足湯

友人Kと沖縄料理屋で食事して、ノートパソコン(ibook)を借りた。
はじめてグァバ茶を飲んで、たいへん気に入った。
先日の整体の先生に、お風呂に浸かれないようなら足湯でも可と言われていたので、ここのところ毎晩パソコンにむかいながら、タライにお湯を入れて足湯をしている。

でも、うっかりすると仕事場(畳敷き)の足もとにお湯がこぼれてしまうので、今日はタライに大きなビニル袋をかぶせて、その中にお湯を入れてみた。お湯はくるぶしまでだけど、袋でひざ下まで覆うことができていい感じ。タライだけだと10分くらいでお湯がさめてしまうけれど、今日は30分たってもまだ温かかった。

ただこの足湯の欠点はとっても癒されちゃうこと。戦闘モードになかなか戻れない。
すごく汗をかいて、頭もぼーっとなる。今やってるのは単調作業だからなんとかやってるけど。
まるで健康マニアみたいだなあ。

目の人々 in NY

さて、来週の二日からわたしは自分探しの旅に出るのだけど、はたしてニューヨークに自分は居るのかどうか。たった6泊で見つかるかどうか。

飛行機恐怖症のせいで、行くかどうかずいぶん迷ったり、気が変わらないようにいろんな人に話して逃げ道をふさいだり、早めに作品を宅急便で送ってしまえば、本人はばっくれてもいいのでは…と思ったりしたが、もう宅急便も間に合わないし、自分で絵を運んで行くしかない。というかもう、飛行機が怖いとかいうよりも、作品が仕上がるかどうかでドキドキだ。

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今度の絵のコンセプト。
わたしの絵は見る人に「孤独」を感じさせがちのようで、母にまで「あんた寂しいんじゃないの?」と聞かれたりして、ちょっと心外というか、(まあ、絵は見る人が好きなように感じてもらえればそれでいいんだけど、)わたし自身は一人でいるのが好きでも、孤独というのはなんのことかよくわからない。

で、一枚の絵に一人の人物だけの作品が多いから孤独な感じがするのかな?と考えて、今回は、一枚あたりの人物は少ないけど、何枚かつなげるとたくさん人がいるという形にした。(いつもは絵の画面が小さすぎるし、だいたい、人が増えると描くのがめんどうなのだ。)

これは先月見た鳥居清長の浮世絵に多少影響を受けている。夏の絵でもあるし。
ついでに、ふだんは無視している、遠近法を使ってみた。遠くの人が小さくなるだけだけど。と、言葉で書いてもなんのことやらさっぱりわかんないな…。

もし来月5日から24日まで、なんかの拍子にNYに行かれる方はぜひお立ち寄りください。

「クリ8NY展」
NYCoo Gallery 7月5~24日 火~土曜日/12:00~18:00
レセプションパーティー:7月6日(金曜日)17:00~19:00予定
橋本ポンセ/飛鳥馬俊介/EIZO/鎌田真由美/山田裕司/椎木綾子/高橋彩/植田由貴子/かとうくみ/内野勢津子/岩井里菜/岩清水さやか

展示番

きょうはギャラリーで展示番だというのになんで雨なのかしら。
最近どうも晴れ女パワーが弱まってきた気がして、なんかショックだ。
テーマが「ジャングル」なので、熱帯っぽくて面白かったけど。

雨なのでお客さんはまばらで、ヒマだったのでNY展の絵について考えてたら、すごくいいアイデアが出てきた。なんとかなりそう。
今回、作品1点だけなのにDMを出すのはなんだか気が引けてしまって、直接会った人に手渡ししただけだったのに、ブログを見たと言って来てくださった方が何人かいらっしゃった。
見ず知らずのブログ読者の方に直接お会いするのってどうにも奇妙で慣れないけど、どうもありがとうございました。雨で、平日だっていうのにものずきだなあ

こうして来てくださる方もいるとわかったし、やっぱりDMも出せばよかったかな…。
今回の絵はこないだ修理したばかりの古いプリンタで無理矢理出力したもので、データが重くて解像度を落としたので、ちょっと荒いのだけど、かえって、シルクスクリーンっぽいような面白い効果になったかもしれない。

途中まで一緒に展示番をしていた瀬知エリカさんは落語に相当入れこんでいるそうなので、今度連れて行ってもらう約束をした。
落語は、ずっと行ってみたいと思いつつなかなか機会がなかったのでうれしい。瀬知さんとは同い年だし、今回の絵の狙い的にも共感できたし、いろいろ話せて楽しかった。

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帰り、ついに携帯を買い替えた。5年2ヶ月使った。その前のも3年使ったし、携帯を持ったのが遅かったので、これでまだ3代目だ。こないだ遊びに来た専業主婦Oのデコデンに触発され、時間ができたらキラキラにしようと思って、シンプルな形のを選んだ。光り物には弱いのだ。

色について

『毒身』(すっげえタイトルだ…)の装幀イラストの色の確認のため、見本をお送りした。
いつも、デザイナーさんは色に敏感だなあと思う。
わたしの場合は、インクジェットプリンタが好きで使っていて、当然、印刷されたものとは全く発色がちがってしまったりするが、コントラストのバランスさえあっていれば、色はあまり気にならない。見る場所の明るさとかでも、色って変わってしまうものだし…。
それよりも形とか線の味なんかのほうがわたしのなかでは大事なことだったりする。

そういえば、宇多田ヒカルの歌詞で、曲名は思いだせないけど、「キーが高すぎるなら下げてもいいよ、歌は変わらない強さ持ってる」ってのがあってそれ聴いたときは、そうそう、そうだよね!って思ったな。

整体

腕が痛いので近所の整体院に行ってみた。先生に「すごくやりがいがありました」といわれた。
かなり歪んでるけど、施術するとやっただけ効果が出る、しつこくないタイプなんだそうだ。
悪いのは腕ではなくて腰だそうで、腰にはまったく自覚がなかったので驚いた。
痛くも気持ち良くもないやり方で、でも家に帰ってから気がつけば体が軽くなっていた。

注意されたことは

  • シャワーではなく湯船につかること。
  • パソコン仕事で座りっぱなしの時は、ときどき散歩に出るようにする。
  • 指をぽきぽきならさないように。
  • 冷たい飲み物はひかえる。

なるほど。しかし全部実行するのはけっこう難しいかも…。

ラッキョウその後

先月漬けたラッキョウは味見したらちょっと甘すぎたのだが、カレーといっしょに食べるにはちょうど良かった。
ラッキョウは大量にあるので、しょっちゅうカレーをつくることになりそうだ。

オープニングパーティ

今日はグループ展の初日。
昨日はパニック状態になっていてさんざんへこみまくったので、行きたくないな~と思いながら渋々パーティへ。
でも今日落ち着いて良く見たら、悪くなかったです。パーティも楽しかった。

他の参加者の作品はどれもステキですし、わたしのもとにかく手間はかかってるので良かったら見にいらしてください。
偶然なんですが、来月出る星野智幸さんの『毒身』(講談社文庫)の装丁画とテーマが少し似てます。

原宿ソーン・ツリーギャラリー 合同企画展 『ジャングル』
24日(日)まで 12:00~19:00(最終日は18:00まで)
わたしは金曜に展示番をする予定です。

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ギャラリーのオープニングパーティに出没する、「オープニング荒らし」なる人々がいる、という話を小耳にはさんだ。簡単にまぎれこめるし、タダでビール飲めるしおつまみもあるし、もしかしたら悪気はないのかもしれないけど、名刺渡したりもするし、怖いといえば怖い…。

てんやわんや

明日から原宿ソーンツリーギャラリーで始まる、グループ展の搬入。
今までに描いたことがないサイズで、てんやわんや。
わたしまだ二徹できるんだな…ということがわかった。
しかし、手間をかければいいものが出来るわけではないと反省。下描きの段階ではすごく良くなりそうだったんだけどなあ。でももう、どこをどう直したらいいのかわからなくなってしまったところでタイムアップ。
1年後くらいにまた手をいれたいと思う。

母のブログ

母からときどき来る携帯メールが、季節の話題やお出かけののレポートなど、なんだか日記みたいになっていて意外に面白いので、勝手にブログにしてみたらいい感じだ。(もちろん、わたし以外の人には閲覧できない設定にしてあるけど。)写真も入れたいところだが、残念ながら母の携帯にはカメラ機能がついていない。

…腱鞘炎のくせにこんなことやってていいのかねえ。

腱鞘炎

黄金の右腕が腱鞘炎で力が入らない…。
ピアニストみたいでかっこいいな。休めば治るんだけどな。
どのくらい力が入らないかというと、お箸は持てるのだけど、ラーメンを食べようとすると麺が重い。あと、右手で歯磨きがうまく出来ない。

今描いてる絵が、これまでに無くでっかくて細かいせいだ。
下描きができた段階では、気分が高揚してたのもあって、「わたしったら天才かも!?」なんてハッピーな気持ちになったりもしたのだが、そのツケなのかどうか、仕上げが異常に大変だ。来週の展示に間に合うのか?

そしていまだ手つかずのNY展の準備はどうなるのか?
まあなんとかなるだろうけどね!

フェイドアウト

わたしがある日なにかの拍子に死んだとしたらどうなるかな。
死んだあとのことなんか知ったことではないし、誰もそんなに困らないとは思うが、そのとき連載の仕事してたら連絡しないと迷惑をかけるだろう。

でも、それ以外の知り合いとか仕事関係の人とかには、できれば知らせないで、生きてるか死んでるかわかんない状態にしておいてほしいなあ。没年不詳というのにあこがれているので。

親しくしてる何人かには知らせてもらわないといけないけれども、わたしの交友関係は誰にもわからないだろうから、連絡先リストくらいは用意しておいたほうがいいんだろうな。

あと、ホームページは営業用のものだからぜんぶ削除でいいのだけど、もし家族がオンライン上に残しておきたいと思うならそれはそれでかまわないし、はてなダイアリーをとっておきたかったら、はてなダイアリーブックを作ってもいいし。
ただ、死んだらメールチェックできないのでメールアドレスは削除しなきゃならない。でもHTMLとかFTPとかわかるかなあ…。

パスワードやなにかは連絡先リストと一緒に残しておこう。
それと、うちは浄土真宗で、信仰するのはわたしにはちょっと無理ではあるが、親鸞さんの考え方はかなり面白いと思うので、浄土真宗でお葬式してもらっていいです。
お葬式は生きてる人のためのものだから、したくなかったらしなくてもいいし。
絵は、家族に持っていてもらおう(愛をこめて)。家族もみんな死んだあとのことは知らない。

プリミティブな感覚

最近、過去に描いたイラストの再使用のお仕事が何件かあった。
古いものは今から見るとやはり直したい部分が多く、ブラッシュアップの作業は欠かせないが、あらためて自分の作品と向き合うことが出来る、いい機会になった。

お仕事で描いているうちにどんどん線の感じが変わっていったのがわかる。
昔の絵は、本当にへたくそだけれど、独特の土臭さがあって、自分で言うのもなんだがパワフルだ。そこらへんの感覚を思い出せて良かった。

虫が嫌いな人は読まないでください

和風ポトフを作ろうと、昨日買ってきたダイコンを冷蔵庫から出すと、耳のようなものがついていた。冷えて縮んでいたが、しばらくながめているとツノがでてきたので、なめくじだとわかった。いっしょに買ったキャベツについて来たのだろう。

やさしくわりばしでつまんで、外に出してやった。
葉っぱのあるところに放してやりたかったが、なめくじは害虫なので、しかたなくコンクリートのとこに置いた。あとは自力でがんばってほしい。

で、ダイコンとキャベツはよく洗って、他の野菜も入れて、予定どおりポトフにした。
ポトフのことをよく「洋風おでん」と説明してるのを見かけるけれど、わたしの作ったのは和風ポトフであってけっしておでんではない。なぜなら練り物が入っていないから。

そういえば、セブンイレブンの独特のにおいはおでんのにおいだと思うのだけど、他のコンビニでもおでんは売ってるのに、どうしてセブンイレブンだけあんなにおいがするのかなあ。

メンテナンス

いつプリントできなくなるかとドキドキしながら仕事するのはイヤだし、さっさと直してしまいたかったので、プリンタを丸ごとボストンバッグに入れて、朝イチで新宿にあるメーカーの修理センターに運んでいった。
ちょっと古めのA3用の機種だから、大きいわ重たいわで、脇腹の筋肉がつりそうになった。

でも帰りは無印でキャリーバッグ(特大)を買ってみたらサイズもピッタリで、楽ちんだった。つい調子に乗ってダイコンとかキャベツも買ったらバランスが崩れてヨロヨロしたけど。

修理そのものは3時間くらいで終わった。

キャリーバッグは、来月NYに行くのでちょうど買うつもりだったし、頑丈で良かった。新しいプリンタも欲しいんだけど、それはまた今度だなー。

ああもう…

プリンタというのは、どうして、一番壊れてほしくないときに壊れるんだろうか。いや、正確には壊れたわけではなく、廃インクタンクが満杯になりかけてるだけなので、どうにか使えてはいるのだけれど、早めにメンテナンスに出さなきゃいけない…。