ケーキ屋さん情報・その3

包装紙と紙袋のイラストを描かせていただいたケーキ屋さん、Konditorei SPIELEN(コンディトライ シュピーレン)は、10/1のオープン後、ずっと雨が降ってたのにもかかわらず、連日売り切れの大にぎわいだそうで、なにより。

わたしはもう少し落ち着いてから行くつもり。

わたしは家にいるのが好きなので、今週のような雨続きのときは、部屋で一週間くらいじっとしていても、ちっともストレスにはならない。(先月、母が送ってくれた新米がたっぷりあるので食料にも困らない。)
窓を開ければ金木犀のいい匂いも入ってくるので、わざわざ散歩に出なくてもいい。
会社員のころは毎日通勤してたかと思うと信じられない。
そういえば小・中学校のときは9年間無遅刻無欠席だった。今思うとすごい。

どくいりきけん

有料サイトなので一般には見られないが、7月に受けたインタビューが今日配信された。
子ども向けだというのに、取材時には毒を吐きすぎたので少々心配だったが、見本をみせてもらったら、いい感じに無害化されていてよかった。
で、そのサイトのリンクからここを見に来た親御さんがいるかもしれないのだけど、小学校低学年の子どもの親っていうと、わたしと同じくらいの年齢の方もいるだろう。

ひょっとすると、失礼かもしれないけど、じつは親のほうがイラストレーターになりたいとか思っていたりして…。だとしたら子どもより切実な話だなあ。

イラストだけで食べていくとなると大変だし、将来の計画も立てにくい職業なので、夫の稼ぎをアテにできる主婦の副業とかだったら、ちょっとうらやましいような。
でも、退路があると、かえって大変かも。
ただ、お小遣い稼ぎなら、コンビニのレジのほうがおそらく効率がいいかなと。

逃避機制?

めずらしく、旅に出たいと思った。
年内はもう無理だけど、来年あたり、どっかに行きたい。

でも行きたい場所がないのが問題。

よりみち

イラストの納品で市ヶ谷まで行った。
ついでにフィッシュセンター(あの釣り堀)に寄って、水草を買った。
家に帰って植えてみたら思ったより量が多くてワサワサになった。

一寸先が闇なのもまた一興

龍昇企画「真夜中のマクベス」を見に行った(江古田ストアハウス)。
前川さんは、魔女っていうより、パックみたいだった。

江古田にははじめて行ったので、ちょっとうろうろしてみた。
都内に住んでそろそろ10年になるが、そういえば、中央線より北側はほとんど知らない。
これじゃあ東京に住むのはもう飽きたなんていえないか…。
ほかにどっか行くところがあるわけでもないし。

世界の気くばり王

アンドレ・リュウとヨハン・シュトラウス・オーケストラのコンサートに行った。
夜の東京国際フォーラム(のロビー)はワクワク感があって良い。
わたしは派手でわかりやすいのは基本的に好きだ。
エンターテイメントというのは、気くばりのことなんだろうな。

BGM

今日はギャラリーに展示の打ち合わせに行ってきた。
絵は出来てなくても、段取りについては自分なりに考えてたつもりだったが、けっこう見落としもあった。BGMなんかも考えないといけないのね。

本当は無音がいいんだけど、それも素っ気ないような気もするし。
でもなあ。へんにこだわりたくないし、こだわろうにも音楽はよく知らない。
わたしの中では、わたしの絵の音のイメージっていうと、歌舞伎の、太鼓のドロドロドロドロ…って音で風や川の流れをあらわすやつ(効果音)とか、
または、………(無音)………ポチャン…………パリーン!………とか前衛的な感じ。

ふだんそんなの聴いてるわけじゃないし、一日中聴いてたら、つらかろうなー。

もっと客観的に考えると「禁じられた遊び」「ディア・ハンターのテーマ」みたいのがハマりそうではあるのだが、ベタすぎて滅入る。
あんまりおセンチにならないで、からりとやり過ごせる音楽がいいなあ。

チラシ作り

コンタキンテさんとライブのチラシ作りの打ち合わせ。
コンタさんは前川さんの前夫で、ピン芸人(昔は江頭2:50さんとコンビを組んでた)。
正直言って、コンタさんの芸風はあんまりよく理解できないのだけど、不思議なもので、いつのまにか、もう4年くらいチラシ作りをお手伝いしている。
と言っても、今まではメールのやりとりだけで済ませていたこともあり、けっこうストレスが多く、なかなか自分で気に入ったものができなかった。

お芝居のチラシ作りは学生のころからずっとやっていたし、挿絵のお仕事をはじめたのも、それがきっかけだった。
しかし、そもそもわたしはMacを使えるというだけで、デザインの才能はない。
どうしても、わたしは言葉よりも絵や写真に意識が集中してしまうタイプなので、わたしがデザインすると、見る人にバランスよく情報が伝わらないような気がする。
だからふだんのお仕事でも、デザインは専門家にお任せしたほうがいいと思っている。
でも、コンタさんには気に入っていただいているようだし、勉強になるのも確かだし、今回、直接会って打ち合わせしたことで、少しはうまくいくと良いのだけど…。

買い込み

新刊です。

告白。―ピュアフル・アンソロジー (ピュアフル文庫)

    • 作者: 芦原すなお,岩井志麻子,若竹七海,岸虎次郎,本沢みなみ,安藤由希,前川麻子
    • 出版社/メーカー: ジャイブ
    • 発売日: 2006/09
  • メディア: 文庫

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イーゼルやら、紙やら、絵の具やら、どかどか買い込み。配送してもらう時間が惜しいので、自分で運んだ。
で、さっそく、紙に水をなじませた(水張りは面倒臭いからやらない)。

マジやばいっす

8月ももう終わり。
個展の準備、まだなにもやっておりません。11月の予定なのですが。
出品する絵がない。テーマもない。 はてさて、どうなることやら。

宝物としての本

また三の丸尚蔵館に伊藤若冲の「動植綵絵」を見に行った。
それから、千葉市美術館に足をのばし「イギリスの美しい本」展/追善浮世絵展。
見ごたえがあった。でも展覧会図録が売り切れていて残念。
千葉まで行ったので、実家に帰りたかったけど今回は見送り。

現代のお宝

先日、地元のお寺の住職さんが、お寺の伝承をまとめた絵本を作るので、絵を描ける人をさがしている、という話を人づてに聞いた。
それで思い出したのは「石山寺縁起」や「信貴山縁起」などの絵巻物だった。
住職さんも現代人なので、絵本を印刷して世に出したいとか、子どもたちに配りたいとか考えるのは、当然と言えば当然だし、わたしの絵にしても大量に印刷されてなんぼの商売物なのだけども、現代だからこそ、絵巻みたいに、手描きで豪華な1点ものとして作って奉納して、宝物として誰にも見せずに大切にしまっておくのもまたカッコイイと思う。(わたしが絵巻を描くなら白描絵巻がいいなあ…。)