渋谷

用事のついでに渋谷に行った。渋谷に行くのは久しぶり。土曜の夜でもあり、さぞかし混んでるんだろうなと気構えていたのだが、なんだか以前より人が少なくて歩きやすいような感じがした。
井の頭線の「明日の神話」の前の通路のガラス窓から、外国人観光客が熱心にスマホでスクランブル交差点を撮影していた。びっくりしたのは、109-2の名前が変わってたこと。大学時代はあのビルの中の安い店でよく買い物していた。
しかしとくに行きたいところがあるわけでもなかったので、なんとなくドンキに入った。移転してたのも知らなかった。文化村の前にあった店舗に昔最初に足を踏み入れた時は、埃っぽくて、胡散臭い雰囲気で、ドキドキした覚えがある(いまはどこの町にもドンキがある感じで、珍しくもなんともないけど)。
新しい店舗は日本のチープな土産物がメインで、外国人専用のレジがあり、お客さんも外国人だらけだった。ふーん、こういうのが受けるのかあ、と興味深く眺めた。ソウルの南大門市場や、ラスベガスのお土産屋さんに行った時を思い出し、自分まで海外旅行に来たような気分になった。(地下の生鮮食料品売り場で、すごく大きなブロック肉が売られていた。あれは観光客向けじゃないと思うけど、、、いったい誰が買うんだろう?)

AI vs.教科書が読めない子どもたち

新井紀子著「AI vs.教科書が読めない子どもたち」を読んだ。
東大入試合格を目指したAIの開発は、MARCH(明治・青学・立教・中央・法政)ラインに達したあたりで中止された。その過程で明らかになったこと。
AIは、試験問題の文章の「意味」を理解することはできないので、単語の数や文章の長さなどのデータをたくさん集めて、確率・統計的な手法で、正解らしい答えを導き出していた。そんな機械的なやり方なのにMARCHレベルの成績を取れるということは、ほとんどの受験生はじつは問題文の意味を読み取ることができていないということだ、という話。
受験生にできないなら、ほとんどの大人もまた、文章が読めていないということになる。文章で正確に意思疎通をすることは、思われていた以上に困難なことなのだ。
今は、ネット上で文章だけでコミュニケーションをとる機会も多いのに、恐ろしすぎる。

で、わたしが大学に入れたのは、問題文が読めていたからなのだな〜、と改めて思った。
わたしは頭はそこそこ良い方だとは思うけど、あまり勉強しなかったし、学力は高くない。
本を読むのが遅い上に、記憶力が悪く、たくさんの情報をインプットするのが苦手。いくつかのタスクを同時進行でこなすことも全くダメだ。
そのかわり、文章のおおまかな要点を把握したり、意図を読み取ったりするのは得意だった。
わたしは入試問題と相性が良かったんだな。

引っ越し手伝い

明日は妹一家の引っ越しなので、荷造りの手伝いに行く。実家から両親も参戦。
この一週間は、ほぼ毎日妹宅に手伝いに行っていた。
急に決まった引っ越しだったので、決めなきゃいけないことや手続きなどが多すぎて、妹は見るからに睡眠不足で食欲もないみたいで、心配だった。
それでもなんとか夜までに目処がつき、出前をとって食べた後、退散。
引っ越し当日はそんなに人手は要らないから、わたしの出番はここまで。
両親は近くのホテルに泊まって、明日も引き続き、掃除や部屋の引き渡しなどの手伝いをする模様。
(これなら運送屋の荷造りサービスを使えばむしろ安上がりなのでは?と思ったけど、引っ越しシーズンの運送屋の人手不足が社会問題になってるしなあ。。。)

さつまいもごはん

最近、ごはんを炊くときはほぼ必ずさつまいもを炊き込んでいる(塩とお酒を少々混ぜて)。
さつまいももいろんな品種が出ていて、どれもとても甘いのだけど、いろいろ試した結果、「シルクスイート」で作るのが一番好みだとわかった。
おいもの質感ががなめらかなせいか、いい感じにごはんにからまってモチモチになって、超おいしい。

ブラティスラヴァ世界絵本原画展

千葉市美術館・ブラティスラヴァ世界絵本原画展を見に行く。
日本のイラストレーションと外国のイラストレーションを見比べる機会があると、いつも表現の違いをまざまざと感じる。
みんなそれぞれ個性的な作風があるのに、まとめてみると日本人の作品はほんとうに日本的だ。
絵は、言葉を超えて通じると言われることもあるが、やっぱり絵にもそれぞれの地域の文化に根差した文法のようなものがある。
だから当然外国といっても地域ごとにいろんな違いがあるわけだけど、ざっくり「外国」とくくってしまえば、外国の絵本はとても絵が細かく丁寧で、デザイン的で、きっちり作られている印象。あと、子供のためのものではない絵本が多い。
中国とか韓国の絵本には比較的親近感があった。

アートバースディ最終日

ギャラリーに行くと、小学生のお客さんとお父さんが声をかけてくれて、わたしの挿絵の本を見て来てくれたのだという。最近は児童書を出してなかったのでびっくり。こうして読み継いでもらえているのだなあと、とても嬉しかった。今回の展示中はほとんどギャラリーにいなかったので、ちょうどのタイミングで会えてよかった。
しかしアートラボは外見からしてキッタナイし、作家も18禁的な過激な表現をする人が多いので(今回はいつもよりはマシだったんだけど)、うーん、、、大丈夫だっただろうか。。。

それから、5年ぶりくらいに再会した俳人Aさんとギャラリー近くにあるモンチッチカフェに行き、いろいろとおしゃべり。なんか嬉しくなってついついたくさんしゃべりすぎたかもしれない。お庭でとれた金柑の甘く煮たのをいただいた(美味しかった)。

どうやらその間に、鍼灸師テルコさんが見にきてくれていたらしく、久しぶりだったのにすれ違いで会えず、残念。テルコさんはもうすぐ長野に移住することにしたそう。原田さんのいる松本にも近いし、秋の個展が終わったら絶対遊びに行くつもり。

今回出展したのは紙芝居だけだったので、せっかく来てくださった方々にはもの足りなかったかもしれない。個展のテーマはもう決まっているので、たくさん作品を描いて見ていただけるようにしたい。

紙芝居「あの子と白いコンビニ袋」

今日はアートラボでレセプションとパフォーマンスの日。
はじめて自作の紙芝居をすることになり、緊張した。星舟庭のときは3人だったし、原田さんと大鹿さんがステージに慣れていたので安心だったが、今回はひとり。
お話は、いつもわたしの絵に出てくる「あの子」の生活を紹介する内容(ストーリーを作るのは、本当に苦手なのだが。。。)にした。
紙芝居といっても、観客はみんな大人なので、わかりやすすぎず、可愛くなりすぎず、、、というのを考えたつもりなのだけど。

どんどん絵をめくってしまうので、わかりやすいように絵はできるだけシンプルに、シャープペンシルで描いたものに部分的に着色しただけにした。
読むのでいっぱいいっぱいで客席を見る余裕もなかったが、お客さんがみんなあたたかく見てくださって、なんとかやり終えた。12枚も描いたのに、上演時間は5分程度だった。
終わったあと、お客さんたちがいろいろ感想を言ってくださった。伝わったこと、伝わらなかったこと、見せ方が悪かったところなど、いろいろ反省したので、もしまたやる機会があれば、もう少しうまくやりたい。

他の方たちの踊りや演奏も、とても盛り上がった。
とくに森下さん・菅間さん・地場さんの3人組のライブペインティングと演奏のパフォーマンスは圧巻で、ノイズの大音量と、地場さんの雄叫び、出来上がった作品も異様にカッコよくて、観客も巻き込んでものすごいテンションだった。

みなさんがあまりにも迫力があるので、わたしの紙芝居はちょっと浮いてたかな、と思ったけれど、ちょうど箸休め的な感じにはなったようで良かった。
こんなにゆるくて馬鹿で愉快な大人たちと同じ空間にいられることが嬉しいなと思った。
今までやったこともないのに、紙芝居やりたいですと言ったら「いいよいいよ」とプログラムに入れてくれた森下さんに感謝。

東京的なもの

夕方、大鹿さんから電話があった。松本に移住した原田さんが上京して来ているのだという。アート・バースディの搬入で、まさに東京に行くところだったから、搬入をすませたその足で、二人に会いに行った。

原田さんに会うのは2年ぶりで、うれしくて駅前で抱きついてしまった。
大鹿さんちの近所のお好み焼き屋でさっそく馬鹿話をしながら、新入りの店員さんが、店主にあーだこーだ言われながら焼いてくれるのを優しい気持ちで眺めた(店主は月島出身で、子供時代のクラスメイトはみんなお好み焼き屋の子だったそうな)。

そのまま、大鹿さんちに泊めていただくことになり、馬鹿話のつづきをたっぷり。
本当に内容のない、くだらない話ばかりなのだけど、純粋な馬鹿話は、気の合う人としかできないものだと思う。腹筋が痛くなるほど笑い転げた。
世間話や、時事ネタ、人の噂話などは場数をこなせば身につくコミュニケーション・スキルだし、趣味の話は趣味が合いさえすれば誰とでもできる。馬鹿話は、それが純粋であればあるほど、誰とでもできるものではない。

原田さんは東京的なものに飢えているようだった。松本はかなり綺麗で文化的な街だけれど、それでも物足りないところがあるらしい。
最近松本にもイオンが出来て(賛否両論あったらしいが)とても賑わっているそうだ。東京の人は、地方がどこも同じようになっていくのは残念だと言うけれど、結局イオンは便利なのだ。地方の人たちは、そこにしかない個性を大事にするよりも、他の地域と同じになりたいのが本音なんじゃないだろうか。
そしてそのモデルは東京なんかじゃなく、もしかするとイオンの本拠地である千葉市のようなところなのかもしれない。
わたしは千葉市に住んでいる。千葉はよくダサいと言われるし、松本のような芸術を愛する雰囲気はあまり感じられない。住んでみてわかるいいところもあるが、基本的には自己主張が少なく、ほどほどに便利なニュートラルな街だと思う。

みんなと同じが嫌な人や、地方に居心地の悪さを感じる人は東京に出て行く。東京には綺麗なものだけじゃなく、猥雑なものや汚いものも溢れている。世界中でそこでしか買えないものを手に入れられるお店もたくさんある。それが本当に文化的ってことなんだと思う。
観光でお台場やスカイツリーに行ったくらいでは、東京の本当の力は理解できない。時間をかけて裏路地を歩き、自分で自分の宝物を見つけなければいけないのだから、むしろ不便なくらいだ。

わたしは東京に20年近く住んでいて、その間に自分の好きなものの芽を見つけることができた。いつも家にこもって絵を描いてばかりいたから、千葉に越してきても生活はさほど変わらない。ここは余所者がやってきて近所づきあいしなくても暮らせるくらいには都会で、住みやすい街だ(もちろん、長く住んでいる人たちにはいろんなつながりがあるはずだけど)。
ただ、ずっとこもって作業していると、無性に下北沢あたりをふらふら歩きたくなるときがある。時々は東京的な空気をチャージしないとダメなんだろうなと思う。

ドクターマリオ

年末年始は実家でのんびり美食三昧。
なぜか置いてあったニンテンドークラシックミニ(昔のファミコンの復刻版)に軽くはまってしまった。

ファミコンが流行りだしたころは小学校低学年で、つまりブームど真ん中世代だったのだけど、自分でやるより、近所の男の子たちが華麗に敵キャラをやっつけるのを傍で眺めるほうが好きだった。敵にやられるのが怖かったから。

復刻版のソフトのラインナップは、1983〜93年まで、計30種類もあった。でも知ってたのは初期のほんの一部だけ。83〜85年のものは全部見たことがあったけど、86年のものはタイトルを聞いたことがあるかな?という程度だった。そのころちょうど小学校高学年になって、放課後に男の子と遊ばなくなったというのがわかる。

今回はまったのはドクターマリオという、90年発売の落ちものゲーム。シンプルだけど中毒性があって、やってるとあっというまに時間がたってしまう。わたしは全く知らなかったけれど、主婦層から絶大な人気があったそうだ。そうそう、こういう敵キャラが攻めてこないゲームがいいんだよねー。

アニメーションスタンプ

久しぶりにLINEスタンプをリリースしました。アニメーションスタンプです。
https://store.line.me/stickershop/product/6042884

以前作った時は、自分ではLINEを使っていなかったので、いまいちよくわかってなかったのですが、今回は自分が使いたいと思うものを集めました。短いとはいえ時間軸のあるものを作るには、いつもとは脳みその違う部分を使いましたが、こつこつと作業するのは楽しかったです。
絵自体はすごくシンプルなものばかりですが、動きがつくとぜんぜん違った印象になります。動きのプレビューだけでも、ぜひごらんいただけたらと思います。

鏡餅とかクリスマスツリーのスタンプも入っていますが、ちょっとまにあわなかったな〜笑

アート・バースディ2019

毎年恒例のグループ展「アートバースディ」に参加します。
フルクサスのアーティストが、「100万年前の1/17にアートが生まれた」と言い出したそうです。当然根拠はないですが、毎年世界のあちこちのギャラリーでいろんなイベントが行われ、インターネット上で配信されています。

アートラボでも、1/15〜20に展示、17日のバースディ当日にパーティ&パフォーマンスイベントがあります。日本からの参加はおそらく今年もアートラボだけで、参加ギャラリーのなかで一番東の果てなので、イベントのスタートも一番乗りになります。

わたしは去年までは展示だけの参加でしたが、今回は紙芝居パフォーマンスをやろうかな〜と思っています。ただ、紙芝居といってもアートラボなんで、子供向けではないです(かといってオトナ向けにもできないですが)。
出演時間は未定です。わかったらお知らせしますが、いろいろゆるいので直前までわからないかも。
たぶん動画配信もあるはずです。

1/15〜20 15:00〜20:00 最終日18時まで
1/17 パーティ&パフォーマンスイベント

参加作家:アキラ・シモン/あめのいち/岩清水さやか/大和田登/河野麻実/河野さおり/菅間圭子/ケヴィン・ジョーンズ Kevin Jones/桜井貴/シャロン・ニューマンSalom Neuman/地場賢太郎/撫子凛/nibinibu/パク・ヒョンスHyunsu Park/三杉レンジ/三友周太/宮島永太良/村田いづ実/森下泰輔/unit 118/ほか

パフォーマンス:山田裕子/unit118(菅間圭子 地場賢太郎 森下泰輔)/加藤チャーリー千晴+村田いづ実 /菅間圭子/岩清水さやか/桜井貴/ショウジョノトモ/森下泰輔/大和田登

アートラボ・トーキョー
https://artlab-tokyo.com/

あけましておめでとうございます

2019年は、去年から準備していたものを少しずつ形にしていきたいと思います。
良い年になりますように。

10月にはアートラボトーキョーで個展をします(10/7〜20の予定)。
昨年は3月に韓国で二度目の個展をしましたが、日本ではできなかったので、決まって良かったです。
アートラボトーキョーにはふたつの部屋があります。2017年9月の個展は片方の部屋だけの展示でした(イナジンさんとのダブル個展という形でした)が、今年は両方の部屋を使います。
2018韓国個展で好評をいただいた、お店のシリーズの絵をもっと膨らませて展開したいのと、久しぶりに彫刻の制作もしたいと思っています。
詳細が決まったらまたお知らせします。

(この絵は年賀状に使った絵なのですが、思ったより発色が黄色っぽくなってしまいました。もうちょっと赤を強めにすればよかったなー。)



タグボート忘年会

わたしの絵も取り扱っていただいている、アート作品の販売サイト、タグボートさんの忘年会へ。今年は設立15周年だそうで、六本木の、東京タワーを見下ろすバブリーな広い会場で、盛大な会だった。
そういう場は苦手で、できれば行きたくないのだけど、アートラボ仲間のヨシナリさんが(強引に)誘ってくれたし、ほかにも知り合いがたくさん行くというので、年末の挨拶がてら出かけた。
大勢のアーティストが集まっていて、各自、小品の展示もできた。われわれは作品がないと何も始まらないので、これは嬉しかった。
ちょっと飲みすぎて最後のほう若干悪ノリしてしまった気もするけど、楽しかった。

SSL

ホームページのメンテナンス(SSL化)。安全な接続のしるしの鍵マークがきちんと出るようにしたかったんだけど、なかなかうまくいかなくて四苦八苦した。
サイト作りにワードプレスを使っているので、どこに原因があるのか、探すのがたいへんだった。

ついでに、長らくほったらかしにしていた、星舟庭のホームページのメンテナンスも。
ラストライブから、もう5年たつんだなあ。
久しぶりに聞いた名曲アルバムは、焚き火のイメージの曲が、冬にぴったりだった。

TFC55コンサート

東儀秀樹・古澤巌・cobaのジョイントコンサート(東京国際フォーラム)に行った。
芸風がまったく違う3人。そろって還暦だそうだけどとても生き生きしている。ドラムが入った曲が多かったけど、それは若干うるさかったかも。全員で演奏した曲よりも、それぞれのソロのほうが好きだったし、とくに古澤巌のバイオリンが素晴らしくて感動した。
まるでアイドルのように握手会もあるらしく、いろんな宣伝を織り交ぜたトークも熟練の技で、すごいサービス精神だった。客席の前のほうにファンクラブ?っぽい人たちが集まっていて、異様に盛り上がっていたのも印象的だった。
近くの席にかなりの高齢の女性が一人で聴きに来ていて、はじめて来たのだと言っていて、年を重ねても自分で好きなものを見つけて行動できる人って素敵だなあと思った。

ランチにKITTEの地下の「伊達の牛たん本舗」で食べた牛タンがすっっっごく美味しかった。いい1日だった。