雑記帳」カテゴリーアーカイブ

人間ドック

今日は人間ドックの日だった。

胃カメラは憂鬱だけど、3回目でわたしもだいぶうまくできるようになった。

去年、コレステロールが高めだったので、ここひと月ほど、卵をひかえて青魚をせっせと食べていた。
そしたら下がった!
でもこないだ部屋を片付けていた時に20代のころの健康診断の結果がでてきて、それによると当時からやや高めだったようなので、もしかしたらそういう体質なのかもしれない。

このごろ視力が落ちた気がして、先日、生まれてはじめて眼鏡屋さんに行った。
視力を計ってもらったら、まだ老眼ではないし、視力は0.7〜0.9くらいなので眼鏡は必要ないけど、乱視ですね。。。と言われた(乱視の検査もはじめてだった)。
試しに乱視用の眼鏡をかけると、確かに、はっきり見える。これはショックだった。
いったいいつから乱視だったんだろうか。。。絵かきは目が命だっていうのに、いままでずっと、正確に見えてなかったってことなのか、、、そしていまも、ちゃんと見ることができてないということなのか、、、。

という流れで今日も視力検査してもらった。そしたら1.5と言われた。
勘が当たってしまったのか、、、小学生の時と同じ視力。笑
人間ドックでも乱視の検査があればいいのにな。

とり野菜みそ鍋

自宅で鍋パ。
友人のひとりが「とり野菜みそ」が美味しいという話を聞きつけてきたので、とり野菜みそ豆乳鍋にした。
スーパーで売ってるのを見たことはあったけど、いかにも素朴な感じのパッケージだったので、わたしは手に取ったことがなかった。レトルトのスープをあっためて具を入れて煮るだけ。超簡単。

美味しかったーーー。
鍋パってほんと気楽だし安上がりでいいな。

「とり野菜みそ」なのに、パッケージには具材は豚バラと白菜とにんじん等の野菜と書いてあった。なんで鶏肉じゃないの???と思って、後で公式サイトを見たら、「とり」というのは鶏のことではなく、野菜を「摂る」の意味だそうな。

そもそも、その昔、石川県の北前船の回船問屋の当主が、過酷な航海の途中で栄養補給をするために考案した味噌なんだって。。。そんな歴史があったとは。。。
うちの先祖はだいたい北前船の寄港地(富山、秋田、深浦、青森、松前、函館etc.)出身なので、なんとなく親近感を覚えてしまった。

加曽利貝塚で縄文土器づくり

10月に国の特別史跡に指定されたばかりの加曽利貝塚(@千葉市)で、4回にかけて、縄文土器づくりの講座を受講してきた。特別史跡といっても観光地めいてなくて、草むらに足を踏み込むと巨大なバッタがぴょーんと飛び出してくるし、いろんな種類のドングリがたくさん落ちている、とても豊かで素敵なところ。

縄文土器作り体験自体は他の博物館でもできるみたいだけど、そのなかでも加曽利貝塚は草分け的な存在のようで、実際に作ってみないとわからない様々な技術を知るために、50年も前から研究しているそうだ。実物の土器に近づくことにこだわって追求しているので、ここでは創作は禁止されている(いかに本気かわかる)。
現代アートを作れるのは現代人だけなのと同じように、縄文土器を作れるのは縄文人だけ。どんなに研究しても現代人は縄文人にはなれないのだから、オリジナリティを出す必要はないのだな。
講師の先生は縄文人になりたいと本気で思っているようで、しゃべりだすととまらず、わざわざ石をたたき割って打製石器を作ってみせてくださったりと、縄文愛と知識がだだ漏れになっていてとても面白い方だった。他の受講生もかなりの考古学好きが多いようだった。

1日目 粘土づくり

千葉市内の住宅造成地から採取してきたという粘土を寝かせて砕き、砂と混ぜたもの。
これに少しずつ水を加えて、練る。練るというより、叩き付ける感じ。ものすごい体力が必要。
でもいちばんやってみたかったのは粘土づくりだったので、満足。

2日目 形づくり

1週間寝かせて粘りが出た粘土を紐状にのばし、モデルの本物の土器と見比べながら整形していく。
わたしが選んだモデルは「堀之内II式」土器。堀之内貝塚は市川市にある縄文後期の貝塚。

モデルの土器は形はきれいなのに模様は超適当なかんじ。
これを作った縄文人は飽きっぽい性格だったんだろうか。
植物の繊維を縒って作った縄を土器の表面でころがして模様をつける。
縄目が斜めなため、思いがけない方向に模様がつくのに戸惑う。

3日目 ミガキ

ハマグリの貝殻を使って、半乾きの土器の内側をみがいて滑らかにする。
よく磨かないと、水漏れするらしい。

4日目 焼き上げ

一ヶ月乾燥させた土器を焚き火のまわりに置き、温めていく(急に火に入れると割れてしまうので)。
前もって、化学繊維の服は溶けるので避けるようにと言われていたが、改めて調べると化学繊維の入っていない服ってとても少なくて困った。靴もいつものクロックスだとまずいので革のブーツを引っぱりだしてきた。

焚き火の中に投入。熱い!あわてて顔にタオルをまく。

土器全体が真っ黒になったら、上に枯れ枝を積み重ねてさらに盛大に燃やす。

土器づくり同好会の方たちが、大きな土器を使ってスープを作って振る舞ってくださった。
土器の底を土に埋めて使うのが正式なやり方だけど、それでは火のまわりが遅いので、三脚を使って調理。
木更津で採ってきたという、直径2cm弱の巻貝「イボキサゴ」の出汁がきいていた。
ごちそうさまでした。

焼きの時間は実質1時間くらいだったかな。意外に早く焼き上がる。
さました土器に水を入れて、水漏れしないかの実験。
わたしのは1分半くらいで水がしみてきた。下半分のみがきが甘かったようだ。
(でも上手に出来ても30分くらいで水漏れしてしまうものらしい。)
出来上がりは赤茶色になるはずだったが、わたしのは焼きが足りなくて二度焼きしたので、黒くなってしまった。でもモデルの土器も黒かったからちょうど良かったかも。

ぐったり疲れて帰宅して鏡をみると、ほっぺたが真っ赤になっていて、しばらくしたらきゅうにかゆくなってきた。ワセリンを塗ったくったらどうにかおさまったけど、軽くやけどしてしまったみたい。

土器は水洗いして持ち帰った。水漏れするから煮炊きには使えないし笑、お菓子入れにでもしようかなー。

BBQ

家族で千葉市の動物公園に行き、バーベキュー。
祝日なので混んでるかと思ったけどそうでもない(雨の予報が出てたからってのもあるかな)。雨上がりで少し土がぬかるんでいたけど、暑すぎず、寒すぎず、ちょうど良かった。
うちは車もないし昔からほとんどアウトドアに縁がない家族で、こういうのにはまったく不慣れなのだけど、器具は全部レンタルで、係員さんが手伝ってくれたし、着火剤を使うとスムーズに火起こしできて楽チンだった。
学生の頃、林間学校で飯ごう炊爨したり、多摩川でバーベキューしたりしたことはあるけど、焦げ臭くてあんまり美味しいものだとは思ってなかった。今回も火加減が難しくて野菜は全部焦げてしまった。でも、アルミホイルを活用するとかちょっと工夫すれば、次はもっと美味しく作れそうだ、ということはわかった。
バーベキューって分厚いお肉のほうが美味しいんだな。あと焼きイカが美味しかった。それに焼きマシュマロもできて満足。
腹ごなしに動物園を一周して、ハシビロコウも見れて良かった。

狩野元信展・カラオケ・なべ

きょうは大鹿さんちでなべ会。
以前はよく年末に大鹿さんのお宅でなべ会してたけど、星舟庭が活動休止になってからはごぶさただった。
年末よりも、いまの時期のほうがみんなの予定を合わせやすい。
じゃあその前にふたりでカラオケにいきましょうかとなり、さらに大鹿さんがチケットを持っていた狩野元信展も見に行くことになった。

サントリー美術館で展示を見たあと(重文の四季花鳥図はとくに素晴らしかった)、
素晴らしい天気だというのに、昼間っからカラオケボックスへ。まわりにカラオケ好きがいないので最近はとんと行かなくなったけど、大鹿さんとはだいたい年に一回歌いに行っている。きょうは60〜70年代初頭あたりの懐メロを集中的に攻めた。

なべはとても美味しくできたし、久しぶりに会う人もいて、楽しかった。
大鹿さんのお孫さんたちがとっても大きくなっていたのにはびっくり。明日原宿デビューとか、、、もうそんなお年頃になったのか! 自分が小学生くらいのとき初めて原宿に行ったこと思い出しちゃった。あのころは憧れだったんだよなー、原宿って。

銭湯

アートラボトーキョー帰りに銭湯に行きました。
展示の準備中はシャワーばっかりだったのでずっと楽しみにしてました。
浅草橋周辺には3つくらいお風呂屋さんがあります。
今回行った鶴の湯は江戸らしく熱いお湯で、肩がすっきり軽くなりました。

明日は展示お休みです。

スマホに復帰

iPhoneからガラケーに戻って3年半くらい使っていたけど、最近は格安スマホも一般的になって来たので、ついにスマホに復帰(さっそく自分のイラストのスマホケースを装着してみた)。
両親の携帯のデータの管理なんかもわたしがやっていたので、同時に3台、同じ格安スマホに買い替えた。
iPhoneに比べると性能は落ちるけど、基本的にあんまりケータイ使わないし、そんなにたくさんアプリを入れたりしないから、これで充分。月額料金なんて、もはやガラケーと変わらないか、むしろ安くなっている。
ただ安い分サービスが不親切なので、年配でスマホデビューする人が自力で格安スマホに加入してセッティングなどするのはまず無理だと思う。いろんな会社が乱立してて、プランとかものすごくわかりにくいし。
 
まずは3台分の初期設定、最低限のアプリのダウンロード、データの移し替えをやった。
ガラケーからだからアドレス帳も移せないし、大変。
両親にはとりあえず文字入力とLINEのやり方を覚えてもらって、あとは少しずつだな。。。
母にはさっそく仕事に使える薬剤師向けのアプリを入れてと頼まれた。
父はグーグルマップ以外あんまり興味なさそうだけど、孫の写真を大きな画面で見れるのはいいんじゃないかなあ。

世界を知ること

アートラボの森下さんと菅間さんによるヴェネツィア・ビエンナーレの視察報告会を聞きに行く。
いろいろ面白かったけど、特に印象に残ったのは、アジアのアートと、欧米のアートとのパワーバランスが拮抗する時代がきたという分析。とてもわくわくする。
 
それから市川駅前の焼き鳥屋さんで高校時代のクラスメイトと女子会。
集まった6人のうち、偶然、2人がマンションの理事会長をしていた。
どうして理事長をやる羽目になったか、いかに理事長が大変か、自治会と理事会がどう違うか、災害にあったとき支援物資は自治会に分配されるので自治会には加入するべきである、などの話を拝聴。
だけど自治会費って老人会とか子供会への支出はあるけど、単身世帯は損だよねとか。
こういう、アートとかやってると出会わないタイプの友達がいるおかげで、世の中のことが少しでも垣間見れるので、ありがたいことだなあと思う。

今日あたり、うちの近所(@千葉)は桜が満開。東京より少し遅い。
玄関を出て徒歩1分のところにある桜並木は、いつもはほぼ人通りがないのに、平凡な住宅地にしては大勢の老若男女がそぞろ歩いていた。数日間しか咲かない花のためにこうやって並木を作るんだから、ほんとにみんな桜が好きなんだな〜と思う。
ただここの桜は、背景のどぶ川やらマンションやら老人ホームやらが邪魔で、いわゆる桜の名所といわれるようなところにはとてもじゃないけどかなわない。でも歩きながら花の枝が何重にも重なって背景が見えないポイントを見つけるのはなかなか楽しい。
この立体感や、揺れる感じ、光の加減を写真に撮ろうとしても無理だし、ましてや、絵に描くのは本当にむずかしいと思う。
ならばこっそりひと枝折って持って帰りたい衝動にかられるけども我慢する。
桜ってほんとに桜餅みたいな匂いがする。当たり前か。

桜並木の脇に、モクレンの花が咲いていた。
そういえば小学1年生か2年生のときに庭のモクレンを切ってもらって学校に持って行った。
当時、教室の花瓶に飾る花を、子どもたちが順番に持って行く習慣があった。それが当番制になっていた時もあった。
花を持って行くと、先生が丸いシールをくれて、一覧表に貼った。よく花を持って行く子は一覧表を見ればすぐわかるようになっていた。
子どもだったから、そんなものなのだろうと思っていたが、もやもやする気持ちもあった。
花を持って来た子を褒めるのはいいけど、それは親が育てた花なんだろうし、買ってまで持っていく必要はないし、持って行かない子がダメってことでもないし。
田舎だったので、当時は集合住宅が珍しく、庭や畑のある家に住んでいる子がほとんどだったせいもあるんだろうけど、いま考えると、ちょっと信じられないような話だ。

居留守

近頃、直火焼きタイプのホットサンドメーカー(バウルー)にはまっていて、いろいろ試してみた結果、今のところ、トマトとチーズのシンプルなサンドが一番気に入っている。

で、今日もホットサンドを作っていた。
片面につき3分くらい焼き時間がかかるので、手持ちぶさたになり、ふと、
「武具馬具武具馬具、三武具馬具、、、」
などど、早口言葉をつぶやいてみたのだった。
やりはじめるとつい真剣になって、何度も繰り返すうちにだんだん声が大きくなった。

すると、ちょうどそのとき、インターホンが鳴った。
モニターをみたら、知らない人だったので、居留守しちゃったけど。。。
玄関はキッチンのすぐ横なので、ブグバグブグバグ言ってるの、聞かれただろうなー。

春菊

去年の暮れ、実家ですき焼きを食べたときに、突然、春菊のおいしさに目覚めた。
もともと春菊は好きでも嫌いでもなく、興味もなく、自分で買ったことがなかったのだけど、すき焼きの最後に残った、春菊の茎の太いところに甘辛い味がしみこんだのをふと食べて、はまってしまった。
それからというもの、だいたい二日おきに一束くらいのペースで春菊を買って、たいていきんぴらにして甘辛く味付けしては、せっせと食べている。
ときどき、こんなふうに特定の食べ物にはまって食べ続けてしまう時期がある。
今までは、新玉ねぎとか、煮干しとか、ところてんとか、そうめんとか。。。
気分とか体調とかによって、なんかの拍子に、その食べ物とバイオリズムがぴったり合ってしまうのかもしれないな。
てことは、今、全く興味がないものにも、そのうちはまるかもってことだな。

鍋パ

友人と自宅で鍋。こないだの岩会で鍋パに味をしめてしまった。
というか9月くらいからほぼ毎日わたしは鍋物を食べている。
なにしろ作るのがラクだし野菜も摂れるし、展示の準備のときにはうってつけなので。
具はなんでもいいし、いろんな味付けができるから、飽きることもない。
好きすぎて、去年の韓国の展示では、鍋物の絵をいくつか描いたほど。
今日は豆乳鍋にした。なかなか美味しかった。

子どもの時からずっと広島カープファンだった友人は、去年カープの優勝が決まった日、ちょうどその試合を球場で生観戦していたのだそう。夏に会ったとき、こんど試合見に行くんだ〜と言っていたけど、まさかまさか、その日だったとは、、、ほんとに良かったねえ。。。

ただ、今日は昼間から曇ってて、寒かった。
こたつもホットカーペットも以前持ってたのは使わなくなって捨ててしまってた。
千葉に越してからは家にお客さんが来ることもあまりなかったし、わたしは寒さに強いらしく、ふだんは厚着すれば平気だったのだけど。。。
エアコンだけじゃ冷えるようなので、とりあえず、新しいホットカーペットを注文してみた(ちょうど、無印で値下げしてた)。
まあ、お部屋でヨガやるのにも使えるかなと。

10周年

岩清水同好会(略して岩会)の最初の会合は、わたしの最初の個展のすぐ後だったのでよく覚えていて、過去のブログによれば、2006年の12月22日だった模様。
つまり今年で10周年!ということで、きょうはメンバーのTさんYさんご夫妻のお宅で家飲み。クリスマスらしくディスプレイされたお部屋で、鍋を囲んで、音楽を聴きながらのんびりとくつろがせていただきました。
1回戦は塩味、2回戦は八丁味噌味で、おいしくてお腹いっぱい。やっぱり鍋はいいな〜。

この10年の間、それぞれに環境が変わったり、しばらく会わない時期があったり、メンバーの入れ替わりもあったし、、、あっという間のようでけっこう長かったなーって思う。
まさかこうして続いてるとはね。びっくり笑

楽しい夜

韓国の展示でお世話になったイナジンさんのお宅に遊びに行った。
まずマンションの玄関を開けて入るとすぐにもう一つ内扉があったのにびっくり。韓国式にリノベーションしたそう。
ご主人やお嬢さんといっしょにテーブルを囲み、シナモンの効いた豚バラ肉の煮込み料理やわかめスープなど、イナジンさんの美味しい手料理(しかも手作りのお皿に載っている!)をごちそうになったり、イナジンさんのアトリエやご主人の仕事部屋をのぞいたり、お部屋のあちこちに飾られたアートコレクションを見せていただいたり。お酒を飲みながら夜遅くまでいろんな話(お墓の話とか。。。)をして、そのまま泊めていただいた。
ほんとに楽しかった!
来年9月にアートラボトーキョー&アートラボアキバで同時にそれぞれ個展をすることになっているのだけど、その企画の打ち合わせもできた。来年も楽しくなりそうでワクワクする。