の思考」菊池成孔 カッコ良かった。
  3. ブルガリア・ベトナム・アフリカの民族音楽、キング・クリムゾン から友人Kが編集したもの
  4. わたしの手元にあった「Come Into My Parlor」ジャネット・クライン

友人Kに頼んだ時点で絵は全然できてなかった。
「無印良品のBGMから余裕感を抜いて少々切羽詰まった感じ」と変な注文をしたのだが、想像以上に良く合っていたなと思う。

千秋楽

個展が終わってひと段落。というかボー然…。明日からはどっちに向かって行こうか。
今日は途中で頭が混乱してお客さんの人数が数えられなくなってしまった。人違いをして、パニックになったり…。だめだこりゃ。
ひきこもりのわたしがここのとこ毎日ずっとしゃべっていたせいか、終わってもついついひとりごとが出る…。

個展をやるのは一般的にお目出たいことであるらしく、お花や食糧やお酒などをたくさんいただいてしまって、しまいにはまるで「岩清水さやかをさらに太らせる会」のような様相を呈していた。
いやもうほんとに申し訳ありません。

***

しかし、もっとブレイクしなきゃいかんなと思った。がんばってどうにかなる問題じゃないけど。でもまあ内的なタイミングとしてはすごく良いときに個展をやれた。
こんな年末に来てくださったみなさま、忙しい時期にご迷惑をおかけしたみなさま、ほんとうにどうもありがとうございました。
次回があるとすれば何年か後の春。次の段落の終わりの頃に。

5日目

もう12月なんだなあ。
今年の目標はだいたい達成したかな。
今日来てくださったみなさま、なんだかばたばたしてしまってすみません。
さー、明日で千秋楽だー。

4日目

値札もつけてないのに、絵が欲しいとおっしゃる方が何人かいて驚いた。
わたしの絵を買いたい人がいるんだなあ。

だけどあの絵はみんなわたしが自分の好きなようにてきとうに描いたものだから、知らない人に売ってお金に替えるのはどうも違う気がするので、売るというよりは、 わたしからお願いして預かっていただけないものでしょうか。

自分の部屋に置いておくともう他の絵を描かなくなってしまいそうだし。
作品数がもっと増えたらあるいは考えが変わるかも知れませんが、とりあえず、絵が欲しいという方は恐れ入りますがまずはわたしとお友達になってください。

今日来てくださったみなさま、お忙しいところどうもありがとうございました。

3日目

昨日はけっこう飲んだ。そのあと仕事したけどちょっとだけ眠れた。
毎日ギャラリーに行くってけっこうたいへんだった。
東京MXテレビにDMハガキの絵が出てたという話は本当なのかしら。
今日来てくださったみなさま、なんだかいろいろお話が出来てよかったです。

2日目

どうも「壁」という、搬入直前に30分のやっつけ仕事で描いた絵が一番好評のようだ。
展示情報をのっけていただいたらしい読売新聞を買い逃した。

今日来てくださったみなさま、寒い中どうもありがとうございました。

初日

たまっていた仕事を終わらせて気がつくともう出かける時間だった。
顔がむくんでいるけれどしかたがない。
天気が悪いけど雨は止んだし暖かいからよしとしよう。

今日来てくださったみなさま、わたしなにか失礼なことなかったですか?

目の人々

岩清水さやか個展「目の人々」
2006年11月27日(月)~12月2日(土)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
南青山・ピンポイントギャラリー 最寄り駅は地下鉄・表参道駅です。

「目の人」とは、ある友人が、わたしの絵にでてくる人物につけた、よび名です。
友人は、「目の人」には名前があるの?とわたしに聞きました。
わたしは、そんなことは考えたこともなかったので、名前はないし、全部が同じ人かどうかもわからないし、男か女か、子供か大人かもわからない、見る人が好きなようによべばいいと言いました。それで、彼らは「目の人」になったのでした。
単数形か複数形か迷いましたが、今回は、「目の人々」というタイトルにしました。

5年前の冬、チョイスで入選した絵に描いた人物は、みんな、まだ目をつむっていました。
そして、その目がぱっちり開くまで、じつに、2年以上かかりました。

目の人は、いつも、何かをじろじろと見ています。
小説の挿絵として描いた人々も、それぞれの人格がありますが、やはり目の人です。
わたしは、絵を描きながら、いつもいつも、目の人々と見つめあっているわけですが、彼らは、自分であるようなないような、なんともいえない不思議な存在です。
また、ときどき、わたしとは、イコール「目」なんじゃないかと思うこともあります。
そういうときは、目があるだけで、楽しく生きていけそうな気がします。

いわしみりん干し2

23日の日記を見て速攻でメールをくださったのは、秋田の佐竹藩がルーツで現在は神奈川県にお住まいの岩清水さんだ。
なんなのだこの展開は。インターネットってすごいなあ。
ではでは個展でお会いしましょう。

搬入

わたしは芝居のチラシ描きからイラストをはじめたので、最初から描いたものは印刷されることが前提で、額に入れて飾るということはほとんど想定していなかった。

それで飾ってみての感想は、一枚一枚は暗いけど、全体的には妙にサワヤカな感じ。
気に入ってる絵もあれば、中には正直言っていまいちかなというのもあるのだが、みんなまとめて展示することで、わたしの現状をあらわしているんだからこんなもんか。

しかし無事に搬入できると思ってなかったので、まあよかった。
なんだか現実感がなくなってきた。

いわしみりん干し

いわしみりん干しという字をみるとちょっと名前が似てるのでドキッとする。
今日は名古屋出身の岩清水さんからメールをいただいた。
以前にも広島出身の岩清水さんからメールをいただいたことがあって、わたしは岩手と北海道がルーツなので、岩清水姓は日本全国に分布しているようだ。
メールをしなくてもこのHPを見ている岩清水さんはきっともっといるんだろう。

というわけで北陸・関東・近畿・四国・九州の岩清水さん、メールください。
べつになにもいいことは起こりませんが悪いこともないと思います。

食糧

お腹がすいて、なにかすぐ食べられるものはないかとごそごそ探していたら、こないだdancyuの打ち合わせの時にいただいた、京都の松葉のにしんそばがあって助かった。しかも2食分。おいしかったな。