英語

わたしは、英語が苦手で、どのくらい苦手かというと、「illustrator」というスペルを書くときいちいち辞書を引かねばならないほど。これがけっこうしょっちゅうなのだが、一向に覚えられない。面倒くさいが、この単語を間違うほうが恥ずかしいので何度も確認する。確認しなきゃというのが強迫観念になっている。

昔から、漢字は、ひたすらじーっとみつめて、ビットマップ方式で記憶していたが、この方式は英単語の暗記にはあまり向いてなかった。

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英語を話したいという気もさらさらなかった。というより外国人は外国語を話すというのが実感として理解できなかったのだが、昨年の個展のときに、2人連れの外国のお客さんにハウマッチと聞かれた。

もともと絵を売る気はなくて値段も決めてなかったし、ここは日本人らしく笑ってごまかそうと思ったのだけど、その方たちは、いったんドアをでてから相談してまた戻ってきて、こんどは筆談(!)で「Yen?」なんてきくので、さすがにこりゃなんか言わねばなるまいと思ってノットフォーセールと言った。

この話を友人Kにしたら「なんで英語話せないの?」と言われた。なんでって、そういえば、なんでわたし英語話せないんだろう…?

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で、とりあえず名刺の裏に英語の表記も入れようかなーと考え中。考えてないでさっさと行動しろよ、という感じもするけど。

動揺…

昨日のパーティに来て下さった、イラストの仕事を始めたばかりという方に、こんど作品ファイルを見てくださいなんて言われて、わたしは、正直、うろたえた。まだ、わたしも下っぱですから…。

他のイラストレーターさんの作品集を見るのは面白いけど、プロの作品なら、漠然とすごいなあとか好きとか嫌いとか感じるだけで、わたしには批評はできない。

絵でも本でも音楽でも舞台でも、作品=作者の世界観だと思っているので、こまかい技術的なことをあれこれ言っても仕方ないし、世界観が違うなら、違うことを認めて共存していくしかないのではないかと。

それに、世界観の独自性こそが売りになるので、同業者の意見を聞くより、他業種の人からのアドバイスを受けたほうがいいというのがわたしの考えです。

それに感じたことを言葉に変換するのは苦手なもので…。ゴメンナサイ。

名刺コレクター

用事があって銀座に出たので、伊東屋によってザ・チョイス大賞展を見た。80年代生まれが多いなあ…。そりゃそうだよな…。

それからイラ通展の後期(参加してませんが)のオープニングパーティへ。
イラストレーターの名刺はみんなとっても素敵なので、またたくさん集められてうれしい。 会うたびに違う名刺の方もいるし。

で、2次会へGO!
今日もいろいろと耳寄りなお話を聞けてラッキーだった。

春の嵐

イラ通展の搬出。春一番の雨風で傘の骨が折れた。

寒中見舞いは立春すぎたら余寒見舞いというらしい、へえ、のんき者はわたしだけじゃないんだなー、なんて思っていたらもうほんとに春になっちゃった。

誘惑

去年の大晦日に日記をはてなダイアリーに移してから、30日分の記事を書いたので、はてなダイアリー市民になった。市民になると、はてなのキーワードの編集ができるそうな。
「岩清水さやか」というキーワードはまだ登録されていないのだが、なぜか、ページだけはすでにできている。
自分で自分の項目を編集するなんてぶざまなことはしたくないけど、すごい誘惑だー…。

絵、音楽、小説

今日はイラ通展の在廊当番。
京都で活動されているイラストレーター、タケウマさんとご一緒だった。
わたしは、今、ミステリーズ!で石持浅海さんの小説の挿絵を描いているが、タケウマさんも石持さんの挿絵を描いていて、わたしの大学時代の同期、Ryu Itadani君も石持さんの挿絵をしてるそうだ。

3人のイラストの、ぱっと見てすぐわかる共通点は、下書きをパソコンに取り込んでフォトショップで仕上げた線画であること。つまり描き方が一緒ってことだ。でも作風はもちろん全然違う。Itadani氏はポップでエネルギッシュだし、タケウマさんはシックでおしゃれで、

わたしのは(   )で(   )だ。…空欄に適当な語句を入れよ。

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そうこうしているうちに、絵と音楽のコラボをしたいとおっしゃる方々が突然やってきて、わたしとタケウマさんのインタビューを録音して行かれた。
絵に音楽をつけて(!)、そのうちインターネットラジオで公開するとか…。楽しみ。でも、インターネットラジオって何ですか?

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で、夜はまたまたDRIFFSHOESのライブ(渋谷WASTED TIME)。
今回のドリフシューズはムーさんとA1さんの2人組になっていて、前より落ち着いた感じ。
「唯一のファン」に認定していただいたが、唯一のわけはないでしょう。今日はお客さんがいっぱい入っていたし、楽しかった。

DJ星野さんのパフォーマンスも久々だったし。
で、買ったばかりの前川さんの新刊「夏のしっぽ」にサインをいただいた。ただのファンじゃ。
大学の時の先輩が、ライブドアに転職して前川さんの携帯小説の担当をしてるそうだ。やっぱり世の中せまいのか?

夏のしっぽ

夏のしっぽ

    • 作者: 前川麻子
    • 出版社/メーカー: 講談社
    • 発売日: 2007/02/01
  • メディア: 単行本

料理でわかる深層心理(?)

料理をすると、すごくはっきりと性格が出ると思う。
わたしの場合、たとえば肉じゃがの材料がすべて手元にそろっていたとしても、お肉はお肉だけで焼き、じゃがいもはじゃがいもだけで煮っ転がし、玉ねぎはピクルスにでもして、にんじんはグラッセにして、そしてしらたきは嫌いなので食べない(というか買わないけど)という傾向がある。

肉じゃがは肉じゃがで、食べるのは好きだし、たまには作ることもあるし、肉じゃがに入っているしらたきなら食べられるのだが、自分で料理するならスッパリと素材別でいきたいのだ。
さらに、できることなら材料を一袋ぜんぶ使いきってしまいたい。「にんじん1/2本」とか「ねぎ5cm」とかいうのは気持ちが悪くてしかたがない。

手の込んだ料理はしないで保存食作りにはまるのはそのせいかなと自己分析。
単純に一人暮らしだからってだけかもしれないけど。
結論としては、、、塩分摂りすぎには気をつけようっと。

イラストレーターだらけの飲み会

今日はギャラリーハウスMAYAの装画コンペ展をのぞいてから、オーパ・ギャラリーのオープニングパーティ。
はじめのうちは名刺を交換したりしていたが、しだいに寒くなって、それに人がいっぱいになってくると、なんだか逆に気力がなくなって、途中からぼーっと大福を食べたりしていた。
でも2次会に流れてアルコールが入ったらがぜんエンジンがかかって、最終的にはなかなか楽しかった。

仕事だと描きたいものが描けないと言ってるイラストレーターさんが多いが、わたしはなぜかわりといつも好きなように描かせてもらってるので、そういう面ではめぐまれてるのかもなあ、とあらためて思った。
まあ、そもそも仕事じゃなきゃ描かないし、描きたいものもとくにないし。

層が厚い…

明日から表参道のオーパ・ギャラリーで開かれるグループ展、「イラストレーターズ通信原画展」に参加するため、作品を搬入。
今回は、去年『別冊宝島 僕たちの好きなゲド戦記』のために描いた絵を、PCで描いたため原画がないので、プリントアウトしたものを出品した(販売もします)。

会期を2回にわけて、50人くらいの作家が1点ずつ作品を持ち寄るわけだけども、なんちゅうか、イラストレーターというのは、いるとこにはたくさんいるもので、こういう状態を、「層が厚い」というのじゃなかろうか。
層の外にいる人から厚く見えるか薄く見えるかは知らないが、層のなかにずっぽりはまってしまうと、うーむ…。

いろんな作品がそろっているのでイラストに興味のある方は楽しめると思います。(わたしは12日の11~15時にギャラリーにいる当番になってます。)

僕たちの好きなゲド戦記

僕たちの好きなゲド戦記

  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: ムック

インクカートリッジ

プリンタのインクカートリッジ代はバカにならない。で、全色セットだと多少割安になるので時々まとめ買いする。

しかしブラックの減りが早いのはあたりまえとしても、どうしてなのかシアンだけがなかなか減らない。そしてシアンの箱だけがだんだんと増えていく。
わたしはたしかに赤とかオレンジとかの暖色系が好きではあるが、そんなに、青系の色使ってないかなあ???それともシアンってもともと減りにくい色なのかな。

マゼンタが余ってしかたない人とかいるなら交換してもらいたいものだ。
または同色3個組とかでインクを販売してほしい。

山桜

年末にひと枝買って、花瓶に入れっぱなしの山桜が、まだ咲いている。
花はほとんど終わりだけど、こんどは枝の先から勢いよく葉っぱが出て来た。
すごい生命力。日に日に大きくなる、うすきみどりの葉っぱを見るのは楽しい。

海辺のフルーツ

7~8年くらい前にニューオータニ美術館で見た、「海辺のフルーツ」という妙に可笑しいタイトルの絵が好きだったのだが、(可笑しくないかなあ。わたしにはツボなんだけどなあ。この無意味さというかひねりのなさが。なかなかこんなタイトルはつけられない。)画家の名前を忘れて、ずっとそのままになっていた。

さっきふと思いついてニューオータニ美術館のサイトを見たら所蔵品のリストの中にあった。アンドレ・コタボの絵だった。

メモ代わりに書いておこう…。自分で覚えなくても検索すればすぐわかる世の中だけど。

アフターエイト

わたしはミントチョコが好きなのだ。
さっきスーパーで「アフターエイト」半額、と書いてあったから、ちょっとその場で小躍りして、買いだめしようと手をのばしたら、ミント味のじゃなくて、がっかり…。

それでネスレのサイトを見に行ったらミント味は販売休止らしい。

なんでさ~。

今年は暖冬だというのに、いつもの年よりダウンジャケットを着ている人が多いが、ダウンジャケットを着ると、ほんとうに、「ああ、鳥って、すごいんだなあ…」

と感嘆の気持ちでいっぱいになってしまうのだった。

ケーキ、絵、音楽

“Konditorei SPIELEN”の紙袋のイラスト追加のため、ケーキをスケッチに行き、まだお店では出していないという、スフレをいただく。
たいへん不思議な食べもので、とても絵には描けません。

それから、樋上公実子さんの個展に行った(ピンポイントギャラリー)。
偶然なのだけど、わたしは樋上さんのお菓子のイラストが好きで中高生の頃、MOEに載っていたイラストをよく凝視していたものだった。

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それから、前川さんの現ご主人・ムーさんことナカムラテツオさんとそのお仲間の新バンド、DRIFFSHOESのライブ(渋谷WASTED TIME)。
ドリフだから5人組なのかと思っていたら4人組だった。
カッコよくて楽しくてあっという間に終わってしまったが、ブッキングを担当している前川さんはまだまだ不満みたいだった。(前川さんは、長さんの役はムーさんだと言ってたけど、じつは前川さんなのでは…。)
わたしは、すごくよいライブというのを見たことがないのでわからないが、DRIFFSHOESがめざすのはかなり高いとこなのだろう。
これを機にちょっとライブハウス通いでもしてみようかなと思ったり。