12人のそりゃ恐ろしい日本人

劇団チャリT企画「12人のそりゃ恐ろしい日本人」(下北沢OFF・OFFシアター)を観た。
占い師Sさん&編集者Aさんのお友達の劇団。

チャリT企画は早稲田の劇研出身でもう旗揚げしてから10年以上たつそうで、学生時代から劇団名は知ってたんだけど、観なくていいかな~と思ってた、(当時早稲田に入った広末涼子を攻撃?したりとか、きわどい雰囲気だったので)それを今ごろになって観ることになるとは…。

すごい濃ゆい芝居だよ~と聞いていたけど、意外と観やすかった。
バンカラ☆ポップと言うだけのことはある。
10年前には観てないけど、10年の重みみたいなものはすごく感じた。

まず客入れの曲が「贈る言葉」、「春なのに」、尾崎豊の「卒業」、斉藤由貴の「卒業」、そしておニャン子クラブの「じゃあね」。。。ははは
尾崎豊って昔は大っ嫌いだったけど、今聴くとなんだか可愛らしい。

芝居の内容は裁判員制度、死刑、テロ、毒カレー事件、派遣村…、などを扱った社会派。
まだ公演中だからネタバレは控えるけど、前半は怪談じみた感じだったのが、だんだん現実と狂気の境がわからなくなっていくのがかなり面白かった。

きれいにまとまっていたけど、せっかく一般にも通じる大きなテーマを扱っているんだから、もっと大きな劇場でもっと派手に宣伝してやったら、もっとよくなると思うなー。(昨日が初日で今日は平日なのに、満席でキャンセル待ちも出てたみたいだし)

暗闇からのびる手

怪談本もう一冊、さっき偕成社さんから見本が届きました!
こちらも児童書、「放課後の怪談1 暗闇からのびる手」という本です。
1~5巻まで出た中の、1巻目の挿絵を描きました。表紙は他のイラストレーターさんの担当なのでご注意。

画家紹介とかいって自画像が載ってるんですが、実物より可愛めに描いた…だってほら、夢を売る商売だからさ。。。

5日か6日には店頭に並ぶようです。「恐怖の教室」とも並べて置かれるのかなあ~。

ではでは、2冊あわせてどうぞよろしくお願いいたします!

放課後の怪談〈1〉暗闇からのびる手

放課後の怪談〈1〉暗闇からのびる手

  • 作者: 田部智子,朽木祥,正道かほる,たからしげる,佐々木赫子,横山充男,日本児童文学者協会,岩清水さやか,今井ヨージ
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本

恐怖の教室

児童書「恐怖の教室」の見本ができてきました!

来月4日くらいに書店に並ぶそうです。教室のみんな、よろしくねっ!
みんなって誰? 、、、キャー!!!(笑)

…というわけで皆様どうぞよろしくお願いいたします。

あかね書房さんのサイトから予約もできます。
タタリの学校」よりさらにキモコワイです!

怪異伝説ダレカラキイタ?〈4〉恐怖の教室 (怪異伝説ダレカラキイタ? 4)

怪異伝説ダレカラキイタ?〈4〉恐怖の教室 (怪異伝説ダレカラキイタ? 4)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本

芸大+五美大・卒展見物記

きょうはまず東京都美術館で、芸大と、武蔵美の大学院の卒展を見た。
それから国立新美術館に移動して、東京五美術大学連合卒業・修了制作展を見た。(東京五美術大学というのは女子美・東京造形大・日芸・武蔵美・多摩美だそうな)

美大生の卒業制作になんでそんなに時間がかかるのかずっと不思議だったのと、先日、銀座芸術研究所の森下さんから、美大の卒展はとてもレベルが高い、なのにほとんどの人は就職したりして美術家にはならない、とくに上手い人に限ってみんなやめてしまうのだ、という話を聞いたので、いったいどんなものなのかと思って見に行ってみた。

こうして見ると、、、芸大生って、ずばぬけて上手いんだねえ~。
他の美大に比べてばらつきがないというか、なんだこりゃ、というのがいない。すごく気合いが入ってて、これなら時間かかるのもわかるわ…と思った。

五美術大学のほうは、すごい人はほんとにすごいのだけど、アイデアに技術が追いつかない残念な作品も多く、中にはちょっと気の抜けたのもあった。
でもまだ22歳とかそこらだもんね…。あれだけ大きなものを作るだけでも大変なのだ。
学風の違いもなんとなくわかった気がして面白かった。すごい作品数で疲れたけど。
油絵のでっかいのがドコドコ並んでるので油の匂いにやられて気持ち悪くなった。

こんな上手い人たちが大勢、毎年毎年輩出されているのか。。。少子化だってのに~
これがみんな絵描きになったらわたしなんかもうホトホト困ってしまうがそうはならない。
早熟だなあと思うけど、22歳くらいの時にしか描けないものもあるだろう。このままやっていくと変に熟練してつまんなくなってしまう人もいるだろう。

それに、一生で一つ作品を作れたら幸せなのかもしれないなー、とも思う。
その一つが卒業制作だって人もいるだろう。
一生で一回きりだと思うからこそできた無茶もあるだろうし、これでやりきってしまったという人もいるだろう。それはそれで素晴らしいことだ。
満足してやめてしまったとしても、そのとき作品に込めた気持ちの切実さは変わらない。

ずるずる引きずっていく業と、すっぱり昇華された業と、どっちが重いかはわからない。
続ける気持ちが無くなってしまったらいくら技術があっても仕方ないし、続けていくことこそが、才能ってやつなのかもな、、、とは思うが、引きずり続けていることを偉いことだなんて勘違いしちゃいけない。
上手い人ってのは、えてして絵以外のことも上手かったりするし、描かないですむならそのほうがいいし、まともな道に進めるならそのほうがいい。
そして、絵しか描けないダメ人間(笑)ばかりがずるずると残って行く、と。

一度はやめても、何年もたってから、美術の道に戻ってくる人もいるんだろう。

わたしがもし美大に行ってたら、上手い人に囲まれて自信なくして、たぶん今ごろ絵描きにはなってないと思うし、人生ってどう転ぶかわからない。

だいたい大学ってのは勉強するとこであって、職業訓練するとこじゃない。わたしの行ったのは普通の大学だったけど、覚えたことは今も役に立ってる。

だから今日の美大生たちがこれからどの道にすすんでも、勉強したことは、きっと、無駄にならない。。。このポリリズム。。。笑

だけどまた就職難だからこのまま美術やってっちゃう人が多かったりして?

と、絵のことばかり書いたけど、造形も面白かった。
こんないろんな材料を使いこなせるのにやめちゃうなんてもったいない、そのノウハウをわたしにおくれ~、と本気で思う人もたくさんいた。
いや、もったいないとか言いっこなしなんだけどね。。。

川越半日観光

きょうは、大学時代の友人Sちゃんと、川越に遊びに行った。
Sちゃんが、車出すよ~と言ってくれたので、のこのこと待ち合わせ場所に行ったら、いきなりベンツだし。それもツーシーターの、趣味的なやつ(笑)。
なんで川越かというと、川越市立美術館というところで、川越出身の挿絵画家、小村雪岱の展示があったので、日本画の心得のあるSちゃんを誘って見に行くことにしたのだった。

わたしは卒論のテーマにも小村雪岱をとりあげたし、今住んでる部屋も、雪岱の菩提寺が近いからという理由で決めた。

戦前の挿絵の原画はほとんど散逸しているし、今回展示されてた作品も多くはなかった。
それもほとんどは下描きだけだったけど、たぶん最も有名な作品のひとつ、「お伝地獄」の、真っ黒の波の間に女の足が見えている挿絵の原画があって、感激。
ものすごく細い面相筆の線と、墨ベタを塗りつぶした手の跡が鮮やかに残っている。
新聞小説の小さな挿絵のために、4倍くらいの大きさで描いているのだけど、あの繊細な線をつぶさずに再現していたのだから、当時の印刷技術もけっこうスゴイ。

ふだんはミュージアムグッズには全く興味ないのだけど、雪岱の、泉鏡花「日本橋」の装幀画を図案化したハンカチは買わずにいられなかった。
日本橋の装幀はホント素敵で、学生の頃、大学図書館に復刻版が置いてあって、禁帯出だったので、しょっちゅう書庫に入っては眺めていた(なんちゅう青春だ)。

あと今回は展示されてなかったが、やはり泉鏡花の「春昼後刻」の装幀も大好きで、国立国会図書館で見たんだけど、夢みたいにきれいだったなあ…。
少部数の木版による、雲母刷り+空刷り(エンボス)の、超豪華な、宝物としての本。
安くみんなの手に入るのも大切だけど、本が宝物だってことも忘れちゃいけないなと思う。

それから川越の蔵造りの町並みを見物。古くて重厚な瓦の屋根屋根はなかなか素敵。たぶん最近のことだと思うが、観光地化が進んでるらしく、けっこうな賑わいぶり。

いま、人力車が出てくる小説の挿絵も描いてるのだけど、あちこちにいる人力車のお兄さんたちは客引きに一生懸命でちょっと怖かったので、古い人力車が飾ってあるのをみつけて、車輪の金具とか細部を写真に収めた。

人気があるという鰻屋さんでお昼をいただき、名物のさつま芋のお菓子を買い、徳川家ゆかりの(川越は江戸から日光に向かう途中にあるので)喜多院を見学。
中庭の縁側でひなたぼっこ。梅がきれいに咲いていた。桜の季節はさぞかし。

杉浦日向子さんが、雪岱の絵は何度も線をなぞって描いてるようで粋ではない、江戸的ではないというような内容のことをどこかで書かれていた。
それはたしかにその通りで、粋というのとは違うしっとりしたところが魅力なのだが、「小江戸」川越の町並みをみると、ああ、雪岱は川越の人なんだなあと納得できる。

夕方には東京に戻り、銀座で降ろしてもらって、ザ・チョイス大賞展(伊東屋ギャラリー)を見物。今年は作品ファイルも置いてあった。
わたしが入選した頃なんて、ファイルにまとめられるほど作品持ってなかったなあ。伊東屋のメルシー券が2千円分以上たまっていて、何か買いたいが欲しい物がない。
ZARAで春物のワンピースを買って帰宅。

めでたい!

うううっ、、、

新聞小説「オルゴォル」の挿絵、240回、さきほど描き終わりました!
これでひとまず完結。。。はぁー。。。8ヶ月ですよ。。。
ウワサではこのあとまだ続きがあるらしいけども(オルゴォルZ?)

まあ、とにかくめでたい!!!
キッチンに飾ってあった桃の花も咲いたし、めでたいめでたい!
あー、カラオケ行きたいなあっ!!!

と、ここまで書いたら、日記を読んだ友人Kから電話。
友人Kもちょうどついさきほど、来月の公演の脚本を書き終えたとのこと。
なんとなんと。。。めでたいことよのう~
ふたりしてことほいだのであった。

友人Kは前回の公演のときに生まれて初めて胃痛を経験し、胃の使い方を覚えた今回はさんざん胃を痛めながら書いたようだ。
本人もなんだか自信ありげだし、本番の舞台を観るのが楽しみだ。

うれしい出会い

わたしと生年月日と血液型が同じ占い師・Sさんとは、メールをいただいてから2回ほどお会いしていろいろ話したり、占ってもらったりした。(生まれた時間が3~4時間違うだけで、ホロスコープはけっこう違っていた)

6月19日生まれって大物芸能人とかいなくてつまんないなーと思ってたけど大逆転だ。(太宰治が6月19日生まれだけど、生まれてすみませんの人と同じ誕生日って…)

Sさんはいろんな占いができるけど、タロット占いが得意だそうで、それはつまり、絵を見てそこから言葉をつむぎだすということで、わたしが小説に挿絵をつけるのとちょうど逆のお仕事をしてる方なのだ。

やっぱりバイオリズムが似てるのか、ふたりとも大学の哲学科で美学を専攻していたり、学生時代にわたしがSさんの劇団の旗揚げ公演を偶然観ていたり、いまのSさんの職場の系列の会社でわたしが過去にバイトしてたり、共通の知り合いがいたりと、妙に接点が多いし、まだ2回会っただけとは思えない感じ。

で、今日はその共通の知り合い・編集者Aさん(Sさんの劇団時代の後輩)と、Sさんとの約10年ぶりの再会をセッティングしたのだった。
劇団がらみの異常に濃ゆい話が連発で、笑いすぎて口が痛くなってしまった。。。

Aさんはたまたまグループ展でわたしの絵を見て声をかけてくださったのがきっかけで、今は友人Kもまきこんで絵本の企画を考えているところ(なかなか進まないけど)。

同年代で同時期に東京で演劇をやってたらどっかでつながってても不思議ではないが、こうやって出会った人が前向きで気持ちのよい人なのはたいへんうれしいことだ。

というかわたしこのごろなんでかわかんないけどあんまり嫌な人とは出会わないなあ。
忘れちゃってるだけかも知れないけど。

わたしは運がいいらしい。運がいいとSさんにもAさんにも言われた。自分でもそう思う。
Sさん曰く、運のいいときは誰にでも巡ってくるが、そのときつかめないと逆に悪くなるし、運気の悪いときもとにかくがんばってないと、運が巡ってきたときにつかめないとか。

そうか~。そりゃそうだよな~。

明日もがんばろう~。

そういえば、、、
前の前にすんでいた家の電話番号の下4ケタは0619で、誕生日と同じだった。
で、前の家(妹と同居してた)の電話番号の下4ケタは妹の誕生日と同じだった。

もちろん偶然。ふしぎ~
今の電話番号はなにも思い当たるフシがないのだけど。。。

わくわく!

今年もコンディトライ・シュピーレンさんのチョコいただいてしまいました~
ほんとにおいしいんです。うふふ…
でもバレンタインの時期だけしか食べられないので、食べてみたい方は来年まで待ちましょうね。
というか、ケーキ屋さんなので、ぜひケーキを食べてみてください!
もれなくわたしのイラスト入りの紙袋orビニール袋or包装紙に入れてもらえます~。

きょうは絵本の打ち合わせ。
去年から進めてるのとは別件(全然ちがう企画でよかった)。
なんか今まで描いてきた世界をもとにして、いい感じでいけそうな気配。わくわく!

LOVE WINTER TOKYO 2009

他のいくつかのギャラリーと連携してほぼ同時に開催している、「LOVE WINTER TOKYO 2009」というイベントの一環で、メインは、他のギャラリーの出展者も集まっての交流会でした。

『LOVE WINTER TOKYO 2009』
(原宿、デザインフェスタギャラリー)。 テーマ「大好き!」
2月14日(日)11:00~17:00(無料)17:30~ 22:00(レセプションのみ参加¥300、レセプション&交流会参加¥3,800)

もともと、おととし制作した立体を再出展するつもりで、新作はできれば出したいけど…、なんて言っていた。
2月になったら少し時間ができるかなあと思っていたけど、いろいろとやらなきゃいけないことがあったり、体調をくずしたりもしていて、結局、新作にはとりかかれないまま、当日になってしまった。

でも、挿絵の仕事が明け方までかかってしまったので、出かけるまで2時間眠るよりも、この時間になんか描いて出そうと思って、こないだ買って地塗りだけしてあった小さいキャンバス五枚に、アクリルガッシュで、超シンプルなイラストを描いた。
一本の線+人物のみのミニマムな絵。意外に成立しているかも、と自分では思った。

それを背中にしょって、わたしと同じ身長の立体を腕に抱えて、原宿の竹下通りを突っ切り(お店が開店する前の時間でよかった)会場のデザインフェスタギャラリーに無事搬入。ちょっと遅刻したけど。イベントはまったりした雰囲気で、他の出展者とだらだらとおしゃべり。

交流会では、80人もの作家とギャラリー関係者があつまって、お好み焼きをつつきながら、挨拶したり、名刺を交換したり。
こんないろんな人がいるとこに混ぜてもらえるのはありがたいと思う。
と同時に、この中に埋もれずに飛び出していかねばいかんなあとも思う。

ぼんやりあたま

きのうはいつにもましてあたまがぼーっとするなあと思ったら熱があった。
めったに熱などでないので、どうしていいかわからずふつうに仕事していた。

ここにきてようやく新聞挿絵のコツがつかめたような。気のせいかもしれないけど。

きょうはベランダの洗濯物がやけにブンブン回転してるなあと思ったら春一番だった。
もう春か。今年の冬はいまいち物足りなかったような。

プリクラ

新宿で妹と食事。新婚旅行(ハワイ)のお土産をもらった。
なんかへんなオブジェ。こういうものを喜ぶってわかってるのだ。

帰りにふたりでプリクラを撮った。
今どきのプリクラって、すごいんだねえ。。。
自動的に目だけちょっと拡大+アイラインくっきり+さらに美白。
これだけでかなり印象が変わる。
そのうえCGで好きにデコレーションできるんだけど、照れるのでおでこに「肉」とか描いたりしてしまった。

こんど仕事で顔写真が必要になったらプリクラで撮ろっかなー。

タタリの増刷

さっき、あかね書房さんから、怪異伝説ダレカラキイタ?(略して怪ダレ)第一巻「タタリの学校」図書館版(ハードカバー)の増刷が決まったとの連絡がありました!

わーい、やったね☆
関係者の皆様どうもありがとうございます!!!
こりゃ、お祓いはしないほうがよさそうですな~!

3月に出る第四巻「恐怖の教室」もこの調子でいけたらいいなあ。
ほぼ同じ時期に偕成社さんから「放課後の怪談」も出るのでそちらもね。
(しかしなんだか書名が似ててややこしいな。。。)

怪異伝説ダレカラキイタ?〈1〉タタリの学校 (怪異伝説ダレカラキイタ? 図書館版 1)

  • 作者: 加藤一,岩清水さやか
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 単行本

右手依存症

ああ、わたしホントに右手に頼って暮らしてるのだ。
右手を休めようと思ってもできない。

慢性運動不足で足とかはほとんど使わないというのに、この右腕の運動ぶりといったらどうだ。
右手で歯磨きをできない状態なのだが、全く使えないわけではなく、キーボード打ったり野菜を刻んだり洗濯物を干したりはできてしまうし、じっとしてテレビを見るとか、長時間本を読むというのが苦手なので、そうするとどうしても右手を使ってしまうのだ。

一番右手を使わないですむのは。。。やっぱり展覧会めぐりかなあ。
でも日曜は混んでそうだからいやだなあ。

その後、去年の暮れに買ったままのDVDがあったのを思い出し、鑑賞。
ドキュメンタリー映画「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」。
ヘンリー・ダーガーは、60年以上もかけて、誰かに見せるつもりもなく、10,500ページもある長編小説と、数百枚のすばらしい挿絵を描いた人で、アウトサイダー・アートの代表的作家といわれている。

いろいろ考えさせられずにいられないけど、まとまらないので感想は書かない。
ただ、「あー今年はよく働いた、ボーナスはないけど自分にごほうび!」と思って買ったのがこれってどうなんですかね。

非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎 デラックス版 [DVD]

非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎 デラックス版 [DVD]

    • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
    • 発売日: 2008/09/26
  • メディア: DVD

ひと休み

たっぷり寝たので、白目が白い。
来客の予定が中止になったのですこし時間ができた。

右手の使い過ぎで、なんだか握力が弱くなって、きのう電車のつり革につかまったらぶるぶる震えるほどだったので、来週末のイベント用に絵を描きたいところではあるが、今日はゆっくり休むことにしたのだった。
しかし、縫い目がほつれたビーズ枕をつくろったり、ブログ書いたり、下取りに出すMacのデータを消したり、結局、あれこれと雑用をしてしまう。

それに確定申告のことを考えると気が重い。。。

いまは甘酒を仕込み中。
先月、目の回るような慌ただしさの中、心のバランスを保つために、こっそり手作り味噌を作ったりしていて(すいません)、米麹を使ったので、その流れで。
甘酒作りって手間がかかるイメージがあったのだけど、炊飯器の保温機能を使えば簡単にできちゃうのね。

ギャラリーめぐり

今日は夕方から時間ができたので、ギャラリーめぐり。

カウパレードでご一緒した竹井千佳さんの個展(HBギャラリー)は、ちょっと意地悪ですごく可愛かった。ご本人も絵の中の人物みたいにキュートでした。

去年のDreaming展でご一緒した佐々木一澄さんの個展(オーパギャラリー)は、いろんな絵があったけど、超・超シンプルな、山とか川の絵が良かったなあ。

切手展(ギャラリーダズル)はとても賑やか。はじめて拝見する方が多かった。

それから自分用の小さいキャンバスを買いこんで帰宅。