雑記帳」カテゴリーアーカイブ

迫力

大勢で打ち合わせしていて、わたしの意見が妙によく通るときがある。
自分の意見を絶対に通したいわけではないし、できればおとなしくしていたいのだが、同じことのくり返しで話がぜんぜん進まなかったりすると、ついつい発言してしまって、その意見がまたすぐ通ってしまうのだ。

そういうときのわたしの意見は、自分でもけっこう説得力があると思うけど、それ以上に、わたしは生まれつき迫力があるらしく、まわりが気圧されているのがわかる。
でも説得したいわけではないので、意見が通ると、逆にがっかりしたりする。

たまに勘違いされるけど、わたしはいわゆる姉御肌でもなくて、さほど面倒見はよくないので、ついていきますとか言われても困ってしまう。

自分の意見をしっかり持っていて、しかもわたしに気圧されないタイプの人と話すと、気楽にしゃべることができて、ほんとうに楽しいなあと思う。

階段の恐怖

わたしは、駅の下りの階段がとても苦手で、階段を降りるとき(たいてい急いでいる)にちょっとでも小走りになると、「足がもつれてコケてごろごろ転がり落ちるわたし」の絵がまぶたに浮かぶ。

なんでこんな絵が浮かぶかというと、要するに何度もコケたことがあるからである(しかもけっこう派手に)。

わたしはもともと何もないところでもつまずいて転ぶたちなのだが、なかなか学習せず、何度も何度も同じことをくり返すので、ついに、うっかり自分の運動神経を忘れて走ろうとするたびに、まるで警告するかのように、おそろしい絵が頭をよぎるようになったのだ。

しかしその絵をふりはらうべく、マンガみたいに頭をぶんぶん振るからよけいに危ない気もする。

ブランド物

実家の母に頼んで着物を一式、送ってもらった。
その着物ケースの中に、帯やら足袋やらのあいだに挟まって、中華鍋が入っていた。
なにかのスタンプと引き換えにもらって、ずっと使わずにいたものらしいが、柄のところに黒々と「鉄人 陳建一」と書いてある。

これじゃあまるで陳さんの中華鍋を借りてるみたいだな。

第二回岩清水同好会

きょうは、岩清水Pさん&Sさんご夫妻のお宅にて、第二回岩清水同好会。
前回集まった4名に、うちの妹も加わり、計5名で味噌煮込み鍋。八丁味噌とギョウザがよく合って、とても美味しかった。

Pさんはフリーの音楽関係の方で、仕事部屋で作品を聴かせていただいた。
知らないものの強みで、いろいろ突っ込んでしまって、思い出すと冷や汗が…。
で、さらにこんなことを書くとほんとに生意気であれなのだけど、自分のいいと思う音を作りたいという切実さは、信用できるなあと思った。
でも面白過ぎてついつい長居してしまった。大失敗。

あの巨大公団住宅群の、無数に見える窓の明かりの中の一つに、友人が暮らしていると思うと、なんだか不思議な気持ちだ。

着付け

今日は着付けの体験入学に行った。
わたしは時々いろんな体験入学に行っているが、着付けはちゃんと習いたい。友人から聞いた話などを参考に、器具を使わない、手結びを習うことにした。
着付け教室は、いろいろな小物を買わされるとか、悪い噂を聞くこともある。
でも、今日行ったところは和やかな雰囲気で、なかなかよさそうだった。先生もびしっとして格好良かった。
体験入学って何をやるのかと思っていたら、まず小紋の着物を着せてもらって、あとは他の生徒さんたちが豪華絢爛な帯結びをするのをじろじろ見学していた。あそこまでできるようにならなくてもいいけど、面白そうだった。
いちおう他の学校にも行ってみてから決めるつもり。

バイオリズム

鯰江光二さんの個展におじゃました(ギャラリーハウスMAYA)。
絵ももちろん素敵だけど、とにかく作品数が多いのに圧倒された。驚異的。

その後、イラストエージェントのクリ8さん主催の、グループ展(6/19~24)の説明会に参加。
ほとんど初対面のイラストレーターさんばっかりだったが、楽しみだ。

***

自他ともに認めるひきこもりのわたしではあるが、今年は春の訪れとともに、4年に一度の「お友達ふやそうモード」に突入した。
過去を振り返ると、’91年(高校入学)、’95年(大学入学)、’99年(ノストラダムス)、’03年(独立)、そして今年と、はっきりと4年周期でテンションが高くなるバイオリズムがあるのだ。

この年にがんばりすぎると、躁状態みたいになって、後でどーんと落ち込むので気をつけなければならないが、なんにせよ、今年のわたしはいつもとはちょっと違うぜ。

英語

わたしは、英語が苦手で、どのくらい苦手かというと、「illustrator」というスペルを書くときいちいち辞書を引かねばならないほど。これがけっこうしょっちゅうなのだが、一向に覚えられない。面倒くさいが、この単語を間違うほうが恥ずかしいので何度も確認する。確認しなきゃというのが強迫観念になっている。

昔から、漢字は、ひたすらじーっとみつめて、ビットマップ方式で記憶していたが、この方式は英単語の暗記にはあまり向いてなかった。

***

英語を話したいという気もさらさらなかった。というより外国人は外国語を話すというのが実感として理解できなかったのだが、昨年の個展のときに、2人連れの外国のお客さんにハウマッチと聞かれた。

もともと絵を売る気はなくて値段も決めてなかったし、ここは日本人らしく笑ってごまかそうと思ったのだけど、その方たちは、いったんドアをでてから相談してまた戻ってきて、こんどは筆談(!)で「Yen?」なんてきくので、さすがにこりゃなんか言わねばなるまいと思ってノットフォーセールと言った。

この話を友人Kにしたら「なんで英語話せないの?」と言われた。なんでって、そういえば、なんでわたし英語話せないんだろう…?

***

で、とりあえず名刺の裏に英語の表記も入れようかなーと考え中。考えてないでさっさと行動しろよ、という感じもするけど。

誘惑

去年の大晦日に日記をはてなダイアリーに移してから、30日分の記事を書いたので、はてなダイアリー市民になった。市民になると、はてなのキーワードの編集ができるそうな。
「岩清水さやか」というキーワードはまだ登録されていないのだが、なぜか、ページだけはすでにできている。
自分で自分の項目を編集するなんてぶざまなことはしたくないけど、すごい誘惑だー…。

料理でわかる深層心理(?)

料理をすると、すごくはっきりと性格が出ると思う。
わたしの場合、たとえば肉じゃがの材料がすべて手元にそろっていたとしても、お肉はお肉だけで焼き、じゃがいもはじゃがいもだけで煮っ転がし、玉ねぎはピクルスにでもして、にんじんはグラッセにして、そしてしらたきは嫌いなので食べない(というか買わないけど)という傾向がある。

肉じゃがは肉じゃがで、食べるのは好きだし、たまには作ることもあるし、肉じゃがに入っているしらたきなら食べられるのだが、自分で料理するならスッパリと素材別でいきたいのだ。
さらに、できることなら材料を一袋ぜんぶ使いきってしまいたい。「にんじん1/2本」とか「ねぎ5cm」とかいうのは気持ちが悪くてしかたがない。

手の込んだ料理はしないで保存食作りにはまるのはそのせいかなと自己分析。
単純に一人暮らしだからってだけかもしれないけど。
結論としては、、、塩分摂りすぎには気をつけようっと。

アフターエイト

わたしはミントチョコが好きなのだ。
さっきスーパーで「アフターエイト」半額、と書いてあったから、ちょっとその場で小躍りして、買いだめしようと手をのばしたら、ミント味のじゃなくて、がっかり…。

それでネスレのサイトを見に行ったらミント味は販売休止らしい。

なんでさ~。

テレビ

テレビは最近はほとんど見ないので、押し入れに入れてある。
といってもべつにテレビが嫌いということではなく、会社員のころなど、終電で帰ってから眠れない頭をクールダウンするために深夜放送のカラフルな画面をよくぼんやりとながめていた。そういうときはできるだけくだらない番組がよかった。

頭をからっぽにしたいときに、テレビほど素晴らしい道具はない。
あのからっぽ効果は、世界を円滑に動かすために大いに役立っていると思う。真面目にテレビに関わっている人には怒られてしまいそうだけど。

***

ひとつの作品としてテレビ番組を見た場合、「やらせ」とか「演出」とかってほんとうに微妙な難しい問題だなと思う。間違えることもあるし、嘘でも面白いものは面白いし。
現場にいて、そこらへんの感覚を麻痺させないでいるのは相当大変だろうな。

テレビドラマだと作り物として受け止められるのに、ニュースやバラエティだと本当のことのように思ってしまうのはなぜだろう。
頭がからっぽになっている時だから無防備になっちゃうのかなあ。

テレビはとくに大きなお金が動くから薄気味悪いし、どこにだってうさんくさいやつはいる。
テレビで見るものはつねに他人の視線(カメラ)を通したものなんだから、まずはその他人を信用するかしないか自分で判断しなければならない。ただやみくもに信じるのではへんな宗教と同じだ。
そういう意味ではふつうの人間関係と同じことではないだろうか。

 

バカ話

昔からよく「さやかは紙一重だよね」といわれていた。

わたしとしては良いほうの意味にとらえていたのだけど、今となってみれば、あれはバカっていわれてただけだったんだな。

バカにはイヤミも通じないのだ。

保存食

保存食作りにはまった。
酢漬けとか味噌漬けとか醤油漬けとか、簡単なものばかりだけど、ちょっとしたかげんで味が変わって面白い。
そして今週のようにずっと家にこもっている時にはたいへん助かる。

歯医者

今日は幡ヶ谷の歯医者に行った。
おととしまで幡ヶ谷に住んでいたので、今もそのまま同じ歯医者に通っている。
事件の起きたところじゃないです。かなり近いけど。

油抜き

年末年始の食べ過ぎのせいで、昨日の晩あたりから胃がもたれて身動きができなくなり、丸1日断食した。おかげでスッキリ回復。