憧れは遥か彼方

また友人Kの芝居を観た。
さすがに4回も観ると台詞とか覚えちゃってるんだけど、それでも飽きさせないだけの力が作品にあったと思う。
あんなふうに大勢で作品をつくりあげるのってすばらしいなあ。それから、東京から見に来ていた絵本の編集者さんと飲みにいった。

わたしはまだ追い込みが足りてない。

明日は東京に帰る。

水分放出

いろいろ解説してもらったらまた観たくなってまた友人Kの芝居に行った。
昨日より盛大に泣いてしまった。えーん。

それから岩盤浴とカラオケ。

キラキラ

きのう、おとといはふつうに仕事。
きょうは友人Kの芝居をまた観て、最後の方でちょっと泣いちった。
あーあ、ほんとすごいなー。
それから友人Kと、K先生と夕飯(ごちそうさまでした)。

ああこうしちゃいられん。

大阪でっせ

新幹線に乗って大阪に来た。

わかったこと
●新幹線N700系の窓は角丸正方形
●新幹線700系の窓は角丸長方形(ヨコ長)
●新大阪駅の在来線ホームに降りるエスカレーターの手すりの色は黒
(半年前の自分に教えてあげたい。。。)

まず友人Kの作演出の芝居を観た。
感想は直接本人に言ったので、ここに書くことはないが、たいへん目の保養になった。
美しい人ってのは、ほんとに美しくてびっくりする。目を見張るね。
異常に理想の高い友人Kが、はじめて自分で気に入る作品を作れたと言っているので、それはなによりすばらしいことだと思う。

その後、友人Kは仕事に行ったので、わたしは十三在住のデザイナーMさんに会いにいき、鉄板焼き屋さんで飲む。
Mさんは前に会ったときには「大阪の江古田ちゃん」なんて言ってたのに、近々農家に嫁ぐことが決まったそうで(しかもお相手の両親と同居…すっげー)人生なにがおこるかわからないという話をいろいろ。
案外、デザイナーさんと個人的な話をする機会はないので面白い。

帰りに十三駅前の喜八洲総本舗でみたらし団子をお土産に買った。

明日からお出かけ

東京も桜の開花宣言がでたので、トップページのイラストを変えました。
ぜんぜん春らしくはない絵だけど、枯れ葉の絵のままにしておくのもね…。

明日から友人Kんちに行く予定なので、今年は関西でお花見かな。
ほんとは青春18きっぷでも使ってうろうろするつもりだったのだけど、仕事の調整がつかず、でもどうしてもどっかに出かけたかったので、友人K宅で仕事させてもらうことにした。
(スキャナもプリンタもあるから家にいるのとあまりかわらない)
月末までには戻りますが、なにか御用の方は携帯かメールでお願いいたします。

スロースターター

英会話スクールに通い始めて、適応力の無さを再確認。
わたしは、英語とかなんとか以前に、人の話を聞いてないんだな。日本語で指示されたこともするっと右から左だ。
自業自得なんだけど、それをカバーするためによけいな時間を使うので、勉強はいっこうに進まない、と。

子どもの頃からよく「人の話を聞いてない」と怒られていたので、自分が人の話を聞いてないことはよーく知っていたのだけど、じゃあどうしたら人の話を聞けるようになるのかは、いまだにわからない。

大人になってからは、話聞いてなくてもあまり怒られることはなく、いつのまにか誰かが助けてくれる(つまり迷惑をかけている)ので忘れがちだが、こうして学校とか行くとそういう欠陥が露呈してしまうな。

人の話を聞かない、本も読まない、テレビも見ない。…空気も読めない。
いったい今までわたしはどこからどうやって情報を得てきたんだろうか???

…そうだ、つぎはメモとかとってみよっと(←いま思いついた)

ペンタブレット

こないだ、日記に、わたしはペンタブレットを使わない、と書いて、
…あれっ、そういえばペンタブ使ってもいいんじゃん?とハタと思い当たった。
意外と気がつかないのだ、こういうことって(日記書いてて良かった)。

今まで使わなかったのにはいちおう理由があって、十数年前に最初にMacを買ったとき、同時にペンタブも買ったのだけど、なぜかほとんど使わないままになってしまったのだった(なぜなんだ)。
でもそのころはほとんど絵なんか描いてなかったし、ペンタブも、わたしも、昔よりずっと性能がよくなってるだろうし、そんなに手がしんどいならまた使うことを考えてもいいじゃないかと。

で、電機屋さんに行って試してみたらすごいらくちん。。。むう~
てか、手問題、これで解決なのでは、、、ばっ、ばからしいなー
道具が増えるのは嫌だけど、そんなこと言ってる場合じゃないので即購入。

マウスで描いてると言うといつもけっこう驚かれていた。
でも、今のわたしの絵がこんなふうなのは、マウスで描いてきた影響が大きくて、マウスの不自由さのせいで、よけいなものはできるだけ省く方向にきたと思う。
最初からずっとペンタブ使ってたら今とは全く違う絵を描くようになってたはず。

今は、以前にくらべたら絵も安定してきたので、(それでもオルゴォルの最初のほうと最後のほうではかなり絵が変わってしまったが)、これからペンタブ使い始めてもそこまで重大な影響は出ないと思うけど、どうかなー。

まず、描くスピード自体は断然速くなるのはまちがいないとして、、、描く枚数が増えるのか、一枚あたりに描き込む量が増えるのかは微妙なとこ。
わたしの場合、描き込みすぎると、繊細というよりは強迫的になっていくので気をつけないといけないな。

打ち上げどーん

きょうは「オルゴォル」の打ち上げ。
朱川湊人さん、編集者Aさん、単行本の担当Kさんと、銀座「楼蘭」で円卓。(これから掲載開始の新聞もあるので、単行本になるのは来年だそうです。)

朱川さんはこのブログを読んでくださっていて、お会いするなり「英会話始めたんだって?」と圧力をかけていただく。
しかも大阪人らしく天丼で。。。ううっ、まだ2回しか行ってません。。。

8ヶ月の連載はたしかに大変だったような気もするが、そんなに大変じゃなかったような気もする。
反省点は多々あるけれど、、、ちょっとさみしくもある。
登場人物のヒゲの描き忘れには全く気づいてなかった。Ouch…

挿絵をさせていただいた作家さんにお会いするのは正直いっておそろしい。
でもきょうは、恥ずかしくなるほどベタ褒めしていただきたいへん恐縮だった。
わたしは褒められすぎるとかえって疑ってしまう性格なのだけど、朱川さんは携帯の待ち受け画像に使っていただいてるのだとか。。。マジで?
なんだかほんとにどうもありがとうございました。
(サエさんの絵、見返すと可愛いのが少ないな…もっとサービスしてもよかったかも)

お料理もとても美味しくて、どうもごちそうさまでしたー!

聴講

きょうは、ロフトワークさん主催の現代アート講座に行き、101Tokyo(アートフェア)の裏方のみなさんのお話を聴いてきた。
本業はキュレーターだったりギャラリストだったり様々だけど、それぞれ、すごく真剣にアートについて考えているのが伝わってきた。たくさんの人があつまって組織的にものを作って行くのってカッコいい。

同年代の人たちが社会の中で一定の役割を果たすようになってきている。
わたしひとりでなにやってんだろって思っちゃうけど。。。

聴講者は学生さんが多いようで、さほど目新しい話はなかったが、最後のほうの話に出ていた、将来アートに関わりたいのであれば、アート以外でも自分の得意分野のスペシャリストになって、外から関わるという道もある、そのほうがアート自体の幅も広がるから大歓迎、という話にはすごく同感。こういうことは本気じゃないと言えない。
これなら誰にも負けないってことを持てたら、強いよね。

あと、コレクターの、買った絵との付き合い方についての話も興味深かった。
自分は一時的に預かっているだけで死んだら他の人に渡るのだからと、できるだけ絵が傷まないように大切にする人もいれば、自分の買った物だから一緒に年をとっていくのがいいのだという考えの人、傷んだら新しいのに買い替えてあげるのも作家の利益になるのだと考える人、そりゃあいろんな考え方があるだろう。

わたしとしてはできれば大事に保管してほしいけど、一緒に年をとるというのも素敵な考えだし、何回も買い替えてもらったらありがたいのも確かだし、正しいとか正しくないとかじゃないんだけど。。。うむむ。。。

運動神経

今年もすべりこみで確定申告完了。
e-TAXは…今後Macに対応することはあるんだろうか?

先週は雑用に追われてあまり絵を描かなかったから、だいぶ手をやすめられたかな?と思っていたが、逆にすっかりなまってしまって、どうも思い通りに動かせない。
そして手の甲側の親指と人差し指のあいだが筋肉痛になった。
毎日描かないと調子が悪くなるって。。。ピアニストとか体操選手とかみたいだな。
絵を描くのにも運動神経を使ってるのだな。。。

Please help me…

きょうから、英会話スクールに通うことにした。
新宿まで週2のペースで出かけて行かなければならない。ひきこもり人間としては続けられるかどうかまったく自信がない。
なのでブログには書かないで秘密にしとこうかとも思ったのだけど…。
もしわたしに会うことがあったら、さりげなく、「あれ?英会話習い始めたんだよね?どう?」とか聞いていただければ、勝手にプレッシャーを感じて通い続けられるかもしれません。

それに学校は世界堂のすぐ近くなので、今後は世界堂に行くたびに、うう、英会話行かなきゃ。。。という重荷を感じるようになるはず。

英語は今までできるだけ避けてきたし、ホントに苦手なのだけど、それ以上に、、、ぶっちゃけ、わたしはガイジンが怖いのだ。
恥ずかしくて話せないんじゃなくて、怖くてアタマの中真っ白になっちゃうのだ。
そりゃナンセンスだってわかってるけどさー、、、怖いものは怖いんだもん。
でもこれはたぶん人見知りみたいなものなんだと思う。

とにかく習うより慣れろってことで週2コースにしてみましたさ。
グループレッスンじゃ他の受講生に頼ってしまうのが目に見えてるので、マンツーマンレッスンの学校にしましたさ。
もう一年分の授業料は払っちゃったし、モトは取りたいものですな。。。

手のメンテナンス

きょうは整形外科に行った。
1月に函館でマッサージしてもらったときに、「手根管症候群かもしれないから整形外科に行ったほうがいい」と言われたので。
手根管症候群と言ったら、二ノ宮知子さんが罹ったとニュースで流れてたやつですぜ。
のだめカンタービレですぜ~。。。

うわあ、すごいや!と思ってネットで調べたら、わたしの場合は手の甲側にしびれがあるのだけど、これは手根管症候群ではなさそう。
それに仕事が落ちついたら痛みもほとんど消えたので、そんなに心配はしてなかった。
でも、一番ひどいときは握力が弱くなって歯磨きができなくなったりしたし、近所の病院に手の専門医がいるらしいとわかったので、一応行ってみることにした。

そんなに待たされることもなく、手と腕のレントゲンを撮ってもらって、(レントゲン室内にガンプラがずらりと並べてあった、、、)骨にはとくに異常はないとわかって、まずはひと安心。
痛みがひどくなったらまた来てくださいと言われたけど、ほんとにひどいときには病院に行ってる余裕なんかないんだよー。

原因は明らかにマウスのクリック&ドラッグのしすぎ。
わたしはパソコンで絵を描くときはペンタブレットではなくマウスを使っていて、すごく軽いマウスを選んでるんだけど、疲れてくると、クリックひとつするのも苦痛。
OSXにした時に、試しにウインドウズ用のマウスを使ってみたことがあるのだけど、クリックを指一本でするのは絶対に無理だとわかって、Mac用のマウスに戻した。

でも忙しくなるといつも辛くなるので、なんとか未然に防ぐ方法を見つけたい。わたしの手も以前に比べたらだいぶ鍛えられたんじゃないかと思うけど、無理しすぎて手がダメになっちゃったら、歯が折れた野生動物みたいなもんだし、メンテナンスはちゃんとしておかないとね。。。
いい先生みたいだったし、とりあえず近所に病院が見つかって良かった。

新たまねぎ

フライパンを変えたら、たまご料理がきれいに焼けるようになった。道具って大事。
最近は新たまねぎを炒めたのに半熟たまご焼きをのっけて食べるのにはまり、二日にいっぺんは作ってる。新たまねぎって、、、美味しいなあ。。。

派遣より弱い立場で思うこと

年収300万だった元派遣社員が、年収200万の仕事に就きたくないと言うことについて。

イラストレーターで年収200万いってたらたぶんマシなほうなんじゃないかなと思う。
30代でも、アルバイトしてないと言うと羨ましがられたりする世界だ。中にはすごい売れっ子もいるけど、そんなのはもちろんほんの一握りだ。

でも、売れっ子じゃなくてもプロだから、ひとりひとりの絵に個性があるわけで、そうやって綱渡りの中でたくさんの人がイラストを描いてるおかげで、いろんな場面で、バリエーションに富んだイラストに触れることができるのだ。

つまり、もともとイラストレーターは全員でワークシェアリングしてるとも言える。
売れてる人はシェアしてないじゃないかとかそういうことではなく、やっぱり売れてる人は上手いし、ちゃんと売れてるだけの理由があるので、売れてない大多数のイラストレーターも、そういう人を目標に描き続けることができる。

だから、問題は年収200万っていうことではなく、目標を持てるかどうかなのだろう。
300万の仕事を解雇されて200万の仕事にしか就けないんだとすれば、その人には現時点ではやっぱり200万の価値しかないんだと思う。(お金に換えられない価値うんぬんは置いといて)

でも200万あったらぜいたくや貯金はできないけど一人ならギリギリ暮らせると思うな。少なくとも犯罪を犯したりするほど追いつめられることはないだろう。(家族を養うとか、病気とかだと200万じゃ暮らせないだろうけど、無い袖は振れないし、そういうほんとに困ってる人を守るのは国の仕事なんじゃないの?)

自分より稼いでる人と比較してうらやんだり、世の中に対して憤っても意味がない。世の中から収入を得る他に生きる道はないし、景気が悪いのはどうしようもないんだから、まずは今の自分が200万の価値しかないことを認めないと、再スタートできないと思う。

たとえば介護とか、仕事の大変さに対して報酬が少ないとかいうけど、他に仕事がないなら、とりあえずやってみたらいいのに。
やってみなきゃわからないことってたくさんあるし、その上で、300万の価値を認めてもらえるようになることを目標にすればいいのでは。

やってみて合わなかったらまた考え直せばいいんだし。
自分の本当の価値を世の中が認めてくれないなんてさー、高校生じゃないんだからさー、誰にも認めてもらえない価値なんて、もともとないのと一緒じゃん。

自分から働きかけなければ、その人の存在になんか誰も気づくわけがないのだ。
解雇されて心が傷ついてしまったということはあるだろう。でもだからって犯罪を起こしていいってわけじゃない。
少し休んで元気をとりもどして、大変だけどまた頑張っていくしかないんだと思う。

すごいもの観た

先週末は、宝塚花組公演「太王四神記ーチュシンの星のもとにー」を観た。
元のドラマのファンの母が観たいと言い出し(ヨン様ファンではないと言い張っている)、もの好きの妹も便乗し、3人で行くつもりでいたら、寂しがりの父もくっついてきた。

めくるめく韓流ドラマとめくるめく宝塚のコラボは、予想以上にすごかった。
めくるめきすぎて、面白いとか面白くないとかいう次元を超えていた。
元々長大な韓流大河ドラマのストーリーと大勢の登場人物をむりやりまとめた職人芸。めちゃめちゃ展開が速くて、疑問なとこがあっても、突っ込む間すらなくドンドコ進む。それでいて見終わったときにストーリーがちゃんと理解できているのが不思議だった。
ザッツ・レビュー。。。

あまりにも別世界のことすぎて心の底からどうでもいいお話だったし、カッコいいのか悪いのか、わたしにはよくわからない美的感覚ではあったが、ジェンヌたちは最初から最後の大階段までの2時間半、ステージ上を走りつづけていた。
これはマラソンだ。。。マラソンを観るのに近い感動をおぼえた。

ラスト、トップコンビが羽の生えたクレーンで飛翔するとことか、ものすごかったな~。
あれを本気でやってるんだから、皮肉とかじゃなくほんとに頭が下がる。

演劇はほとんど観たことがない両親も、満足してるみたいだった。そりゃそうだろう。多少は見慣れているわたしでさえ、驚きの連続で、口をあんぐり開きっぱなしだったもの。
母は1,750円もする「朱雀の神器ストラップ」をまんまとお買い上げしそうになっていた…。