停電

さっきお風呂場の掃除をしていたら、いきなり停電。
風呂釜洗いをしたり、棚を分解したり、かなり本格的に掃除してたのに、真っ暗。
ブレーカーのせいではなく、近所の家の電気も消えていた。

よりによって、いちばんイヤなタイミング。お風呂に入ったあとだったから服も着てなくて、とほうにくれた。
でも中途半端にするわけにもいかず、とりあえず懐中電灯のあかりで掃除を完遂し、湯沸かしはガスだけど、よくわからなくて怖かったので冷たい水のシャワーをあびた。

で、街灯はついていたし、東京の夜は明るいので、服を着てカーテンを開けて、電気がないとほんとに何もできないので、お茶菓子を食べながらぼんやりしていた。
復活したのは30~40分くらいたってからだったのかなあ。速攻でドライヤーを使った。

そのあと、ネットで停電について調べてみたが、よくわからなかった。
東京電力の停電の情報って公開されてないのかな?
最近は停電って珍しいけど、いざ停電となったら情報は欲しい。
うちの近所だけだったのかなー?なんだったんだいったい…。

悩み

このごろ、あたらしいマグカップが欲しくなって探しているのだけど、ほかの人が描いたイラスト入りのものを買うのもなんだかアレだし、イラスト入りじゃなくてちょうどいいのもなかなかみつからない。
じゃあ自分のイラスト入りのを作ってしまえばいいかとも思うが、自分で自分のグッズを使うってどうなのよ。手芸だと思えばいいのか。手作りグッズで暮らしを演出する主婦のように。
でもなにかが決定的にちがう気がする…。

ビビッとくるもの

今日は、また、妹のウエディングドレス選びにつきあった。
母はもう飽きてきていたし、わたしも30分ほど遅刻したが、けっして妹に対して冷たいわけではない。すでに、前回見たもので良いと、心の中で決定済みだったのだ(笑)。

とくに母は、一見穏和でひかえめなようでいながら、ふだん買い物をするときも、最初にビビッときたものをつかんで離さず、その後もずっと買ったことを後悔したりしないタイプ。
(父のこともそうやって選んだらしいが、両親はいまでも超仲良しだ。なんというか、とても稀なことだと思う。)

でも、今日試着してたドレスもとても素敵だった。
わたしも堪能したので、あとは妹しだい、というかもうどれでもいいと思う。

得がたいもの

最近になって気づいたことは、親友を持たない人はたくさんいるのだということ。
たとえば結婚しない人がたくさんいるのと同じようなことなのかなあ。
それくらい得がたいものであるらしい、親友というのは。
(親友がたくさんいる人もいるし、何度も結婚する人もいるし、いろいろだけど。)

なにものでもないなにか

今日は峰岸達さんのイラストレーション塾の展示を見に行った。(六本木、ギャラリー東京バンブー)まあ予想はしてたけど、レベル高っ!

ところで、さっきふと、そういえば、わたしはもともと、べつにイラストレーターになりたかったわけじゃなかったんだった、と思い出した。
自分で思いっきりイラストレーターと名乗っておきながらあれだけど。
いま、イラストレーターになったのは幸運な偶然がかさなったおかげで、(ただ待っているだけでは幸運な偶然はぜったいに起きないが)高校生くらいのときは「なにものでもないなにか」になりたいと思っていたんだった。
とくに絵にかぎらず、なんでもいいから、まだこの世にないものを作る人。

そのころは表現したいものなんてなにもなかった、というより漠然としすぎてまとめることができなかった。
表現したいものがないのに表現者になりたいというのは本末転倒ではあるが、ちょっと心理療法みたいなやり方だけど、とにかくやみくもに作ってみて、はじめて、じわじわと出てくるものに気づくことがあるのも確かだ。
いまは昔よりはうまくまとめられるようになったけど、小器用にまとまりすぎないようにしたい。

とはいえ、これからも肩書きはイラストレーターでいいんじゃないかな。
肩書きなんてなんだっていいけど、ないと困るし、だったらわかりやすいほうがいい。

雑用のパワー

わたしはタバコは吸わないが、毎日コーヒーをがぶ飲みするので、ときどき歯医者さんで歯をクリーニングしてもらう。(関係ないけど、去年NYの人たちと一緒に撮った写真ををあとから見て、ニューヨーカーの歯のきれいさにびっくりした)

それで、今日は歯医者さんに行った。
ずっと忙しかったので半年以上も行けなかったのだが、その間に、院内のインテリアの趣味がガラリと変わっていて驚いた。
まず入り口に大げさな電飾があって、待合室の椅子がソファになって、治療室にも、ところせましとステンドグラスのランプシェードが置かれ、ティッシュの箱カバーやら膝掛けの柄がいちいちクドめになっていた。
改装や模様替えというほどではないのだが、こまかく全然違う。
BGMも、軽めの映画音楽からクラシックに変わっていた。

治療のあとにおしぼりが出たりして、けしてイヤな感じではないのだが、なんかいろいろあったんだろうなあー、とついつい思いたくなるような変化だ。
単に雑用を仕切る人が変わっただけかもしれないけど、演出ってこういうことなんだなというか、雑用のパワーってすごいなと思った。

『花に聞く』展、搬出と、次回展示の予定

6日間は、いつもあっという間だ。今回も無事に終わってよかったよかった。
期間中、おいでくださったみなさま、どうもありがとうございました。

つぎのグループ展は、ちょっと間があいて、6/24~29、外苑前のギャラリーダズルさんでの「Viva ITALIA!」展の予定です。まあ、もしかしたらその間にもなにかやるかもしれませんが…。

ついでにホームページのトップ画像も、今回の絵に変更しました。
蓮の季節はまだ先なんですけどね。

在廊日

今朝は雨だったので出かけたくないなーと思ってたが、午後からはきれいに晴れた(でも冷たい風がびゅうびゅう)。
14時半くらいからずっとギャラリーにいた。
最後にあきさんがきてくださったので、そのまま近くのカフェでご飯を食べて、話しこんでてハッと気づいたら11時過ぎ。結局また終電1本前で帰宅。
あきさんはなんでも本気だから、話しててすごく楽しい。

命名

今回出展した絵に描いた人物は、おそらく、いまトップページに使ってる絵の、2008年のワンピースの女の子と同一人物だ。
あれもオーパさんで展示した絵(去年の「暦絵」展)だった。この子の登場する絵はわたしとしては明るい雰囲気になる。オーパさんは、風通しがよくて明るいので、それに影響されてるのかもしれない。

で、この白ワンピースにおかっぱ頭の女の子は、どうやら、わたしが冬場によく描く、青いコートに白マフラーのあの子とは別の人物のようだ。

もともと、わたしにはあんまりキャラクターって意識がなかったので、この子には名前はあるの?と聞かれてしばしば困惑したりしていた。(ただ、これは「わたし」ではない、という程度の認識だった)
名前をつけると、ふわふわ浮かんでる人をむりやり地上に引きずりおろすみたいな気がするし、みんなまとめて「目の人」って呼びかたでいいや、と思っていた。

でも、なんとなくキャラクター性があるらしいことが、ようやくわかってきたので、とりあえず、青いコートに白マフラーのあの子のことは「不思議ちゃん」と呼ぶことにした。へんかなあ?

白ワンピースの女の子の呼びかたはまだ考え中。今回の絵は「水玉」というタイトルなので「水玉ちゃん」でもいいんだけど、この子のワンピースは無地だしなあ…。
「はてなちゃん」じゃあはてなダイアリーのキャラみたいだし…。

キャラクターって、気軽に言うけど、すごく高度な概念だと思うなあ。

今回の絵はパソコンで描いて出力したもので、額なしマットつき6000円で販売してますが、初日に来ていただいた別のギャラリーのオーナーさんに「安すぎる」と言われたので、次回からはもう少し高めに値段設定しようと思います。
イラスト全体の相場とかいろいろ大人として考えねばならないことがあるようです。
実際この値段でもなかなか売れるわけではないし、絵の値段ってほんとに難しい。

わたしの場合は、絵の「出版権」を売ることで収入を得ているので、原画そのものを売る必要に迫られているわけではないし(そりゃ売れたら助かるけど)、グループ展は営業の一環なので、最初から、モトを取ろうという気もないのだけど…。
(安い値段で枚数を売ったとしても、よほどたくさん売れないとモトは取れない)
モトってのはようするにほとんどがわたし自身の人件費なんで、よけいなんだかわからん。
まあ、もし欲しい方がいらしたら、今回はお買い得です(笑)。

ゴーヤと水菜

ひさびさに、さし迫った仕事がない状況で、やっと脱力。
ゴーヤと水菜の種まきをした。

野菜はいつも水耕栽培用のプランターで育てている。たまに土が乾いたら給水すればすむのでたいへんらくちんなのであるが、採りたてを食べられるわりに、どうも味的にはイマイチな気がする。
手間ひまかけたほうが美味しくできるのは正しいことだと思う。
それでも、身近で生命が育っていくのは、なかなか良いものだ。水菜はともかく、ゴーヤはベランダでちゃんと実がなるかなあ。

花に聞く

築地本願寺といえばキリスト教テイストの混じったような変わった建築だけど、本堂には古いパイプオルガンもあって、定期的に無料で演奏会を開いている。
今日は、大鹿さんのお絵描き教室でご一緒している原田さんが、「ランチタイム・コンサート」をされるということで聴きにいった。(原田さん曰く、ここのオルガンは古すぎて弾きづらいらしいけど。)

ほのかなお線香のかおりの中、はじめてパイプオルガンを生で聴いた。カッコイイ!
最初は日本人の作った曲で、仏教を通り越して雅楽みたいな不思議ムード。
それからバッハ。バッハを聴いてると、とっちらかった感情が整理整頓されて、少しずつあるべき場所に収まっていくような感覚になる。
そういえば、中学生のときにはじめて買ったCDはバッハのオルガン曲集だったっけ。

それからオーパ・ギャラリーへ。
ほぼずっとお客さまが切れず、オープニングパーティが終わるまでしゃべり通し。
おいでくださったみなさま、どうもありがとうございました!酒井順子さんのコラムの挿絵を描かせていただいている「CREA」さんの、今日の編集部ブログにも記事をのせていただきました。ありがとうございます!

ギャラリーは表参道のあたりなのだけど、神宮球場方面から、プロ野球の開幕戦のすごい歓声が地響きみたいに聞こえてきて驚いた。夕方、雨が降ってきて、桜が散っちゃうかも!とやきもき。

帰りにはさすがにちょっと疲れて、寒くなって、なんとなくもの悲しい気分になった。
なんでかなあ。…明日からもっとがんばろうっと。

自画自賛

なんかすごくいい絵が描けたような気がするぞ…?
描き上げた開放感と、徹夜明けでテンションあがってるせい?
今回、けっこうリラックスして、題材をへんにひねらずに、短時間で集中して描いたのが、偶然いいほうにでたような。
水玉とか傘とか、わたしがよく描くモチーフなので、既視感があるかもしれないけど、わたしなりに珍しいやり方も入れられた。

桜がきれいに咲いてるもんだからさらにウキウキ、帰りにさっそく今年最初のお花見。
ふわふわの雲の中を歩いてるみたい。超ハッピー。

『花に聞く vol.4ー蓮ー』展、在廊日について

28日からの展示の在廊日、お知らせするの忘れてました。
いまのところ、初日28日の夕方15時くらいからと、31日の14時以降にギャラリーにいるつもりです。
ときどき抜けることもあるかもしれませんので、おいでになる方は、メールをいただければ、確実にいるようにします。

絵は、今描いてるとこです!!!わたしとしては、ちょっと珍しいパターンの絵です!

『花に聞く vol.4』-蓮- (表参道、オーパ・ギャラリー)。
3月28日(金)~4月2日(水)11:00~19:00(最終日17:00まで)

わはは

今日は大鹿さんのお絵描き教室へ。
マティスみたいに、チョキチョキ切り絵。無心になれて、とっても楽しかった。

フィギュアスケート世界選手権の中継、ビデオはめんどうになってとらなかったけど、夜なべして作った応援旗、ばっちり映ってた。わはは。
でもあんまり効果はなかったみたい。あーあ。