雑記帳」カテゴリーアーカイブ

ペットは細菌です

ぬか漬けって、熱帯魚飼うのによく似てる。
水槽では、魚自体よりも水質の管理が大事で、水質が悪くなると、必ずといっていいほど魚は病気になってしまうのですぐわかる。
水質をよく保つには、水中のバクテリアに元気でいてもらわなければならない。
そのためにエアレーションや、水温に気をくばる。

ぬか漬けは乳酸菌による発酵だから、乳酸菌が大事で、漬ける野菜は水槽の魚にあたる。乳酸菌には酸素が必要だから毎日かきまぜるし、暑すぎても寒すぎても良くない。
乳酸菌もバクテリアの一種だから似てるのは当然といえば当然だけど、魚が病気になった時に、水槽に塩やら唐辛子やら入れることがあるのも似てる。

軽い気持ちでぬか漬けをはじめてしまったが、熱帯魚を飼うようなものだと思えば、これから何年もかき混ぜ続けていけそうな気がしないでもない。
お魚のぬか漬けもおいしいもんね。秋だしサンマでも漬けてみようかな。

ご飯の友

先日母が送ってくれた新米は、もっちもちで、おかずがなくてもいいくらいだけど、最近ぬか漬けをはじめたので、さらにご飯がすすんで困ってしまう。

母はいろんな漬け物を作っていたが(にしん漬けとか)、ぬか漬けはしなかったので、わたしはぬか漬けの味はよく知らなかった。
なので、すでに発酵していてすぐに漬けられる糠味噌を買ってきてはじめた。
初心者なのでわからないことだらけだけど、少量だけなら意外に気軽かも。
漬け物がある生活って、なんか豊かな気持ちになれる。

閉店まぎわにスーパーに行ったら、生イクラが安くなってたので、さっそく醤油漬けにした。ますますご飯がすすんでしまうな。

リフレッシュ

今日は、あきさんと歌舞伎(昼の部)を観に行った。
最初の演目「竜馬がゆく 風雲篇」が意外に面白かった(亀治郎さんが超可愛い)。
一番のお目当て「日本振袖始」は、玉さまが福助さんに襲いかかるという、なんとまあ恐ろしい設定。。。でも怖いというよりちょっとかわいそうな感じだった。

それから、あきさんおすすめの文明堂のカフェと、三笠会館のイタリアンバールでおしゃべり(さすがにどちらもいいお店!)。
あきさんは2年前までウォール街で働いてた方なので、経済についての話も少し。
わたしはまっっったくの無知だから、突っ込んだ話はできなくて残念だけど、リーマン・ブラザーズがいかに業界内で評判が悪かったかとか、そういう会社にはやっぱりそれなりの人間が集まるものだとか、今回のアメリカの対応が、バブルがはじけたときの日本に比べていかに素早かったかとか。あまりにも遠い気のする世界でも、結局のところ人間が基本なのだということはわかった。

わたしが知りたいのはただ一点、「世界恐慌が起きたときにわたしのような貧乏人はどう行動すればいいのか?」だけど、できることは何もないようなので(そりゃそうか)、騒いでも仕方がない。

ただ、貧乏っていっても、こうしてときどき歌舞伎を観たり、お酒飲んだり、博多通りもんをお取り寄せしたりもできるんだから、豊かと言えば豊かだし、将来の心配ばかりしてないで、今の幸せは幸せとして十分味わっていたいなと思う。

わたしの髪型はショートカットがデフォルトで、いままでの人生の八割くらいはショートで過ごしてきたが、いつも短いのも飽きるので、たまには伸ばすし、今はだいぶ長くなった。

そしたら、このごろ、街を歩いてるときに、テレクラのティッシュをもらうことが多くなったような。。。

再会

先日ちょっと日記に書いた、大学の後輩でロンドンでダンスをやってるNが、ビザの関係で日本に戻っているというので、Nの彼と、友人Kと、銀座でちょこっとお茶。
こんな平日の昼間に急に集まれる職業ってすばらしい。

ずいぶん久しぶりに会うNは、すっかり体つきがダンサーらしくなっていてびっくり。大学時代に彼女がダンスを始めたばかりの頃の、ボーイッシュなイメージが強かったから。
ロンドンのスタジオで、たまたまレッスンを受けた振り付け師と意気投合して、その助手をしながら英語も覚えたのだという。そういう出会いって、あるんだよね。

Nの彼氏はスペイン人のゲームクリエイターで、秋葉原でゲームを買ってご機嫌だった。今はゲームの会社を立ち上げようとしていて大変、ということだったが、ゲームのこととかよく知らないし、どうにもこうにもうまく話しかけられず、つい昔の話や知り合いの話ばかりになってしまって、非常に申し訳なかった。

でもその彼の親戚のカメラマンが撮ったという、Nの舞台姿の写真は、なかなかセクシー。いかにも「外人が好む日本人」風のきっついアイメイクで、カッコ良かった。
好きなことやってる人はやっぱりいい表情してる。

このところずっと寝不足で栄養ドリンクのドーピングに頼っていた。栄養ドリンクは味が大嫌いなので普段はまず飲まないのだけど。
でも昨夜は頭が冴えて眠れず、友人Kに電話して、やっと先日観た芝居の感想を伝えた。友人Kの演出、楽しくて、とにかくすごく良かったのだ。

なのに本人は最近また鬱気味で、世界の誰とも繋がってる手応えがないなんて言っていて、そんなこと言われたらわたしはすごく悲しくなってしまうではないか。
鬱の人のケアも大事だけど、鬱の人の周りにいる人だって傷つく。いまどき鬱の人なんて珍しくもないのに。
傷はついても治るものだと思うが、忙しいときにはつい面倒臭いなあと感じてしまう。(逆にヒマすぎるとろくなことを考えないけど、そういう時間からなにかが生まれてきたりもするからわからない。)

わたしが世界との繋がりをなくしていたころには、友人Kの存在はありがたかった。

友人Kは鬱になると集中力が無くなって本が読めなくなるらしい。しかしそれはわたしにとってはいつもの状態なのだが。

それから、芝居と紙芝居の関係についてとか、肉じゃがと海軍カレーの関係についてとか雑談してたら眠くなった。電話を切った後、パッタリ倒れて、目が覚めたら16時間たっていた。

あーあーあー、「博多通りもん」が食べたい。あのべったべたの危険な甘さで、脳みそにガツンと活を入れたい。でもあれ福岡に行かないとお店では買えないんだよね…。
お取り寄せしちゃおっかな。。。

整体

牛塗りのあと、友達がやっている整体のお店へ。
このところたまりにたまってた凝りやらなんやらをほぐしてもらった。
やっぱり目と頭が疲れてるらしい。あと意外だったのは足。いつも座ってるからノーマークだったのだけど、足が弱ってたんだな…。

整体とかって変に神懸かり的な先生もいるが、わたしは疑り深いのでそういうのはダメ。
友達は悪いところを具体的に説明してくれたり、一緒に考えてくれたりして、なるほどと納得ができるので、わたしには合っていると思う。

閉店後、一緒に飲みに行き、2軒はしご。「日本再生酒場」と「ゆうちゃん」、どちらもいいお店。もうすぐ深川八幡祭りだそうで、飲み屋の話題もお神輿のことで盛り上がった。

彼女はまだ若いけど、勉強熱心だし、なによりも人柄がいいし、お店の将来がほんとに楽しみ。ちょっとうちからは遠いけど、、、わたしも深川に引っ越そうかなあー。

志奈ちゃんのこと

大学時代の友人で、信越放送の記者だった三好志奈ちゃんは、取材中にヘリコプターの事故で亡くなった。あれからもう4年たつ。
今日、損害賠償の裁判の判決が出たとの報道を見た。ご遺族は今も戦っている。がんばり屋だった志奈ちゃんとよく似ていると思った。
航空取材のあり方について(ご家族のホームページ)

志奈ちゃんは、わたしなどから見ると不思議なくらい屈託がなく、可愛くて、彼女が最初にサークルに入ったときには、男子連中が色めき立っていた覚えがある。
最後に会ったのは、卒業する前に、志奈ちゃんの住んでいたマンションで、同期たち何人かとお泊まり会をしたときだった。

たしかそのときに、就職が決まったという話を聞いたのだったと思う。
あの就職難の時期、文学部女子は最初から就活はあきらめムードだった中で、志奈ちゃんはいくつも内定をもらって、その中から信越放送を選んだのだった。
それからみんなそれぞれ忙しくなり、ほとんど連絡も取れないままになってしまった。

取材ヘリの墜落事故はあの後も無くならない。なんでそんな危険を冒してまで取材しなきゃならなかったのかと思ってしまうけど、亡くなったときも彼女のことだからきっと熱心に取材していたんだろう。
でも、あんなにあっけなく死んでしまったらだめだ。
事故が誰のせいであろうと、とにかく生き延びてほしかった。

ドライフラワー

こないだ妹にもらったブーケがこの暑さでひからびて 乾燥してドライフラワーになった。
でも乾燥しすぎてぱらぱら落ちてきてしまうし、わたしは薔薇の匂いが苦手なので、花びらをあつめて瓶につめてみたら、いい感じになった。
おしゃれイラストレーターの素敵ライフスタイルみたいで照れてしまうが、使ったのがインスタントコーヒーの空き瓶なのがわたしの詰めの甘さなのであった。

ポテンシャル

義弟の得意料理はカップラーメンなんだそうだ。
カップラーメンは、忙しい時とか、とにかくお腹がすいて、温かいものならなんでもいいというときにはたいへん便利なのだが、わたしはカップラーメンを上手に作れたためしがない。

3分とか5分とかの待ち時間の間につい気が散って別のことをはじめてしまってはっと気がついたら8分くらいたってたりするのだ。
これって気が長いのか短いのか。

カップ焼きそばなどは、ただでさえ茹で過ぎの上に、気が焦って麺をこぼしてしまったりしてさんざんになってしまうこともある。

上手に作れたカップラーメンってどんな味なんだろう?
もしかしてものすごく美味しかったりするんじゃなかろうか。

ラッキーデイ・アンラッキーデイ

子どものころは、雑誌の占いなんかで、「今日はいいことあるかも」「ついてない日です」「金運がよいです」なんて書いてあってもあんまりピンとこなかった。
占いが当たるとか当たらないとかいう話じゃなくて、ついてるとかついてないとかいう運気のアップダウンのイメージがなかった。基本的にいつもハッピーだったし、同じような毎日のくりかえしだったから。

でも最近は、ほんとについてない日というのがあるなあと思う。
もちろんすごくついてる日もあるのが面白いんだけど。

今週は月曜と水曜がアンラッキーデイだった。寝不足だとろくなことがない。

北京オリンピック行きたいなあー、チケット余ってるらしいし。
わたしが見てみたいのは「飛び込み」。中国人すごそうだし。
でも8月はテレビで見てる時間もなさそう。。。

今日は今度展示する絵の大型出力を注文するために五反田に行った。
親切そうなお店だったので、すこしアンラッキー気分から浮上できた。
JR五反田駅って初めて降りたけど、ボロっちくて妙にカッコいいんだなあ。駅のホームから見おろす景色がぱあっと開けていて面白かった。

帰りにパソコン専用の扇風機を買った。
USBでつなぐタイプのは頼りなさげだったので、ふつうの扇風機売り場で。タテ型の小さいのにした。音が静かで、目にもやさしくて、いい感じ。
これでうちの扇風機は、わたし用と、熱帯魚用と、3台めだ。

iMac掃除

iMacが過熱して電源が落ちてしまう件は、検索したら出るわ出るわ。そういえば買ったばかりの頃にそんな噂を聞いていたなあ。
パソコンのうしろに扇風機をおいて冷やせば大丈夫のようだけど、このままではわたしの目がドライアイになってしまう。

とりあえず中のホコリを掃除すれば治るらしいので、やっとパソコン仕事がひと段落ついたところで、電源落としてしばらく冷まして、さあ開けようとしたら、そういえばわたしのは手元にある工具では開けられない機種なのだった。がーん。
今は工具を買いに行ってる時間もないし、しかたないので手の届くところだけきれいにした。

妹の結婚式

きょうは、妹がお嫁にいった。
雨の予報だったけど、きれいに晴れた。

招待客は親族と親しい友人のみで、新郎の兄が司会をし、新婦の姉(わたし)がカード類を作り、キャンドルサービスもお色直しも長ーいスピーチも新婦の手紙もなしの、たいへんこぢんまりした披露宴だった。
でも会場も素敵だったし、七夕が誕生日の妹に新郎からサプライズプレゼントがあったり(気配りだねえ…)姉の目をさしひいても、なかなか小ワザの効いた、いい披露宴になったと思う。(結婚式ってあとからやった人のほうがよく練られて面白くなるよなー。)
いい思い出になったんじゃないかな。でも結婚式ってたいへんなんだねえ。

結婚式を最前列に並んでみるのははじめてだったので、なかなか迫力があったが、なにしろ端っこなので、肝心の新婦の表情がよく見えん(しかたないけど)。

わたしは例によって徹夜でウェルカムボードを仕上げて持っていったので、けっこう酔っぱらってへんなテンションになってしまった。ボードの写真撮るのもすっかり忘れてた。

親戚連中の「で、あんたはまだなの~」攻撃にさらされはしたが、もう何年も会ってなくて他に話題もないし、沈黙よりはよっぽどまし。
久しぶりすぎてちょっと不安だったけど、楽しくすごせた気がする。

妹は「ああお嫁さんなんだなー」ってちゃんとなじんでいたのだが、最後の花束贈呈のときに、壁際に並んで立っているのがうちの両親なのが、なんかすごくふしぎな感じがした。

披露宴が終わったあとボードの箱を届けに妹の控え室に行ったらお返しにブーケをもらってしまった。ありがたいのだが、わざわざブーケもらいに行ったみたいじゃん。。。

ところで、日本記念日協会というのが、7月7日を「恋の日」に認定したんだそうな。
でも、、、七夕伝説ってそういう話だったっけ?

子どものころは、織姫と彦星が一年に一度しかあえないなんてかわいそうな話、と思ってたが、このごろは、一年に一度でもあえるならけっこう幸せなんじゃないかと思う。
雨が降ってもカササギが川に橋を架けてくれるし、次の年もその次の年も必ずあえるんだから。

離れさせられた理由が「仕事をさぼるから」っていうのも、よく考えるとなかなかスゴイ。
もしや、ふだんはそれぞれ仕事に集中してたまに会うのが理想的である、って話なんじゃないか?あんまりロマンチックじゃない解釈だけど、、、仕事は大事だよなー。
まあ、妹夫婦にはバランスよくふつうに幸せに暮らしていってほしいものです。

霧が晴れた

一つはっきりわかったことがある。
おととしくらいから、ずうっとモヤモヤ考えていたことが、昨日、やっとクリアになった。わかってみれば、最初からそうだったのに、なんで気がつかなかったんだろうって感じ。
でも、わかったからってこれで良いわけじゃなくて、じゃあこれからどうしたらいいか考えなくちゃいけないのだった。

ようするに、わかったことというのは、ここには具体的には書かないけど、これからも一生考え続けなければならないということ、わたしの居場所はどんどん変化していくのだということ、ひっかかりのあるものはやってみないと気が済まないということだ。

いままでのわたしはちょっと楽をしようとしていたのだな。。。

電話

このごろ電話がへたになってきた。
会社員のころはしたっぱで毎日電話取りまくっていたので、「お世話になっております~」とか思ってても思ってなくてもすらすら~っっとしゃべれていたのに、今はろれつがまわらないでしどろもどろになったり、変な空白が入ったり、自分の名前を言い忘れたり。
それでよけいに電話っていうと緊張するようになってしまった。
しゃべってないと忘れるってのは、英会話とかと一緒なのかなー?